半島を出よ

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評判

半島を出よの評価:

4.00/5点 レビュー 320件。 A ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全537件 501〜520 26/27ページ
No.37
(5pt)

徹夜で読んでしまいました。

まずはじめに、小説として非常におもしろかったです。高校生の頃から村上龍の小説が好きで読んでいましたが、
やはり今まで筆者が一貫して訴えてきたテーマが
姿形をかえて様々な場面で出てきました。
「優先順位を明確にする」とか「危機感を持つ」とか
「外部の視点を持つ」とかそういった事ですが、
単体で言葉にすると「なにが?」と思ってしまうこれらテーマも
その比喩が話の随所に盛り込まれ、わかり易く表現されていました。
そして改めて自分のことを考えてしまいました。上巻では北朝鮮が侵略を始める場面あたりから、
読みながら胃が痛くなったり、怒りでムカムカしながら
のめりこんでいき、同時に鳥肌が立つような恐怖感を覚えました。
この話が本当で自分が福岡市に住んでいたらとか、
もし自分が日本の総理大臣だったら(ありえないしやりたくないけど)
どうするのかなとか考えましたが、
その自分の対応や行動を想像してぞっとしました。
今まで考えたこともなかった物資の流通のことや、
自分が親になったらとか色々なことを考え、
とにかく様々な意味で恐怖を感じた小説だったと思います。
もし実際に北朝鮮に侵略されたとしても、
私のような一般人にはどうすることもできないので、
一個人は自分の人生を充実させ、好きな仕事をして
楽しく生きる事しかないと思いました。寝る時間を惜しんでも読む価値ありです。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.36
(5pt)

北朝鮮の現実と、日本の現実。憲法記念日までに読んでみては?

私は軍事の知識がないので、北朝鮮のテロの可能性がどれくらいなのかはわかりません。
もしかして、軍事専門家からすると「そんなことあるわけないだろう」といわれるほどの少ない可能性なのかもしれないです。
しかし、この小説を読むと「もしかして簡単にやられるかも」と思ってしまいます。本当に来月にでもやられるかもしれないと思ってしまいます。私がこう思ったのは、北朝鮮の精鋭部隊がかなり頭が切れ、精神的にもすごく鍛えられていることが理由です。
 小説中に、想像を絶する北朝鮮部隊の訓練が出てきますが、「彼らなら、やってるかも」と思わされます

 それは、私がメディアから受けている偏見によるものもあるでしょうが、精鋭部隊の金正日に対する信仰心・忠誠心
が小説中の北朝鮮部隊から読みとれるからです。 また、過酷な訓練と、スパイを無くすために、部隊員同士は感情を通じ合うことがないのは納得できます。
 その結果、冷酷で非情な人間がいるだろうということも想像できます。しかし、やはり頭が切れるというのは小説の随所に見受けられます。
たとえば、ドームで火炎放射器で・・とか、法律に基づく逮捕ではないが、悪人を逮捕することで人々から不満をなくすことなど。過去の事例からもってきたのでしょうが、「なるほど、これなら大多数の人からは文句が出まい」と思いました。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 まだ下巻は読んでないのですが、小説を読んでいるとき北朝鮮のスパイを応援している自分に気がつく人もいると思います。それは、日本に対する愛国心が強い人ほどそうなるのではないでしょうか。
 もちろん、それを狙って村上氏は書いているのでしょうが、「どうして自分はあんな奴らを応援しちゃうのかな」とじっくり考えてみてはいかがでしょうか。・・あ、言い忘れましたが、夜に読まないでください。新学期早々、寝坊で遅刻しちゃいます。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.35
(4pt)

 力作!

