泥棒は几帳面であるべし
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とても楽しい本でした。 他のレビュアーさんが書かれている通り、キャラ小説というのか、好感度の高い主人公の目線で気持ちよく読めます。 アメリカの生活用品や日常の様子が細かく描写されて積み上げられており、そこから浮かび上がるアメリカの生活風景も楽しいです。 よい意味でライトノペルのような読み心地です。 | ||||
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本のあちこちに書いてあるのを読めばわかるあらすじや設定的な部分はまあ省くとして……。 主人公のマーティン・レイルズバックが、とっても特殊。でも良い奴。 ここまで変わった泥棒の主人公って、あんまり見たことない。 「善良で人殺しなんか絶対にしない吉良吉影」というか……。 「非暴力主義で引っ込み思案の始末屋ジャック」というか……。 「現実の人間なんで非合法になっちゃう、いたずらなしの妖精ブラウニー」というか……。 上記の表現で、マーティンのことが気になった人にはこの本はお勧めです。いやホントに。 潔癖症の完璧主義者なんだけど、べつにそれを他人には強要しないとこも素敵。しかも基本的にバカみたいに善良で(いや仕事は非合法なんだけどね)、その上、奥手で人見知りのお人好しなので、どうにも憎めない。 慎重で几帳面極まりない盗みの手口と、“お得意”の忍びこみ先の様子を語りながら、だんだんとマーティンの人となりがわかっていく構成も素晴らしい。 “事件”が起こるまでが少し長い気もするけれど、あまりに特殊な泥棒っぷりで退屈しないし。 “事件”が起こってからは、次から次へと“事件”が連鎖していくので、楽しいし。 ラストも幸せな気分になれる(もうちょっと、ローラの犬のことにも触れて欲しかったが)。 ちょっと、O・ヘンリー的でもあるかな。 いやあ面白かった。 | ||||
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悪いことしてるんだけど几帳面な主人公にふしぎに肩入れしてしまいます。こんな奇妙な泥棒って今までに読んだことがありませんでした。日本だったらスマップのクサナギ君でドラマ化したらいいんじゃないかなあ。 | ||||
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前の方も書かれていますが、最初はコージーミステリー(殺人事件)だと思って買いましたが、1件も殺しは出てきません。それどころか主人公のマーティンの徹底的にこだわっている『泥棒稼業』について書かれています。ほぼ一人称で話は進みます。 いっけん退屈そうでしょ?ところがこれが面白い!マーティンのこだわりに、なにもそこまでやらなくても…と思って読んでいたら、泥棒稼業以前にマーティンの性格が几帳面だったということが判明。ついでに潔癖症でもありました。庭の芝刈りをしたら芝刈り機をピカピカに磨いてしまうとか、トイレに入って手を洗ったら、出るときのドアノブは他の人が触って汚いから肩でドアを押して出られる所じゃないと入りたくない。とか。笑っちゃいます。 文章も読みやすいからスイスイ読めます。ぜひとも続編を読みたいけど、そうもいかないかな?たぶん読み切りです。 とっても面白いのでオススメします。ハッキングの知識もできるので防犯にも役立つかも…? | ||||
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ミステリーかと思って購入してしまったので、途中でそうではないと気がついてちょっとがっかりしたのですが、主人公の人柄や仕事(泥棒)へのこだわりなどに興味を引かれて最後まで読みきりました。読後感はなかなか良かったです。 | ||||
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