■スポンサードリンク
バイアウト ハゲタカ2
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
バイアウト ハゲタカ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全68件 21~40 2/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めてすぐ、前作『ハゲタカ』を読んでいなかったのを後悔した。しかし それでも面白く、最後までスピード感を持って読み終えることができた。確かに、寝不足になったので、まとまった時間あるときに手にすることを、お勧めする。 以前観たNHKドラマとは、登場人物の来歴やストーリーがずいぶん異なり、そのおかげ?で新鮮な全く別の物語として読めた。 少し前まで、「会社は誰のもの?」という命題は、経営者・社員の対立の構図として捉えられて来たように思う。しかし、株式を上場するということは株主という新たな、そして絶対的なステークスホルダーを迎え入れるということと、同義。 そこに気付かず「市場価値=お客様にとっての価値」をないがしろにしてきたツケが、名門企業ほど大きくなって、というのが背景か。 経営者、従業員の双方を襲う「悲劇」は、避けられなかったものか? 今後も避けられないものか? 「グローバル化」は不経済の輸出、失業者の輸出(日本にとっては輸入)をももたらしていると思う。サラリーマンも「気楽な稼業」では済まなくなってしまった。 「黒船」で開国させられたが、それでも日本は植民地化されず、「先進国」の仲間入りを果たした。だが、お隣の「眠れる獅子」まで目覚めてしまった現在、「前門の鷲、後門の獅子」で、続編は相当ヤバいことになっていそうな気がする。 読後ふと、そんなところに考えが飛んでいくような、スケールの大きな物語。 とりあえず、(前後逆だが)『ハゲタカ』も読んでみようと思う。 そう思わせる引力が この作品にはあった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作からの続き。 前作よりも緊迫感は増したが、同じような展開になってしまった。 ある人物の死の真相が解き明かされなかったのはよくないと感じる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鷲津のすごさ、話がスケールアップし、 さらにおもしろくなっています。 自分は平凡なサラリーマンですが、こんな風に仕事ができたら、 楽しいだろうなと憧れてしまいます。 1をおもしろいと思われた方は、 まず外れないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鷲津のすごさ、話がスケールアップし、 さらにおもしろくなっています。 自分は平凡なサラリーマンですが、こんな風に仕事ができたら、 楽しいだろうなと憧れてしまいます。 1をおもしろいと思われた方は、 まず外れないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の最後から顔を見せ始めていた、「鷲津=単なる金の亡者ではなく、本当の 意味でのサムライ」と言う図式が、後篇でより鮮明となる。 とにかく本書の前半部の鷲津の帰国から、元いた場所への復活に関する描写は 恰好いいの一言。男として惚れる。 終盤の話のまとめ方が、若干ご都合主義に流れてしまっているところが少し残念 だが、鷲津のキャラクターがそれを補って余りある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作からスケールアップし、より勧善懲悪的になり、スリリングな話 になった。その分経済小説としての魅力はやや減少し、物語風に。 繰り返し表現の多用や、主人公の凄さを伝えようとする表現が稚拙で、 現実感に欠ける部分があるなど、文章の甘さは前作同様。 とにかく読んでいて引き込まれる。ドキドキするし魅力的。面白い。 ただし、経済小説としての知的好奇心をくすぐる面白さに助けられて いる面がある。純粋な読み物としてみた場合には、謎が謎のまま放置 され、逆転の切り札も極めてご都合主義的であるなど、やや反則の 香りが漂う。「サムライ」と言えばなんでも正義になり、美化される のもどうかな〜とは思う。所詮ただの投資ファンドなんだから。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私が勤める会社も 外資の入札にかけられたばかりであり 話が進むにつれて他人事のように思えない自分がいました。 今作のように 政府を巻き込むような大騒動にはなりませんでしたが、 社内の様子は、今作同様、落ち着いているように見えてざわついている。 丁度、白鳥が水上では優雅に泳いでいるように見えるけれども 水中では、必死にバタバタと足を動かしもがいている、そんな感じでした。 と、こんな感想を書いてしまいましたが、 ハゲタカシリーズを順番に読んだ感想としては、、、 鷲津と芝野が人としての器が大きくなっている 鷲津と芝野が人としのて深みを増しハードボイルドさに磨きがかかっている 鷲津と芝野の頭の切れ味が増している、特に鷲津 企業 vs 企業だけでなく、 日本政府、アメリカ政府まで巻き込んで、 話のスケールも大きくなり、あまりの面白さに ハートをガッチリつかまれてしまい、睡眠時間を削って一気に読んでしまいました。 