とにかく力作です。上下巻約1000頁を読ませる力は圧倒的です。
しかし、村上龍のベストワークは「5分後の世界」だと思っているので
それには及ばなかったという感想です。 主人公は1人ではありません。結果的にそのことが物語りにのめり込む
のを阻害します。次々に変わる視点が これは誰の考えなの?
どの立場からの意見なの?とふと我に返ってしまうのです。 
 
 ただ、この本の根底にある日本への怒りには共感できます。
最優先項目を決められない、ひとつ選ぶことは他の選択を捨てること
それができず、曖昧な状態で現状維持されて行く。
それは、日本が侵略された経験がないからなんでしょうか。
 
 一連の村上龍作品にあるテーマを最新の情報でコーティングして
あります。彼の持論に多少なりともうなずくことができないと、
読了は難しいと思います。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.34
(4pt)

 力作!

とにかく力作です。上下巻約1000頁を読ませる力は圧倒的です。
しかし、村上龍のベストワークは「5分後の世界」だと思っているので
それには及ばなかったという感想です。 主人公は1人ではありません。結果的にそのことが物語りにのめり込む
のを阻害します。次々に変わる視点が これは誰の考えなの?
どの立場からの意見なの?とふと我に返ってしまうのです。 
 
 ただ、この本の根底にある日本への怒りには共感できます。
最優先項目を決められない、ひとつ選ぶことは他の選択を捨てること
それができず、曖昧な状態で現状維持されて行く。
それは、日本が侵略された経験がないからなんでしょうか。
 
 一連の村上龍作品にあるテーマを最新の情報でコーティングして
あります。彼の持論に多少なりともうなずくことができないと、
読了は難しいと思います。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.33
(3pt)

上巻とのギャップ

これはあくまでもぼくの個人的な感想ですが、龍さんは後編を書くのが下手なのではないか?
上巻は見事なまでのスピード感、ドキドキ感があったが、下巻の途中まではうだうだ。コインロッカーベイビーズの悪夢の再現かと思われた。ところが「美しい時間」というところから、上巻のスピード感が復活した。
でも、そこまでに300ページ以上が費やされてしまっている。また、イシハラの使い方も不満です。
そういう点で星3つです。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.32
(3pt)

本当に面白いのか

話題性や宣伝に乗せられて買ってしまうと、大いにがっかりします。
最初から分かってしまう落ち、どこにも無い意外性、我慢して読み通した個人像の積み上げが何も生み出さない虚脱感、およそ実用性の無い武器をわざわざ選んでそのしつこい紹介をしたあげくに、それらを使いもしないままあっけなく終わってしまう盛り上がりのない戦闘シーン。
我ながら投げ捨てずに最後まで読んだことに感心して星3個。もっとも、投げ捨てるには高かったということですけど。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.31
(3pt)

本当に面白いのか

話題性や宣伝に乗せられて買ってしまうと、大いにがっかりします。
最初から分かってしまう落ち、どこにも無い意外性、我慢して読み通した個人像の積み上げが何も生み出さない虚脱感、およそ実用性の無い武器をわざわざ選んでそのしつこい紹介をしたあげくに、それらを使いもしないままあっけなく終わってしまう盛り上がりのない戦闘シーン。
我ながら投げ捨てずに最後まで読んだことに感心して星3個。もっとも、投げ捨てるには高かったということですけど。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.30
(5pt)

被占領者になること。(ちょっと長いかも)

