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死にぞこないの青
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死にぞこないの青の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全86件 81~86 5/5ページ
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作品全体に青黒い雰囲気の漂う作品。仕上がりも中々です。 主人公の心うちは濃く書かれ、『アオ』の外見も痛々しいです。 ただ、『アオ』のキャラが中途半端なのでマイナス1。物語としての既出感からマイナス1。リアリティの中途半端さにマイナス1。 題名のインパクトはプラス1。一応最後まで読ませる力にプラス0、4。四捨五入。 星3です。 作品として綺麗にまとまっていますが、切れ味不足。 ゴスが良すぎたと感じてしまう。 それでもこの青黒い雰囲気には好感が持てた。損はしない。『切ない話』よりマシ。 | ||||
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乙一さんらしい作品で、うまく計算されていて、最後まで飽きさせない。後半、読む者をグイグイと引き込んでいく力もある。人間であれば誰もがもっている暗い部分、不安感や恐怖感がうまくあらわされているし、ちょっとした亀裂からどんどん空気がねじれてゆく、閉じられた空間での集団の心理もうまく描かれている。アオの描写はなかなか怖い・・・子供が主人公ということもあり、あまり凄惨なシーンはなく、ラストのもっていきかたや、最後の主人公の心境の変化など、好感がもてる。 | ||||
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もし、アオが出てこないならこの話は実際にありそうでというか本の中で出てくる教師はいる感じがしたというかいるに違いない。読んでいて本当にこの教師をだれかぶっ飛ばしてくれと思いつつ読んでいたけれど、最後は・・・なんだよという感じだった。ので、星3つかなと思った。 | ||||
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十七歳で第六回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞した俊英のホラー小説家。子供って嘘を嘘だと思わないで使ってしまうってあるよね。ちょっとしたことで嘘をついてしまったマサオは先生と友達からイジメの標的にされてしまう。窮地に陥った彼の前に現れるようになった「死にぞこない」の青い男の子は一体何者なのか。私はこれをホラーとは思わないのだけれど・・・かなり暗い話です。それでも面白いことに変わりはありません。 | ||||
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飼育係になりたくて、嘘をついてしまった事がキッカケで大好きな先生から嫌われ、クラスの子たちからもいじめられる毎日。そんなある日、主人公の前に「死にぞこない」のアオが現れる。先生からひどい仕打ちを受けていた主人公にアオは「先生を殺せ」と語りかけてくる・・・・。他人の評価に怯え、自分の評判を落とさないために、主人公を生贄として、クラスの笑いものにした先生。新しい先生は他人の評価が恐くないか?と言う問いに照れながらも、「がんばっている結果がこれなんだから、しょうがないでしょ」と言った。この違いに注目しました。アオの描写は怖かった。夜中にひとりで読んでいたので尚更です。これから読む人、明るいところで読むことをお勧めします(笑) | ||||
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ちょっとしたことで嘘をついてしまったために、クラスメート全員どころか担任の先生にまで嫌われて、いじめにあうようになった小学生のマサオ。孤独なマサオの前に現れた死にぞこないの男の子、アオ。死にぞこないのアオの描写が、とてもリアルで恐い。だが、そこを単なるホラーで終らせないところが、さすが乙一さん! 読後にずっしりと心に響くものがある。自分が忘れていた遠い子供の頃の気持ちを思い出させてくれる。 | ||||
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