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暗黒祭
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暗黒祭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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4作読み終わってのまとめての感想です。 結局作者は自分的渾身の設定の「日の本村」をグダグダと書き続けたかっただけだったのかな?と感じました。 4冊も続けるような内容ではありません。登場人物は次々と出て来ても、ほぼ上滑りで深みが全くない。日美香や聖二にすら、キャラクターが全く生きてる感じがしない。 1冊目は設定の面白さに興味を持っても、日の本村について概ねわかってしまってからは同じようなことをぐだぐだ続けられても退屈の極みです。体調的に要安静だったので暇過ぎるのに任せて惰性で最後まで読みましたが、普段なら2冊めの途中あたりで放り投げそうです。 | ||||
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少しだけ、鈴木光司のリングみたいだな?と思いました。 蛇身が面白かったので4冊読んでみたけど、段々とつまらなくなり、最後の暗黒祭は一番つまらなかった。 | ||||
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ねぇ、さつきちゃんの扱いこれでいいの? 全体的には面白かったので、続編でさつきちゃんを成仏させてあげて欲しい。 | ||||
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これで終わりなのか? 続きが読みたいと思う読者もいるのでは? | ||||
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話がうまく収束もしていないし、作者は何を目指したのやら。 時間とお金を無駄にしました。 | ||||
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この先どうなるのか、まったく展開が読めないまま、一気にグングン読み込んでしまいました。あの冷静沈着な聖二さんの人形の下りには涙を落とし、耐え忍んできた美奈子さんがブチ切れるシーンでは激しく頷き、武くんの会話は面白いし、ただ、さつきちゃんがどうなったのかだけとても気になるのですが、ひとりひとりの心情を丁寧に描き出しているのでみんなに感情移入してしまい、とてもドキドキした作品でした。 | ||||
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当初はシリーズ化を想定しなかった蛇神シリーズの完結編である。今までで最もページ数が多い堂々たる幕切れである。 シリーズものの完結編は伏線回収と物語を着地させる必要があるため、一番出来が落ちてしまうものだが、本作もホラーとミステリー的な面白さが抜群の過去3作と比べると、派手な事件がなく、かなり地味な印象である。 3作目で父親が総理大臣候補という事が判明するなどスケールの大きいカタストロフィ的結末を予想していたが、こじんまりと家族的な話に収束しているが、今邑氏ならではの読む易さであっという間に読み切ることができる。 シリーズ4作のなかではちょっと面白さという点では落ちるが、完結編ということもあり必読である。 | ||||
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蛇神から暗黒祭までこのシリーズを読みましたが、ひどく中途半端な作品だと思いました。盛り上がるところがないんですよ。 一巻に出てきた日美香は中途半端に敵と和解しますし、敵である聖二も結局何もしない。村の謎が暴かれる事もないし、武は特に事件も起こさずに、村から出ます。結局あの村って何なの?といった感じで幕が下ります。 ホラーかと思って読み始めたのですが、最後はグダグダです。 | ||||
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作者もあとがきで言っておられますが、 どんどんとふろしきが広がっていく感じで、 ”ホントに終わるのかしら??”と、途中で不安になりました。 でも「蛇神」第4部は、すべてのパズルができあがるように、 すっきり終わりました。 常識的な点から疑問を持つ部分もありましたが、 それは、ま、たいした問題じゃないか・・ と思わせる自然なストーリー展開です。 日の本村の不思議な雰囲気に どんどん飲み込まれていく自分に、はっきりと気づきました。 あまりにも堂々と普通ではないことをすると、 人は疑問を抱かないものなんですね。 次第に感化されてしまいました。 確かにストーリーは完結しましたが、 いくらでも話が続けられるようなラストです。 日美香の子供のその後が知りたいです。 | ||||
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文章はうまい、豊富な薀蓄、上質のホラーの最高傑作の完結編。しかし、「ホラー界のアンナ・カレーニナ」というべき完璧な前3作に比べると、練が足りない。とはいえ、納得のいく結末ではある。 | ||||
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本書は「蛇神」「翼ある蛇」「双頭の蛇」に続く蛇神シリーズの最終話だが、前3作は物語が比較的完結しているため、たとえ順番を守らないで単独で読んでも十分に堪能出来る。しかし、本書は前3作を先に読んでいなければ、意味が分かりにくいと思う。内容が前3作をすべて包括する様な形となっている。前3作が幻想的雰囲気が強いのに対し、完結編である本書は現実的な部分と超現実的な部分が混在する少し異なる趣を醸し出している。 中程で読み手が感じる疑問を武が神家の人々にぶちまけるシーンがある。つまり日の本村を支配する盲信的信仰は聖二を教祖としたカルトの様なものだと言う。私も前3作では常にこんな風に感じていたので、武のこの代弁には爽快感を感じた。しかし、物語は転生という形の半永久的な生を描き、超現実感を与えている。そして、最終部分で明かされる大神祭の真の目的とは意外なものだ。この部分は前3作の内容とは矛盾するのだが、日の本村内部でも表向きの目的と真のそれとが交錯しているという事だろう。 調べたところによると、日の本という地区は全国にいくつか存在するが、信州に「日の本村」は存在しない。否、日の本村の存在自体が地図に載らない様に手回しがされているのかも知れない。 | ||||
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舞台は1999年。20世紀も終わろうとしているのに、千年以上前から続く秘祭をいまだに行う日の本村。しかし、違和感はない。この作品を読み終わった後でも、私には日の本村は実在し、秘祭を行うための努力をいまだに続けているように思われる。これは今邑彩の筆力によるものであろう。この作品で「蛇神」シリーズは完結とのことであるが、非常に残念である。話はまだまだ続きそうなので、思いなおして続編を書いて欲しい。『暗黒祭』は蛇神 (角川ホラー文庫)、翼ある蛇 (角川ホラー文庫)、双頭の蛇 (角川ホラー文庫)を読んだ後に読むことをお薦めします。 | ||||
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