■スポンサードリンク


(短編集)

完璧な犯罪



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
完璧な犯罪: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)

完璧な犯罪の評価: 4.20/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

倒叙ものを集めたアンソロジー

鮎川哲也の短編アンソロジー。光文社から何冊かシリーズで出ているものの第5弾だ。

今回は倒叙ものを集めたアンソロジーになっていて、主にアリバイトリックに焦点を当てている。いかにして偽のアリバイを構築するか、そしてそれがいかに崩壊していくか、が物語のポイント。特徴的といえるのは、主人公(=犯人である)がアリバイトリックの案出に、本格推理小説を徹夜で読み込んで活用するといった描写が目立つあたりだろうか。ある意味、楽屋落ちというか、メタミステリに近い取扱いといえて、なかなか面白い取り組みだ。(フェル博士ほどではないにせよ。。。)

鮎川哲也コンプリートを目指すなら読んでおかねば、というところだろうか。
完璧な犯罪: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:完璧な犯罪: ベストミステリー短編集 (光文社文庫)より
4334765696

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!