マチルダ



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初公開日(参考)1978年06月
分類

長編小説

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マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)

2000年05月31日 マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)

チャンスに恵まれない芸能エージェント、ビミー。彼のもとに転がりこんできた天才ボクシング・カンガルー、マチルダは、ひょんなことから世界チャンピオンをKOしてしまった!たちまち新聞社からマフィアまでを巻き込む大騒動が勃発!一匹のカンガルーに夢を賭ける男たち。その奇想天外な冒険とその意外な顛末を、痛快に、そして心優しく描くギャリコの傑作、ついに登場。 (「BOOK」データベースより)




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マチルダの総合評価:9.00/10点レビュー 2件。-ランク


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No.2:
(4pt)

ギャリコの作品としてはやや大人向き

甘いファンタジックな世界というよりは「男の子向け」の作品です。ポール・ギャリコの作品としては『ジェニイ』や『スノーグース』よりは『幽霊が多すぎる』に近い雰囲気だと思いました。でもマフィアがからんでくるあたりはマリオ・プーヅォ著『ゴッドファーザー』あたりを愛読している方には物足りなさが残ると思います。そういうわけで、あくまでも気軽に楽しむためのもの、という限定付きで星4つ。
マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)より
4488194036
No.1:
(5pt)

「マチルダよ、お前は何者なんだ?」

ひょんなことから世界チャンピオンを倒し、マフィアまで巻き込んで‥
ともすると安っぽく聞こえそうな筋書きが意外な方向への展開になるギャリコ風。”紳士のスポーツ”ボクシングを”純粋に”愛しているマチルダ。
対照的に人間はいろいろ考えを巡らせる。口ばかり達者なビミー、コラムの一言で有名人を動かすパークハースト記者、どこかユーモラスなマフィア”アンクル・ノノ”。
皆がみなそれぞれの思惑と計算、名誉をかけてマチルダに群がり、さらに勝手に走り出す。スポーツビジネスの泡の中、マチルダに必死で「正義」や「誠実」、「スポーツマンシップ」を
見ようとあがく人々を見るギャリコの目は時に皮肉で、時に優しい。読者も気がつくと、何やら思惑がありそうなビミーたちやビジネスの裏舞台に眉をひそめながら、
マチルダのチャンピオン戦に気を揉む自分を登場人物の誰かに見るかもしれない。
そして、そんな自分を少し仕方がない奴、と思うかもしれない。
けれども、素直に手に汗握って読むのがいいのだと思う-最後の顛末を楽しむためには。膨れ上がった騒動の顛末は、レビュアにはどこか映画「スティング」の爽快さを感じる。
ギャリコ風ほろ苦さと爽快さ-最近気持ちが硬直してるなと思った人に是非お薦めしたい。
マチルダの勇姿にやきもきし、最後に大笑いしようではないか!
マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:マチルダ―ボクシング・カンガルーの冒険 (創元推理文庫)より
4488194036



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