久しぶりに小説家としての村上龍氏の大作を堪能しました。
といっても、ヒュウガウィルスの時のように、専門用語の長い羅列は苦痛になってしまい、若干読み飛ばしたりしてしまったのですが。
読後感は人によって様々だと思われますし、ディテールを説明してもしょうがないのですが、今回僕が思ったのは、被占領者になることの意味を初めてイメージできたということです。
いくつかの過去の作品にもあるような著者独特の日本という国家に対するイメージや日本人のメンタリティというのは今回も文脈の中に表現されていますが、今回著者が言いたかったことは(勝手な解釈には違いないですが)占領される側になることとはどういうことか、ということではないか、と思ったわけです。
個人的な思想や概念をここで披露することは避けますが、隣国である韓国や北朝鮮、そして中国などが過去の歴史を持ち出して日本と対峙する時、僕はいつもそれは外交カードとして有効であるからだと考えていました。それほど日本はひどいことをしたのか、と。日本はある大義を持ってアジアに進出したはずで、結果として、良いこともあれば、悪いこともあったのだ、と。そう思っていたわけです。初めから侵略者ではなかったのだろうと。しかし、この作品に描かれる北朝鮮の軍人達も同様な大義を示します。むしろ、日本政府よりもシンプルで明確なビジョンです。ただそれは暴力が前提となった大義です。
正義であろうと悪であろうと、暴力を前提とした統治を他者によってなされることは、占領であり侵略であり被占領者にとっては精神的、肉体的な苦痛以外何でもないのではないか。そう思ったのです。時代背景も違いますし、一方的な判断や偏見は避けなければいけないのですが、正しいと思われることが他者にとって正しくないことがある、という当たり前だけれど見落としがちな事実。そして著者がよく言う「コミュニケーション」の難しさ、というの実感しながら最後まで一気に読んでしまいました。
あんまり参考にならなそうでスミマセン。。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.29
(1pt)

つまらない

まったく面白くない。登場人物が多いのはいいが、その背景は取ってつけたようなもので全然リアリティがない。描写も平板且つ貧弱で、内容が過激な割に感情移入ができなかった。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.28
(5pt)

被占領者になること。(ちょっと長いかも)

久しぶりに小説家としての村上龍氏の大作を堪能しました。
といっても、ヒュウガウィルスの時のように、専門用語の長い羅列は苦痛になってしまい、若干読み飛ばしたりしてしまったのですが。
読後感は人によって様々だと思われますし、ディテールを説明してもしょうがないのですが、今回僕が思ったのは、被占領者になることの意味を初めてイメージできたということです。
いくつかの過去の作品にもあるような著者独特の日本という国家に対するイメージや日本人のメンタリティというのは今回も文脈の中に表現されていますが、今回著者が言いたかったことは(勝手な解釈には違いないですが)占領される側になることとはどういうことか、ということではないか、と思ったわけです。
個人的な思想や概念をここで披露することは避けますが、隣国である韓国や北朝鮮、そして中国などが過去の歴史を持ち出して日本と対峙する時、僕はいつもそれは外交カードとして有効であるからだと考えていました。それほど日本はひどいことをしたのか、と。日本はある大義を持ってアジアに進出したはずで、結果として、良いこともあれば、悪いこともあったのだ、と。そう思っていたわけです。初めから侵略者ではなかったのだろうと。しかし、この作品に描かれる北朝鮮の軍人達も同様な大義を示します。むしろ、日本政府よりもシンプルで明確なビジョンです。ただそれは暴力が前提となった大義です。
正義であろうと悪であろうと、暴力を前提とした統治を他者によってなされることは、占領であり侵略であり被占領者にとっては精神的、肉体的な苦痛以外何でもないのではないか。そう思ったのです。時代背景も違いますし、一方的な判断や偏見は避けなければいけないのですが、正しいと思われることが他者にとって正しくないことがある、という当たり前だけれど見落としがちな事実。そして著者がよく言う「コミュニケーション」の難しさ、というの実感しながら最後まで一気に読んでしまいました。
あんまり参考にならなそうでスミマセン。。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.27
(1pt)

つまらない

まったく面白くない。登場人物が多いのはいいが、その背景は取ってつけたようなもので全然リアリティがない。描写も平板且つ貧弱で、内容が過激な割に感情移入ができなかった。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.26
(5pt)

オペラ

偉大な建築家の巨大建築を見て呆然とした状態と言えばいいのでしょうか?完全に読みきって貰わないとこの気持ちは共有できないと思います。あらすじだけ見ると(お金さえあれば)映画化は簡単そうなのですが、映像が文章を凌駕する事ができない小説です。今までの作品の中で積み上げた圧倒的な情報量、培われた様々な技術、メールマガジンを通じて積み上げた人脈、幻冬社メンバーとの強力なタッグ等等、ありとあらゆるものを徹底的に駆使して築き上げられた、まさに「オペラ」だと思います。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.25
(5pt)

