シャボン玉ピストル大騒動



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初公開日(参考)1977年05月
分類

長編小説

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シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)

2013年06月28日 シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)

発明家を夢見る家出少年が乗った夜行バスにはヴェトナム帰還兵から機密を携えた米国軍人、犯罪者まで乗り合わせていた。夢溢れるロードノベルの名品。 (「BOOK」データベースより)




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シャボン玉ピストル大騒動の総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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No.2:
(4pt)

残酷,それでも暖かさの残る物語

原題は『The Boy Who Invented the Bubble Gun』で,70年代の前半にアメリカにて出版,
日本では1977年に翻訳され,40年近く経った2013年に新訳で再文庫化されたのが本作です.

とある事情で家を飛び出した少年の旅と成長を描く,いわゆるロードムービースタイルで,
大陸移動バスに揺られながら,同乗する人たちの事情も織り交ぜていく群像劇の一面もあり,
時に楽しく,時に刺激的,そして時に切なく,旅特有の雰囲気を乗せてバスは出発,動きます.

バスとともに進む物語は,小さな少年の大きな冒険のようで,出会う人々とのやり取りは,
喜びや不安,多くの経験と感情を彼に与え,そして旺盛な好奇心とおませな言動の数々には,
思わず自分の子供時代を思い出し,懐かしくて恥ずかしい,不思議な気持ちが湧いてくるよう.

また,乗り合わせた人たちの大小,いろいろな事情も,多かれ少なかれ絡みはするものの,
あくまでも旅の中の一コマ,クセのない読みやすい訳も手伝い,気持ちよく流れていきます.

終盤,『大人への一歩』で済ませるには,あまりにも厳しいできごとが少年を襲いますが,
言葉はおろか,自身でも消化できない中,それでも思い出されるのは旅のことばかりであり,
ふとしたきっかけからすべてを受け入れ,あふれ出る感情を爆発させる姿は強く胸を打ちます.

彼の受けた行為は許されないものであり,期待される結末とも少し違うのかもしれませんが,
それでもわずかな光が差し,決して旅の前では見られなかったであろう姿がそこにはあります.
シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)より
4488194052
No.1:
(5pt)

そうきたか!ここちよい裏切りでした。

小さな発明家ジュリアン9歳は、シャボン玉ピストルの特許を取るために夜行バスに乗ります。
たった一人のバス旅行、道中さまざまな人たちが乗り合わせます。
 前半は、登場人物の紹介といった感じで淡々と流れていきますが、中盤にある事件が起こります。
そこからはもうノンストップ。一気に最後まで読んでしまいました。
 ほのぼの物語かと思っていたら、うれしい裏切りです。
 旅を通してジュリアンは大きく成長します。決して押しつけがましい物語ではなく、
読んだ後の余韻にしばらく浸っていたくなるようなそんなロードノベルです。
シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:シャボン玉ピストル大騒動 (創元推理文庫)より
4488194052



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