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シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官
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シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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東京・葛西にあるトランクルームから女性の死体が発見された。腐敗が激しく、人相も死亡推定時刻も分からないほどだった。捜査一課の岩楯は、さっそく捜査を始める。大量のウジや蝿が遺体に集まっていたため、法医昆虫学者の赤堀が呼ばれることになったのだが・・・。法医昆虫学者捜査官シリーズ2。 私は虫が大嫌いだ。なのに、このシリーズを好んで読んでいる。虫の描写は読むと鳥肌が立つが、それ以上にこの作品には惹かれるものがある。 腐敗が進み死亡時刻を判断できない遺体。だが赤堀は、遺体に群がるウジや蝿などの種類から的確に被害者の殺害された日時を割り出していく。虫の生態が、被害者の状況を浮き彫りにしていく。その過程はとても興味深い。犯罪の動機や犯行手口には正直なところそれほどの面白さは感じないが、虫の生態を犯罪捜査に使うという設定には面白さと新鮮さを感じる。それは、前作の「147ヘルツの警鐘」を読んだ時にも感じた。「虫が犯人を教えてくれる。」まさに「虫の知らせ」だ。 また、今回のシリーズでは、岩楯と赤堀の微妙な関係も気になるところだ。 なかなか魅力のある、楽しめる作品だと思う。私の虫嫌いは直りそうにないが、めげずにこれからもこのシリーズを読んでいきたいと思う。 | ||||
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乱歩賞作家さんによる、法医昆虫学捜査官シリーズの第二弾。 新たにホラーの要素も加わり、サラリと読めました。 主人公の赤堀涼子は、昆虫学者で変わりもの。刑事と組んで事件を解決していくくだりは、どこか他でも聞いた感じ?でもこちらは昆虫ネタに終始しているので、その部分でのオリジナリティは強いかも知れません。当然虫嫌いな女子には、厳しい内容です(タイトルで逃げますが)。個人的には主人公が、もう少しステレオタイプを外れていたなら、もう少し入り込めたかも。 | ||||
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