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どすこい。
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どすこい。の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全29件 21~29 2/2ページ
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初めてこのタイトルと表紙を見て、京極作品だとすぐ分かる人はいないでしょう。最初に見たとき目を疑い、読んでみて作家の真意を疑いました。京極作品と見れば、片っ端から読んでいた発売当時でなければ買わなかったかも。久々に開いてみてその馬鹿馬鹿しさに感心しました。 思いっきり笑えもしない、けど各章同じ文章で始まるマンネリにイラつきながら、慌ただしくページをめくりあっという間に読めてしまう。京極夏彦像は見事に壊されますが、京極夏彦らしい端正な文章はそのまま楽しめます。だだ、それまでの作品のように繰り返し読もうという気にはなりませんでした。 楽しいのは表紙の帯に書かれた、パロディにされた小説の作者達の一言。それにつられ、読んでいなかったそれらの作品のほとんどを読む羽目になりました。 | ||||
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繰り返しネタが好きな人は好きだと思う。 ただ、ストーリー展開重視の人が楽しむのはキツイっしょ、とも。 コレでもかというほどに話は馬鹿だし(注:最早褒め言葉です)、先を読んでくれと言わんばかりの展開で、本当に忠実に沿ってきてさえくれる。(馬鹿すぎて、ある意味先を読みようがないともいえる) 力いっぱい馬鹿な小説。 私のような馬鹿ネタスキーには、強く訴えかけてくる物がある。 この著者がこんな作品を書いた事を、意外と見るか、やっぱりと見るかは、著者が実は馬鹿ネタ好きだろうということを想像出来ていたか否かに拠るのだと思う。 | ||||
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面白すぎます。 笑いをこらえられないので外では読めません。流れるように読み進められるし,読み応えもあるので, 京極さんの入門書として最適だと思います。「どすこい(安)」→「豆腐小僧双六道中ふりだし」 →「今昔続百鬼-雲」→「姑獲鳥の夏」→「魍魎の匣」 と読んでいけば,いつの間にか,どっぷりとファンになっている筈。 | ||||
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なんか暑苦しい感じなのに、新感覚で笑える話でした~。こーゆーのもイイなと思えました。京極さん自身の小説をこの手の話で書いて欲しいです。面白いょ~ 力士弁当食べたくなりました♪ | ||||
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笑える。これほどの馬鹿話に惜しげもなくネタと技法をつぎ込んでとにかく笑える。歴史、民俗学、染色体工学、から関西お笑いのどつき漫才の真髄まで総動員である。 しばらく「おすもうさん」のぷよぷよしたシルエットが頭からはなれそうにない。個人的には「すべてがデブになる」が好み。 | ||||
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抱腹絶倒とまではいかないけど、クスクス笑いたくなってくる愉快な小説です。京極夏彦という人のイメージが、読むと随分とかわることは確実。どこかで見たことあるタイトルの短編が7編収められてるのですが、どれもはっきし言って馬鹿馬鹿しい話ばかり。その馬鹿馬鹿しさゆえ面白いのです。まじめに読んでると腹が立ってくる~なんて事もないですし、気分転換にはもってこいな一冊ではないでしょうか。土俵と書いて「リング」と読ませるセンスには敬服します。何も考えずに読むのが一番。蛇足ですが、作中に出てきた小説「盲腸の箱」「すずめの夏」「ぬけげの始末」を読みたくなったのは僕だけでしょうか?妙に気になる。 | ||||
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このタイトルと絵を見て本気で面白い本だと思う人は稀である。 私自身京極夏彦のファンなのだがそう思った。 しかし、手にとって見ると非常に面白い。 そして、妖怪ミステリー書いてる人がお笑いを書くとこんなのになるのだと感心した。 笑える本は数あれど、「47人の力士が討ち入りをする」など誰が思いつくだろうか。 京極夏彦しかいまい。今までのファンでもファンでなくても笑いに飢えている人は読むべき一冊です。 | ||||
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全く先入観を持たずに本書を読みました。京極氏の作品に取り組む 最初の本としては不適切なのかもしれませんが、「なるほど、こんな 本も書くのか」という奇妙な親近感を持ちました。 「地響きが聞こえてきたと思っていただきたい」とどの作品の 冒頭からもこの文章で始まります。3作品目ぐらいで後の話の展開も予想できてしまうのですが、予想どおりのくだらなさ、 馬鹿らしさに拍手喝采してしまいました。同時に、元の本を 知っているときには、「よくもま~、こんな話を考えたものだ」と 作者の想像力に、好意的な意味で呆れてしまいました。さらに、 しりあがり寿氏のイラストがくだらなさを増幅しています。 この本を読んでからしばらくの間は、笑いにこと欠きませんでした.初めて京極氏の作品を読む人にとっては、核爆弾なみの危険性が あるかもしれませんが、笑いから離れている人にはいい息抜きに なるのではないかと思います。そのくだらなさに大いに笑ってください。 | ||||
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「なんてくだらない本なのだろう。」 読み進めるうちにその感情が沸沸とおなかの底から湧いてくるのがよくわかった。 しかし。そんな感情とは別に目は文字を追い、 指はページを捲るのをやめないのである。 いつもの京極夏彦とは違い、薀蓄の「う」の字もこの本には出てこない。 本当にこれは京極夏彦以外の誰かが書いた本じゃないのかと疑いたくなるぐらい、ある意味素晴らしい出来の本。 いやいや、誉めているのですよ。勘違いなさらないでください。 でも難点はオチが最後まで一緒だってことと、 自分の作品のパロディーをやらなかったってことかな?「この世に不思議なことなんてない」 なんていう京極夏彦の小説世界の代表的人物、京極堂にとっては、案外この本が一番不思議かもね。 | ||||
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