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昨日まで不思議の校舎



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【この小説が収録されている参考書籍】
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)

昨日まで不思議の校舎の評価: 4.08/5点 レビュー 13件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.08pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(4pt)

読み返し5冊目。

市立シリーズの読み返しも5巻目。
懐かしくも覚えていないものだと。
今回は学園七不思議を起点とした、幾つかの学校の怪談にまつわる事件。
誰もが聞いたことのある怪談をベースにした、悪戯の様な事件が起こり、葉山くんたちは解決に乗り出すが...

表面的な事件の裏に隠されたある事実。
学校に隠された裏の事件が顔を出し...
犯人は誰か。 柳瀬さんに迫る魔の手の正体は...
一つ一つのトリックは小ぶりですが、今回の見処はそこではないかな。
なかなかに良かった。
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)より
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No.9:
(5pt)

解決

ひょんな事から壁男の事件が解決してびっくりしました。
最初はいたずらみたいな事件でしたが終盤殺人事件の話になってきて怖かったです。
エピローグはじ〜んとして泣いてしまいました。
長かった謎が解明されてスッキリしました。
新作が楽しみです。
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No.8:
(4pt)

市立七不思議と市立三怪。

都市伝説と市立三怪をリンクして、事件の解明へと向かう。
葉山君、伊神さん、柳瀬さんに…と、馴染みのメンバーが活躍するが、
辿り着いた犯人に、ちょっと物足りなさというか、疑問とういか、腑に落ちない何かが残る。

時効の計算が間違っているように感じたが、気のせいか…。
高校生の日常と、学校内の事件であっても、大人が読むに充分たえられるところに、
著者の筆力、構成力、物語の力を感じられて、ちょっと嬉しい。
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)より
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No.7:
(4pt)

七不思議と3つの怪異

シリーズの第5弾。  前作『いわゆる天使の文化祭』の後篇にあたる。  七不思議にまつわる事件が次々と起こり、しかもそれぞれにつながりがあるような、ないようなというところがおもしろい。  また、トリックそのものには、「もっと早く気づけよ!」と突っ込んでしまうものもあるのだが、むしろホワイダニットの部分がメインらしく、そちらには工夫があって新しい。  しかし、ラストは蛇足なのでは?
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)より
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No.6:
(5pt)

ぞくぞくします。

後半、色々な事実が明らかになるにつれ、これまでのシリーズにはなかったような、ぞくぞくする感じを味わいました。
他の方のレビューでもありましたが、間違いなくシリーズ最高傑作です。
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No.5:
(5pt)

パズルのピースは、はまった・・

第一作、『理由あって冬に出る』から手に取り、『放課後探偵団』に収録されている
「お届け先には不思議を添えて」も拝読した上で、☆五つとさせて頂きます。
  作者・似鳥さんは、パッと思いついた“トリック”あるいは“ネタ”を書きとめていき、
それぞれに肉付きを加え、ショート・ストーリーを創作していった・・・・のでは?。
 そして、そのショート・ストーリーの数々が、パズルのピースのように、組み合わさって
『理由あって~』から続くストーリーが完結した・・・・・・と、私は解釈しました。
 
 主人公・葉山クンとヒロイン・柳瀬さんの恋物語が、ラストから始まる・・・・・という
趣き、うんうん、それも甘酸っぱい青春ストーリーだな・・・ということで、私は高評価です。

 そして、『昨日まで~』が、これまでの作品と異なるのは、“大人”の登場。
(いえいえ、それまでだって、先生なり、親御さんなり、登場はしておったのですが)
 菅家先生、ラストに登場して、おいしいところ持っていったぜ~!。
 そして、用務員・徳武さんのエピソード。
 高校生が主人公の学園青春ストーリーには、やや異質で、とても“生々しい”エピソード
で、違和感を感じる方もいらっしゃると思いますが・・・・・。
 高校生時代は、はるか遠くに過ぎ去り・・・、電車の車内等で、制服姿の女子高生サマを
眩しく眺める他ナシ・・・というオジサンには、グサッとくるストーリーでした。
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No.4:
(4pt)

