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ライン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ライン (講談社文庫)

ラインの評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(5pt)

さすが乃南アサ

2浪中の薫が、ネットおかま“KAHORU”になり、パソコン通信で現実逃避。そこに“KAHORU”に惚れた男が殺される連続殺人が。
犯人かと思った人が違った。犯人を見つけるための展開も面白かった。小説なので、ドラマと違って犯人の顔はわからず、最後の最後まで誰かわからないように書いているのは、うまいと思いました。
ここから頑張ってうかるんだという、ちょっとご都合主義もありましたが。。
古い作品に大幅な加筆を加えて、題名変更した作品でも、さすが乃南アサ、文章うまい!とうならせる作品でした。
ライン (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ライン (講談社文庫)より
4062636336
No.2:
(5pt)

期待を超えた

乃南アサさんのファンです。
多くの作品を読みましたし、全部読みたいと思っています。

しかし、この作品には期待していませんでした。
舞台の”パソコン通信”は古いし、評判も高くないし、「初期の習作なんだろうなぁ」と思って読み始めました。

期待を裏切られました。
いい方向に。

ネットでの会話のこまごまとした所は今とは違いますが、
大きな観点での”ネット上の人間関係”としては不変さを感じました。
さらに、もっと大きな”人間関係”という観点で、サガや、悲しさを感じました。

荒削りな部分もあると思いましたが、
その後の乃南さんの活躍を納得させる勢いと鋭い感性を見せて頂いたと思います。

若者が苦難を乗り越えていく話は、心を温めてくれます。
ライン (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ライン (講談社文庫)より
4062636336
No.1:
(4pt)

10年前のインターネット犯罪

人生に嫌気がさし、現実感を喪失した浪人生が唯一の拠り所としたのは、パソコン通信のチャットだった。その中でのみ、彼は辛くて無意味な現実から解放されると信じている。だが、やがて彼は、自分の意図した以上の大事件を引き起し、巻き込まれることになる・・・。 この本が単行本として発売されたのは10年前。パソコン通信の黎明期である。そんな時期にパソコン通信の匿名性とその裏に潜む危険性に着目した筆者の先見性には驚かされる。小説ならではのトリックにあふれた本書は、まさに傑作ミステリといえるのではなかろうか。
ライン (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ライン (講談社文庫)より
4062636336

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