寝不足にならぬよう、 時間にゆとりのあるときの通読をお薦めいたします(苦笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「ハゲタカ」と基本ラインは変わりません。 「ハゲタカ」では自害。 今作では、殺害の疑いもある事故死が、 鷲津の行く末に影響を与えることになる。 ストーリのリアルさ、 火傷しそうな熱気が、 一段とパワーアップ。 「ハゲタカ」以上に 息つく暇も与えない作品に仕上がっています。 さぁ、これからすぐに〈下〉を読み始めます!! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このところ読む本読む本傑作ばかりでうれしい悲鳴である。 数週間前にドラマを見て、一週間ほど前に原作を読み、 ハゲタカ2はもう少し日を置いてからと思っていたが、 行く先々の本屋でハゲタカ2がない。 そこで昨日たまたま仕事途中で立ち寄った本屋で、ハゲタカ2上下を発見。 衝動買いしてしまいました。 そして、上巻を一気読み。 子どもの頃に読んだ冒険小説を思い起こさせてくれる本です。 前作はドラマの影響で、芝野に感情移入したのだが、今回は、鷲津にどっぷり。 内容については触れないが、とにかく楽しませてくれて、考えさせてくれて、駆け引きも勉強できていいとこ尽くめ。 経済小説という小さなくくりではない大きな本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作も読み、TV版も見ましたがやっぱり鷲津政彦には魅せられます。 M&Aという非常に大きな枠組みの話にも関わらず、読者が共感しストーリーに引き込まれていくのは 彼の人柄に他ならないでしょう。 ただ、他の方々もご指摘の通り、最後は少しスーパーマン過ぎる感も否めませんが・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作のようなスピード感はないものの、各案件について、じっくりとより深い展開が楽しめます。 ピーターのアホぶりを叱責する鷲津にちょっとスカッとしました。 ただ、前作で好きになったキャラクター・アランがこんなことになったのは残念。。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
サムライファンド立ち上げのキックオフパーティの場面ではちょっとうるっときちゃいました。 僕も鷲津代表の下で働きたい!それほど鷲津が凄い!そして人間的魅力にあふれていますね。 内容的には、かなりスケールの大きい話になっているけど、実際に裏ではこういうこともあるんじゃないか?という気もします。エンターテインメントとしても、M&Aについてのわかりやすい本としても読んで損はないと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作同様、外資ファンドのすさまじい攻防が 個性豊かな登場人物を交えてリアルに描かれています。 正直、話がうまく行き過ぎる展開に違和感は感じましたが、 それでも話に引き込まれてしまうストーリーの面白さと、 経済の勉強にもなったので一応★5つにしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作同様、M&Aー企業買収の舞台とした本格的な経済小説。 そして前作よりも、舞台はスケールアップ、登場人物はより魅力的に、なっています。 ディテールまで細かく描かれており、スケールも大きいので、 金融に詳しい読者やまさにプロにとってもエキサイティングに感じる小説 ですが、 全く金融や企業買収に興味がない人が読んでも、 鷲津という人間の懐の深さ、賢さ、そしてなにより熱い生き方に、 どっぷりはまることのできない、「文句なしに面白い」小説です。 「サムライとは、死ぬために生きるのではなく、 いつ死んでも後悔のないような生き方をする人間のことを言う」 サムライと呼べるような魅力的な人間が多数登場です。 読むたびに、死ぬまでに一度でいい、 バイアウトファンドで死ぬほど努力しながら仕事をしたくなります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鷲津さんは誰がなんと言おうと自分の信じる道をとことん突っ走っていきます。そんな鷲津さんをサムライのようだ。自らが抜いた刀に全てを賭ける潔さ。自らの哲学を守る為なら鬼にも悪魔にもなると評しているセリフがあります。 ほんとその通りでホライズンキャピタルの会長職をクビになった時も何億という退職金を断り最後に脅しをかけてさっさと辞めていきます。気持ちよい程の潔さ。 だからかつて一緒に働いていた人達もそんな彼を慕ってごっそり辞めて彼に付いてくるのです。鷲津さんと一緒に仕事がしたいからと言って。 それと聞き慣れない経済用語(クラウンジュエルやパックマンディフェンス等々)が色々出てきて勉強にはなりますが理解しながら読まないとあとでまた出てきた時になんていう意味だった?となるのでその辺りが大変ですが魅力的な登場人物がいっぱいのエンターテイメント小説でした。 最後に付け加えるなら私はしたたかで気の強いリンも好きです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻のみですが一気読みしました。人間関係はドラマとはちょっと違うので戸惑いもありますが面白くて読み出したら止められなくなっていました。 