力が入っている

この作者の作品、コミカルさやスピード感は他のシリーズの方が上かも知れないけど、ミステリとしての凝り方はやはりこのシリーズが一番力が入っているようですね、
これでもかと言うほど謎をつぎ込むリキの入れ方は、読んでいて楽しいです。
ただ、一つ疑問。最後の犯人指摘にいたる理由付け。他の検証なくあれが成立してしまうなら、古今東西虚実問わずこれまで扱われてきたあのパターンの殺人が、すべてあの理由でないとおかしいという理屈にならないか?
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No.3:
(5pt)

これで終わりになって欲しくない

新刊が出る度に面白さが増し、続巻を待ち遠しく思っていたこのシリーズですが前作いわゆる天使の文化祭 (創元推理文庫)だけは消化不良でした。シリーズ最高のシーンがある反面、お話全体としては☆一個マイナスと思っていたのですが、本作でしっかり取り返してくれましたね。
コミカライズもアニメ化(氷菓ができたんだから不可能ではないと思うのですが)もされていないけど陰鬱とした校舎がありありと思い浮かびます。身の回りで事件が起き過ぎる事への、それなりの設定説明目的から発生したのかもしれませんが、いい雰囲気だと思います。
ハイライトは用務員さんとの会話で見られる主人公の心情の吐露ですね。若かりし頃を思えば頷ける話ですが、もし主人公が過去の自分であればブッ跳ばしてます!アホか!歯を食いしばって一生分の勇気を出せ!と言いたい。小説の主人公に対して大人気ないですが。
サザエさん方式じゃないかぎり最長でも卒業を迎えたら終わりなんだろうな、と思うのですが、あまりにも「マトメ」に入っている構成(登場人物も)なので、作者すら否定しているのに「これで終わりじゃないだろうな」といらぬ心配をしてしまいます。次で終わりでも構わないので、ミステリ要素もしょぼくていーから「柳瀬さんとの結末」のみしっかり書いて欲しいです。ハッピーエンドじゃないと嫌なんですよ。現実離れしていても構わないから、お願いしますよ作者さん、出版社さん!
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No.2:
(4pt)

読み終わってタイトルに納得!

まず最初に言っておきます。
シリーズ未読の方は読まないほうがよいでしょう。
少なくとも、理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)は読んでから読んで下さい。
全部読むのだったら、放課後探偵団 (書き下ろし学園ミステリ・アンソロジー) (創元推理文庫)も忘れずに!

ある意味今までの総決算的なお話です。
でもこれで完結ってわけでもありません。
しいて言うなら、エピソード1終了って感じでしょうか。
あの謎がスッキリしたのは何よりでした。

気になる人は、まずは「理由あって…」からお読み下さい。
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)より
4488473067
No.1:
(5pt)

脱コミカル?

「コミカルな学園ミステリ」と紹介されるこのシリーズ。しかし今回は、話が進むほどにいつものコミカルさが失われ、血生臭いサスペンスの様相に……過去に市立で起こり、葉山君が関わった数々の事件と、どういうわけか重なる七不思議。調べていくと、その先には市立を舞台にした、これまで気づかれなかった恐るべき秘密がありました。

私のように、当人たちは真剣だけれどどこかほのぼのとした雰囲気の漂う、いつものシリーズが好きな読者には、今巻は少し重いかもしれません。それほど衝撃的な内容でしたが、これまでの複線も回収され、ある意味総決算の話ではありました。柳瀬さんと葉山君の仲にも変化が訪れるきっかけもあり、面白いことは確かです。

シリーズのファンの方は、ぜひお読みください。
昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:昨日まで不思議の校舎 (創元推理文庫)より
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