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(短編集)

私の嫌いな探偵



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【この小説が収録されている参考書籍】
私の嫌いな探偵
私の嫌いな探偵 (光文社文庫)

私の嫌いな探偵の評価: 3.89/5点 レビュー 19件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全19件 1~19 1/1ページ
No.19:
(5pt)

良かった

とても面白く、いっきに読んでしまいました。
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No.18:
(4pt)

探偵にはヒーローであってほしい

楽しく読んで、気持ちのよい読後感が微かに残り、後はすっかり忘れてしまえる、……本著者の作品には、そういう作品が少なくありません。どんなに衒学的な言葉で言い繕ったとしても、ミステリは所詮作者の考えたパズルで、ネタが分かっている状態でもなお再読に耐えられるような作品など、もともとほとんどありません。そういう意味では、なまじっか情緒に訴えてくる作品や、妙に深刻ぶった問題提起をしてくるようなミステリよりも、本書のようにユーモアたっぷりで、後に微かな爽快感だけを残す作品の方が、娯楽には向いている気がします。

本書には下記の5作品が収録されています。烏賊川市を舞台にして、探偵・鵜飼杜夫、その助手・戸村流平、大家・二宮朱美たちが活躍します。

- 死に至る全力疾走の謎
- 探偵が撮ってしまった画
- 烏賊神家の一族の殺人
- 死者は溜め息を漏らさない
- 二〇四号室は燃えているか?

「死に至る全力疾走の謎」は、壁に向かって全力疾走して自殺を図った男の話です。「探偵が撮ってしまった画」では、浮気現場をおさえた探偵の写真に、怪しい人影らしきものが小さく写っていました。「烏賊神家の一族の殺人」は、死体消失の謎を扱っています。「死者は溜め息を漏らさない」では、死体がエクトプラズムを吐きます。「二〇四号室は燃えているか?」では、火災現場にいたはずの男女のうち、女が消え、男が胸を刺されています。

本書の短編集では、割と探偵がカッコよく活躍します。本著者の作品は、探偵も含めて登場人物の全てがおマヌケということが少なくありません。マヌケしか存在しないミステリは、場合によっては、読んでいてストレスになります。しかし、本書に収録された短編のうちでも、特に「探偵が撮ってしまった画」では、探偵が早くから事件の真相を見抜いている素振りがあり、その頼もしさが物語の牽引力として上手く働いています。ミステリには、理屈っぽい大人向けのヒーローもののような性質があって、どんなにおちゃらけていたとしても、根っこの方でヒーローは頼もしくなければなりません。

子どもっぽい不満が1つあるとすれば、「烏賊神家の一族の殺人」で、探偵が謎を解かずに、ただのゆるキャラが謎を解いてしまったことです。
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No.17:
(4pt)

冴え渡るくすぐり

烏賊川市シリーズの一冊。鵜飼杜夫・二宮朱美・戸村流平のトリオが活躍する。
 「死に至る全力疾走の謎」「探偵が撮ってしまった画」「烏賊神家の一族の殺人」「死者は溜め息を漏らさない」「二〇四号室は燃えているか?」の5篇が収録されている。
 いずれも上質なユーモア・ミステリである。爆笑とかいうよりは、くすぐりが効いているといった感じだ。
 トリックはイマイチなものも少なくないのだが、話の作り方が巧みなので不満を覚えさせない。
 楽しいシリーズである。
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No.16:
(4pt)

烏賊川市シリ−ズとしては星3

すでに単行本で読了済です 烏賊川市シリ−ズの中ではレベルが低い方です だから単行本では星3ですが、なぜ星4なのか 解説の黒川研二の内容が面白い 仲がいいから書けるのでしょうが、同じようなあまり売れない作家仲間だったのが、突然東川さんだけが人気作家になってしまった僻み、妬みを笑いにして書いています これがいい 半分本音ではないかな
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No.15:
(5pt)

面白い!

登場人物の掛け合いが面白かった。 けっこう笑えた。 ありえないボケやツッコミもあったけど、そのバカさが面白くて、たくさん笑った。 元気のない時に読むといいかもしれないと思った。
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No.14:
(3pt)

トリックがかなりバカバカしくなっているが

烏賊川市シリーズの短編2作目で、ドラマ化のタイトルもここから取られている。
デビュー作から本格テイストに溢れるこのシリーズであるが、著者が謎解きで売れまくった後だけに、デビュー作から続く本格路線のこのシリーズにどう影響が出るかというのが気になるところだが、やはり謎解きのリリースを優先した結果、シリーズ作品としてはややトリックがバカバカしく発想が安易になってしまった感がある。ユーモアと本格テイストトリックの絶妙のバランスが本作シリーズの面白さだったが、やや本格志向がおろそかになってしまい、トリックの荒を無理やりギャグでごまかしてしまっているような雰囲気が微妙に感じられる。
話自体としては相変わらず面白いが、トリック自体の発想はややありきたりなものが多く、途中で真相に気づいてしまうのも多い。
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No.13:
(3pt)

TVの原作を読んでみたくて

軽い推理小説です 町の名前からしてふざけている通り、くだらないジョークが多いのですが まあ楽しめます
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No.12:
(4pt)

お気に入りの作家なので、

東川 篤哉 さんはとっても好きな作家です。 特に長編作品「館島」とか「ここに死体を捨てないで下さい」とか.. で、東川 さんのホームタウン烏賊川市を語った短編集です。 やっぱり少し食い足りないというか..結論まで急ぎ過ぎるので、忙しない印象はありますが、 チャーミングな朱美さんやボンクラ流平君も出てきて、賑やかに活躍してくれます。 いつもの仲間の所に戻ったような安心感があります。 それで十分ですが... 十乗寺さくらさんにも再会させて下さい!
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No.11:
(4pt)

おもしろい短編集です!

