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暗殺者グレイマン
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暗殺者グレイマンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全34件 21~34 2/2ページ
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半年ほど前に、友人から絶対に読むべきだと推されて読んだのが、「グレイマン」シリーズ第四作の「暗殺者の復讐」。 これは面白い! 昔の冒険小説の再来だと喜び、次に読んだのが、第一作の「暗殺者グレイマン」であった。 期待通り、素晴らしい冒険小説である。 小説のあらすじは述べないが、冒頭からアクションにつぐアクションで、息をつぐ暇もないというのはこういうこと! 一気に読み終えることを保証する。 今までの冒険小説の中で最強戦士の一人と言って良い主人公だが、ただ強いだけではなく、「正当とされる殺しか、道義的中立というカテゴリーで正義の側にどうにか収まっている殺ししか引き受けないし」し、本小説の冒頭にあるように、米国軍人の死を見逃すことが出来ず、更に上司に裏切られても彼の双子の孫の命を救うために、文字通り死地に赴く正義漢でもある。 また肉体的・技能的にスーパーマンであるというだけではなく、頭脳明晰であり、鋭敏な観察力と、それから得た情報を迅速にかつ的確に分析し、行動を起こすという能力を持つのだから、まさしく超エリート諜報員(暗殺者)と言える。 「ピルグリム」の「私」とは大違いである。 「僥倖」に助けられるという場面もあるが、人生は所詮実力だけで成功できるわけではなく、幸運に助けられながらも生きていくもの。 そう考えれば不自然なことではない。 更に詳細な描写が非常に魅力的である。 例えば、本文415ページには、「ジェントリーは、アルミケースの中身を出しはじめた。 多用途ベルトを腰にきつめに固定し、右太腿に吊るす拳銃のホルスターをつなぎ、左太腿にはナイロン製の弾倉入れを取り付けた。 「時間がない。 もう行かないといけない」 M4カービンの負い紐を首から左腕にたすきがけにして、小さなヘッケラー&コッホMP5サブ・マシンガンを銃口を下にして、ブルーのシトロエンから持ち出した金具で抗弾ベストに付けた。 太腿のホルスターにグロッグ19セミ・オートマティック・ピストルを差し込み、破片手榴弾二発をベルクロで抗弾ベストに固定した。 フィアットのフロントシートから衛星携帯電話を取り、腰のポケットに突っ込んだ。 三分とたたないうちに、準備が整った。」 、という具合である。 最後に、翻訳者が伏見威蕃氏であるので、おかしな訳がなく、安心して読めるのも重要な点である。 | ||||
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発生するイベントはご都合主義的だし 主人公が超人的すぎるし 予想通りの展開だし 派手なアクション映画のように 単純なストーリーではありますが、 とりあえずページターナー。 最後まで飽きずに読み通せました。 暇を見て、他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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「ボクの考えた世界最強暗殺者トーナメント!」を膨大な知識と筆力で描ききったスーパーバトルアクション。 史上最高のフリーランス暗殺者vs世界各国のエリート暗殺部隊という奇天烈ストーリーが成立した時点で、作者の勝利は確定した。 中二魂をくすぐられずにはいられないよね。 危機また危機で、ページをめくる手はノンストップ! 現実味はまったくないけど、細かいことはどーでもいいんですよ。 ワクワクさせてくれればそれでいい。 本作の敵は多国籍企業。今後はどうなるのかな、たった一人で合衆国を敵に回す!とかやってほしい。 | ||||
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最後まで息をつかせぬ展開です。が、あんなに困難な状況が何回も続いても、最後まで持ちこたえてしまうと、かなり現実味が薄くなります。そのへんは、ロバートラドラムに較べて、まだまだこれからという感じでしょうか。でも、続編が楽しみです。 | ||||
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スペンサーシリーズなきあと、試しに読んでみました。 スペンサーシリーズとは全く違いますが、なかなか面白かったです。 | ||||
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人間はそう簡単死なない自分自身げんきになる。 よんでてたのしくなります。 | ||||
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主人公がヒーロー過ぎるという意見には賛同しますが、とにかく一気に読めます。 アンディ・マグナブ、クリス・ライアン系がお好きな方には是非お勧めします。 | ||||
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狙撃者、暗殺者=アサシンの物語は、魅惑的です。 映画の「ボーン・アイデンティティー」、「スターリングラード」、早川文庫のビクターも、おもしろいですね。 でも、狙撃は特別なワザです。 もっと深い部分が知りたい人は、「狙撃手(スナイパー)」(ピーター ブルックスミス著)をおすすめします。 狙撃の心理、ワザ、現実の戦争ではどのような役割を果たしたかが書かれています。 ひとつ残念なのは、共通するのが、色気のないこと。魅力的な女性のキャラクターが登場しても、死んでしまいます。 つまり、狙撃者は、究極のハードボイルドでないといけないようです。 そして超人的なスタミナ、ダメージコントロールのワザも必要です。 それにしても、このヒーローはあまりに超人過ぎませんか? 少しはハラハラしたい気もします。 それでも一気読みさせるストーリーテラーぶりでしたので、続編2作も注文してしまいました(^^) | ||||