オペラ

偉大な建築家の巨大建築を見て呆然とした状態と言えばいいのでしょうか?完全に読みきって貰わないとこの気持ちは共有できないと思います。あらすじだけ見ると(お金さえあれば)映画化は簡単そうなのですが、映像が文章を凌駕する事ができない小説です。今までの作品の中で積み上げた圧倒的な情報量、培われた様々な技術、メールマガジンを通じて積み上げた人脈、幻冬社メンバーとの強力なタッグ等等、ありとあらゆるものを徹底的に駆使して築き上げられた、まさに「オペラ」だと思います。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.24
(5pt)

村上ワールド

昨日 購入。 兎に角 すごい。
  この スピード 今夜 前刊完読予定。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.23
(5pt)

村上ワールド

昨日 購入。 兎に角 すごい。
  この スピード 今夜 前刊完読予定。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.22
(5pt)

ロックに追いついた初めての小説

上下巻あわせて900ページを2日間で読みきった。
たるみなど一切ない。特に後半のイシハラ軍団とコリョの戦闘場面では完全に文字と自分が一体化していた。村上龍の書いたリズムを共有できた気がした。
これはもはや小説という範疇ではないんじゃないのか?
村上龍はかつて3分間のロックレコードにはしょせん小説はかなわないというような発言をしていた。
しかし「コインロッカーベイビーズ」の詩は、
「愛と幻想のファシズム」というビートを刻み、
「5分後の世界」という極限の闘いと生というコードをかき鳴らし、
「希望の国のエクソダス」というベースを響かせ、
「半島を出よ」という奇跡的なロックを2005年のふやけきったこの国に大音量で流してくれた。
これはカート・コバーンの歪んだギター、血だらけのシド・ヴィシャスのベース、Aコードを半世紀近くかき鳴らし続けるキース、そういったロックアイコンに対して日本文学が突きつけた最初のカードだ。
小説のラスト、ネイルに刻まれた名前は、先人たちへのレクイエムでもあるのか。
美しく、震えるような感情を呼び起こす、現代に関わる全ての人間にとってのマスターピース。
半島を出よ (下) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (下)より
4344007603
No.21
(5pt)

自己判断で行動せよ

一気に読みすぎて寝不足になってしまいました。ラスト近くのある女性公務員が戯画的で印象に残りました。亭主を「自分で何も判断できず、結局状況に流され借金を抱え込んだろくでなし」と決めつけて離婚した。しかし、最後に彼女がとった行動とどこが違うのかな~。政府もみな状況しだい、状況を後から説明する理由をどっからか探してくることが第一義。借金大国日本が崩壊したとき、政府は後から懸命に理由を探してくるんだろうな。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.20
(5pt)

リアルな現実を求めて

おもしろい小説は、おもしろいゲームソフトに似ている。飯、寝ることさえも拒否し、ただひたすら読みふけってしまった。『何かを選ぶことは何かを捨てることだ』また、龍さんの言葉で気付かされました。
半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344410009
No.19
(5pt)

自己判断で行動せよ

一気に読みすぎて寝不足になってしまいました。ラスト近くのある女性公務員が戯画的で印象に残りました。亭主を「自分で何も判断できず、結局状況に流され借金を抱え込んだろくでなし」と決めつけて離婚した。しかし、最後に彼女がとった行動とどこが違うのかな~。政府もみな状況しだい、状況を後から説明する理由をどっからか探してくることが第一義。借金大国日本が崩壊したとき、政府は後から懸命に理由を探してくるんだろうな。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X
No.18
(5pt)

リアルな現実を求めて

おもしろい小説は、おもしろいゲームソフトに似ている。飯、寝ることさえも拒否し、ただひたすら読みふけってしまった。『何かを選ぶことは何かを捨てることだ』また、龍さんの言葉で気付かされました。
半島を出よ (上) Amazon書評・レビュー: 半島を出よ (上)より
434400759X