小説の鷲津さんは一年間の放浪の旅から帰ってきて初めてアランの死を知らされます。このアランが成し遂げられなかったあるプロジェクトを引きついでゆくのですが。会社に対しての登場人物のそれぞれの思惑が交錯してただの経済小説とはちょっと違う感じになっています。下巻を読むのが楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現実に素材を取り、数々起こった事件に一貫した一つの見方を提示している。 あえて言えば、ちょっと謀略史観的なところはあると思うが、それはそれでいいと思う。 ストーリーの精緻さだけを見れば、ハゲタカ2は多少前作に劣るところはあると思うが、それでも第一級の書物である。 上巻のターゲットは鈴紡、下巻は曙電機である。 本書(「ハゲタカ」を含めて)を読むと、日本の企業に対する見方が一変する。 ゾンビ企業とはよく言ったもので、不採算部門の整理ができず、人も切れず、何とか生きながらえるために、粉飾をする。 銀行も倒れると処理ができないので、死なない算段だけはしておく。 再投資が進まないから、イノベーションも進まず、生産性も改善されず閉塞感が漂う。 こういう事情を知らないで気の毒なのは、当の会社の従業員である。 一方、自浄作用が働かないで漂流していた日本企業に選択と集中を促し、資金を投入することで企業の持つ潜在的な能力を引き出し、リヴァイタライズさせるというハゲタカの役割の方がどうみても日本の成長という目で見ると合理的な主張であるように思え、その意味で鷲津の「日本を立て直す」ための行動には共感をせざるを得ない。 「ハゲタカ」に続き、聞き慣れない言葉があちこちに出てくる。 例えば、「FA(フィナンシャル・アドバイザー、アドバイスだけでなく、パートナー探し、資金調達、政治対応を行う)」、「LA(リーガル・アドバイザー)」、「CRO(ターンアラウンドの責任者)」、 「ベアハッグ(買収を仕掛ける会社の取締役会に、取得条件を示して回答を迫ること)」、「レブロン基準(経営者が会社を売り渡そうと決めたら、最も高い価格の売り先に売る義務がある)」、「デッドマン・トリガー(逆買収。別名パックマン・ディフェンス)」とか。 この辺をさりげに日常会話に忍び込ませれば、会話に知的な香りが漂うであろう。 本書で、わくわくする、あるいは考えさせられる印象的なシーンは3つある。 一つは、「チーム鷲津」の結成である。 プラザの報復によりホライズンを解任された鷲津の元に、ゴールドバーグを辞めたリン、 クーリッジを辞めたサム、ホライズンをやめた村上、前島など志を同じくする同志が結集する。 二つは、アランの父が鷲津に「サムライ」について語ったシーンである。 「サムライというのは死に場所を探すために生きることだと多くの人たちは勘違いしている。本当のサムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えているのだ」と語る。 三つは、坂口安吾からの「新堕落論」からの引用で鷲津を表現するシーンである。 「堕落者は常にそこからはみ出して、ただ一人、曠野を歩いていくのである。悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独という通路は、神に通じる道であり、善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、とはこの道だ」 以上、何かと示唆に富む書物である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ストーリーは面白く、「ハゲタカ1」を読んだ方は是非お読み下さい、と思います。 経済小説なので、背景ややや強引な展開を指摘する方がいますが、「小説」なので 私は気になりませんでした。知的好奇心をくすぐられつつ、面白く読めると思います。 主人公鷲津はこの時代のピカレスクヒーローなのかも知れません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともとの題がバイアウトだった長編経済小説の下巻 私に限らずハゲタカは皆,高い評価だったのにも関らず,続編である このハゲタカ2は低い. 多分,上巻の伏線であった,軍事政商のやっつけかたや,あるサラリーマンの 最後,なによりメインの企業再生について,新しさが見られないためでは ないかと思う. また,殺人とも思われる重要な人物の死が下巻で解決している 訳ではなくさらに続編で解決されるような伏線が感じられるのは 不完全燃焼のくささを感じる. とはいえ,ハゲタカ2で言いたかったと思われる,企業再生に 必要なのは,再生ファンドでもお金でもなく,意思の力というのは ミカドホテル,シャイン,曙電機の全部で言いたかったことの 様な気がする. 今後の続編として,まだ主人公がまだ,トンネルから抜けきれて 居ないこと,現在の複雑な経済状況など題材は色々あるので 楽しみではある. | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作の終わり方が衝撃的だっただけに、 続きを期待して読み始めたが、始まり方はすこし意外。 カネボウと花王の実話をベースにした話と軍事ファンドによる 日米対決のようなバイアウトの話。 前作にくらべ実話の部分が少なく、話が大きくなりすぎてる気がした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!