一話一話が前後で繋がっていないので、ゆっくり時間が無いときにオススメです。 作品としては、しっかりとした推理小説のなかに滑稽さが充満しているので、気軽に読めますよ!
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No.10:
(5pt)

迅速な発送対応でした

迅速な発送対応で、本も綺麗だったので、また利用したいと思いました。
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No.9:
(4pt)

烏賊川市に一度で良いから行ってみたい

まぁ特に依頼はしないんだけどね 独特の雰囲気は相変わらず面白くて、読み飽きしない感じで良かった。
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No.8:
(4pt)

オチャラケミステリ

ファン待望の烏賊川市シリーズが帰ってきた。 烏賊川市シリーズを知らない方の多くが本格ミステリと勘違いし手に取り、憤りのレビューを書くことになる。 早まるな。 これはオチャラケミステリだ。 今回もいつも通りアホです。 たまに、おぉ!といえる内容もあり、ベタな笑いも堅持。 今を楽しむ読書が出来る作品です。
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No.7:
(2pt)

残念

ハッキリ言って内容が薄かった・・・。 もう少し読み応えがあると思っていただけに残念です。
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No.6:
(4pt)

安定感

謎ディーシリーズも良いですが、この烏賊川シリーズも好きです。 優秀なのか、優秀じゃないのか?分からない探偵さん。 テレビになるとしたら誰が良いでしょうね?
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No.5:
(5pt)

烏賊川市シリーズ最新刊レビュー一番乗り!!!!!

まだ届いていないので読んでいませんが東川篤哉といえばまずこのシリーズですから
今度はどんな謎(?)と驚(!)を与えてくれるか楽しみです!!!!!
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No.4:
(5pt)

烏賊川市シリーズ最新刊!!!!!

不謹慎なまでのギャグと筋金入りの謎解きを楽しめる東川篤哉を代表する人気作烏賊川市シリーズの最新刊です!!!!!
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No.3:
(3pt)

短編集

前作に続いて短編集です。 悪くはないんですが、やっぱりこのシリーズは長編の方が面白いですね。 もともと、ユーモアに重点が置かれていて、トリック自体に面白味を見つけるタイプの作品ではないので、 長編である必要があるかと問われれば、必要はないのかもしれません。 それでも、やっぱり長編に期待します。 1編でも良いので、上乗寺さくらが出てきて欲しかったです。 名前は出てきたので、次回作以降、出てきてくれそうですが。
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No.2:
(3pt)

「少し易しめ」の謎解きパズル

短編5話を収録、それぞれがちょうど良いボリュームです。タイトルが示唆的で、一話読みおえるごと、あらためてタイトルに目を移せば「ああ、なるほど」という思いにになると思います。主人公・鵜飼杜夫の謎解きがメイン、主人公+助手(流平)、これにビルオーナーの二宮朱美、さらには所轄の警官が絡むという、登場人物の構成は探偵ものにはありがちですが、それがかえって読みやすさにつながっていると思います。それぞれの事件については、事件に至る「動機」についてはあまり深く触れられず、「謎解き」ありきのストーリー展開です。それがために、話が軽く感じてしまいますが、そこは割り切って謎解きを楽しむようにして読むのが良いと思います。登場人物の軽妙な会話やちょっとしたギャグも、ストーリの要素にうまく絡めてあり、笑いを誘われることもしばしばです。このやりとり、ギャグをもっと厚く描いて、もっとユーモア色の強いストーリーとなれば、さらに楽しめたようにも思います。
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No.1:
(3pt)

ユーモアはいいが謎解きの楽しみは弱め

シリーズ7作目.『ジャーロ』と『宝石 ザ ミステリー』に掲載された五篇を収めた短篇集です.

短篇でスラスラと読めるのはいいのですが,起きる事件や展開される推理を眺めている感覚で,
テンポ良く進んでいく分,伏線や状況を読み込み,考えつつという楽しみはあまりありません.
謎やトリックも奇抜なものが多く,やはり長篇でこその作家さんと,皮肉にも再認識させられます.

また,助手役である青年の登場,そして探偵とのコンビがあまり見られないのも残念なところで,
このほか,メタや某アニメ作品を連想させるセリフには,好みもありますが少し引っ掛かりました.
後はカバー絵ですが,悪いとは言わずも,これまでとあまりにも違う雰囲気にどうしても違和感が.
前巻と同じく既発作品のみの収録で,書き下ろしの篇がなかったのも,ちょっと物足りなさが残ります.

とはいうものの,逸れたと思った話が最後に繋がりや,烏賊の見た目の勘違いを使った謎など,
いくつかの篇ではさすがの面白さを見せ,ユーモアもここ最近では最も『冴えている』印象でした.

なお,過去作での出来事を挟み,思い出し笑いもさせられましたが,ここから読んでも大丈夫です.
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