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■書名 暗殺者グレイマン (ハヤカワ文庫 NV) マーク・グリーニー / 早川書房 / 本 / 2012年09月21日 / Amazonで見る ¥ 987 ■全体的な感想 久しぶりに読んだ小説。しかも翻訳もの。 たしか日経新聞の書評ですすめられていた。 半信半疑で手にとってみた。 ちょうどビジネス書にも飽きてきていたタイミングでもあり、時間はかかったが2週間ぐらいで読みました。 評価としては80点。合格点の真ん中ぐらい。 人にも「おもしろいよ」と薦められるレベル。 読み進めるにつれて、わくわくする小説は少ないが、これはまさにそうであった。 続編も出ているのでこれも読んでみようと思います。 ・スパイ小説 ・サバイバル系 が好きな人にはおすすめ。 映画化されるとすれば、昔で言うとスタローン、今なら誰かな? | ||||
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おおっ。これぞ冒険小説。天然資源の利権を巡り、世界各国から選りすぐられた50人もの工作員に生命を狙われる元CIAの暗殺者、グレイマン。グレイマンは調教師の家族を救えるのか。残された時間は48時間。グレイマンは生き延びるのか。うわ。ドキドキするな。 切り抜けても、切り抜けても次の危機がグレイマンを襲う。グレイマンには味方はいないのか… 一気に読み終わった。素晴らしい冒険小説。例えるなら、クイネルの『燃える男』、クレイグ・トーマスの『闇の奥へ』、スティーヴン・ハンターの『極大射程』、知念実希人の『誰がための刃』を足したような作品だ。 久しぶりに手に汗を握る面白い冒険小説を堪能した。 | ||||
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CIAの裏仕事を請け負っていた「グレイマン」は、なんらかの事情により「見つけ次第即射殺」対象とされてしまい、地下に潜る。民間警備会社に雇用され、暗殺の仕事を実行するが、その仕事ゆえにさらなる「賞金首」となってしまう。警備会社の社長も家族と自身を人質に捕らえられ、嘘の指令で次々と罠に誘導する。 待ち構える側も各国から派遣されたプロの特殊機関員で、彼らとの銃撃、ナイフ、素手での戦闘により大きな傷を負って、消耗を重ねていく。はたして、すべてを蹴散らして社長一家を救出できるのか?(裏切った社長を無視すればいいのに・・・、という意見にはちょっと甘い隠し味が強い意志を裏付けることによって、不自然さを隠します) ヨーロッパ各地を鉄道や自動車を駆使し、「お約束」の「恩師」や初対面の犯罪者に協力してくれる「美女」、割りと簡単に揃う現代兵器など、まさにテンコ盛り状態でひじょうにテンポが良いために、気持ちよく読み切れてしまう。次回作に大期待! | ||||
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元CIA所属の暗殺者が、逆に追われる立場になり次々に現れる刺客を返り討ちにしていくストーリー展開はまさにマット・デイモン主演のボーンシリーズThe Ultimate Bourne Collection [Blu-ray]と重なります。最近この手のストーリーがはやりなのか、トム・ウッドのパーフェクト・ハンター (上) (ハヤカワ文庫NV)も同系統になるかと思います。基本的な骨格は変わらんと分かっていながら、多勢に無勢の状況で危機を切り抜け、目標に向かっていく展開は面白くないはずがなくつい手が出てしまいます。しかもどれも作品のレベルが結構高く同時期にこれほど似た展開の作品がリリースされるのも納得できます。 本作は敵のボスキャラも立っており文庫本1冊に収まっていながらも内容の濃い作品になっています。ボーンシリーズももとはロバート・ラドラムの暗殺者 (上) (新潮文庫)が原作ですがこちらは作者が亡くなってしまったせいか絶版になっているようです。もし、組織を追われた暗殺者を主人公にした作品のムーブメントが起こればリバイバルされるかもしれません。 | ||||
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身を隠すのが巧みで、“グレイマン:THE GRAY MAN(人目につかない男)”と異名をとる凄腕の暗殺者ジェントリー。その凄腕の暗殺者グレイマンが世界12か国の殺人チームと戦いながら人質を奪還しようとするアクション小説である。お読みになれば、すぐ物語も作者の才能も非凡である事がお分かりになるはずです。 映画”ボーン・アイデンティティー”の大ヒットにより、アクション過多の作品が増えている。確かに本書も映画を彷彿とさせるが、それどころか、映画よりもアクションが豊かで、連続するアクションと負傷の対処法(特にこの記述はプロ並みで現実的である)、銃器の選択が実にリアルに描かれ作者の非凡な筆致が窺える。 新人のアクション小説でも高水準な出来であろう。 | ||||
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ストーリーは単純で元CIAの暗殺者で現在はセキュリティー会社の雇われ暗殺者が、CIAから追われ、暗殺の依頼者からも追われることになり、それらの追手をかわしつつ、自身の暗殺を企むものと対決するのが大まかな構図である。 マッチョ型のヒーローではなく、中肉中背のどこにでもいるような外見の男=グレイマン(灰色の男、印象に残りにくい)として主人公のキャラを造形しているところが、既出の似たような作品と異なるところであろうか? ほぼ想定した通りの予定調和の中でストーリーが進んでいくため、、ストーリのひねりやサプライズがないのが残念だが、十分に楽しむことができた。 すでにシリーズ化されているようなので、次作の出版を期待して待ちたい。 アクションものが好きな方におすすめ。 | ||||
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