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エス
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エスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全14件 1~14 1/1ページ
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リングシリーズはリング~バースデイまで読んでました。 追加のストーリーがあることを最近知り、約20年ぶりのリングシリーズ。 後日談としてそれなりに楽しめました。しかしテンポが悪い。後半はスピード感があったが、最後はあっけない感じも。著者の集中力が切れた感がある。 これがリングシリーズではなく、単発の物語だとしたら時間の無駄という感想だったと思う。 リング、らせん、ループ以外は、ファン向けのおまけですね。 | ||||
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プロットが崩壊してますねw ループの仮想世界もかなりの崩壊事案でしたが、それを元にシリーズが進んでいくので矛盾をはらまずにストーリーが展開するはずがない、という感じです。高山リュウジという世界を行き来する超人と、山村貞子という希代の化物(エスパー?)か織りなす、並行世界オペラといったところでしょうか。 それでもぐいぐい読ませる著書の筆力には敬服します。多少の矛盾に目をつぶれば十分楽しめる作品群でした。 またシリーズ新作が出たら読むかもw ツッコミ読みも楽しいものです。 (因みにシリーズ全体で言うと、リング☆5、らせん,ループ☆4、バースデイ,タイド,エス☆3といった評価ですね) | ||||
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もうお腹いっぱいのシリーズではあるが、とりあえず一読。著者が本当に書きたかった物語か否かはさておき、「リング」「らせん」の後日譚としてはそれなりにまとまっていると思う。先に「貞子3D」を劇場で観ている分、奥行きと整合性が感じられて納得&満足。この「エス」をどう編集・映像化すれば「貞子3D」のような見るに堪えない映画になるのか、摩訶不思議。 | ||||
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もともと小説のリングシリーズはド派手に超常現象がおきるわけではない これ案外忘れがちですが、じんわりした恐怖が持ち味だと思っています それを加味しても今作は内容が薄いです ループの頃の情熱はとっくに無いんだと思います それでもラスト近くでのプラットホームの描写は印象に残りました 出来れば本気のリング最新作を読んでみたいです | ||||
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上司から自殺動画の入ったUSBメモリの検証依頼を受けた安藤孝則と、その妻の茜、この2人の視点から短章で区切られた顛末を交代で語っていくという進行構成です。通読するぶんには、主観がコロコロ変化するのでチョッと混乱してしまう部分がありました。読み始め当初は意識なかったのですが、題目3章「リング」とあり、実のところ過去作とリンクしていくストーリー展開になります。ここら辺のさり気無い結び付けと文章力は、なかなか鈴木さんらしい上手さがありました。 鈴木さんの作品は、「リング」「らせん」「ループ」の3部作が完成してから、はや15年近い月日経ってますが、時の流れが本作の作風にも大きく影響与えています。前作には登場しなかったインターネットの発達と普及によって、我々の暮らす生活も情報網も思想さえも総括的に変貌を遂げてきました。その現代において、この作品でも「過去からの常識が通用しない時代」に成ったと物言い、結構強引にオチを付けていると思いました。草木を這い回る小虫が宇宙の理を知らないのと同様に、次元の違う見地から物見る神のみぞ知る世界の理論なのだから、と無理矢理説き伏せられた終わり方だと思いました。初期作「リング」の終章で感じた、素人目でも理解し得えた腑に落ちる納得感みたいな感慨が起こりませんでした。 15年近く経っているので、さすがに過去3部作の創作中は本作まで意識してなかったんだろう思います。結果として、時を経た隔たりの辻褄を合わせの作業が強引で突貫工事みたいでした。まあ、既存キャラも多数登場しますので、3部作を読んだファンの方なら相応に楽しめる作品だとは思います。回収しきれてない伏線らしきも感じられ、この後も続きそうな風情も予見できました。 | ||||
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映像制作会社に勤める安藤は、ネット上で公開されたという動画を手渡される。 その動画は、一人の男の首吊り自殺を映したものだった。 動画の解析を始めた安藤だったが、不思議なことに気がつく。動画の内容が少しずつ変化しているのだ。 そんな中、安藤の恋人、茜は偶然その動画を見てしまい、過去の記憶を揺さぶられ激しく動揺する。 著者の代表作「リング」シリーズの続編、という位置付けだが後日談といった感じの作品。 貞子の呪いの動画とは違った「自殺する映像」を題材に、緩やかな恐怖心を少しずつ増幅させていくのですが……ドンとその恐怖心が膨らむことなく、すっと物語が収束していきます。 これまでのメインである「リング」「らせん」「ループ」を読んでいる人には楽しめる作品だとは思うのですが、コレヂャナイ感は拭えません。 帯の「"リング"シリーズ、新たな恐怖」という煽り文句を付ける作品ではないんじゃないの? というのが正直な思いです。 | ||||
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正直、リングシリーズはもうらせんで終了しても良かったのではと言う内容でした。 ループの発想は悪くない物のリングやらせんの怖さを台無しにした感じは否めませんし、 今作もリングでもう一儲けしようと言う出版社の考えがよぎってしまうほど後付け感が半端ないです。 貞子は確かに哀しい境遇におかれた女性でしたがビデオの呪いを考えるとやっぱり怖いです。 ですがこの作品では貞子は悪くないみたいな雰囲気を出しており何か微妙な気持ちです。 前半こそはリング特有の雰囲気が出ており面白いかもと読んでいましたが後半は完全にラブストーリーみたいで興ざめでした。 | ||||
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鈴木光司さんのホラーは大変好きで、久しぶりにエッジを読み、ホラーを実感できなかったところ、貞子に戻ったエスを手にしました。 正直、中途半端な読了感でしたし、期待したどんでん返しもなく、先が読めるサスペンスドラマという感じでした。それなりに楽しむことはできましたが、続編に期待したいと思います。 貞子ファンなら読んでおかずにはおられないんでしょうが、エピローグの自作へのヒモ付けもなんとなく中途半端な期待感しかありませんでした。 期待しすぎたのがまずかったのかもしれません。 | ||||
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今作はどうも内容が薄いというか、ストーリー全体がシリーズの説明的になってしまっているのが痛い。 冒頭の死刑執行の場面は、新しい謎の到来を予感させるに十分だし、ホラー色もあるからワクワクしたのだけれど、 結局はそれを生かせずに、リングかららせん、ループをなぞるような、慌ただしい展開に終始してしまった感がある。 そのなぞりがあっても、シリーズ未読の人や、リングしか読んだことない人には「?」な展開だろうし、 一連の前作を読んでいる読者にとっては、同じ説明をせんでもよい、となるだろう。 死刑の場面をはじめ、発展しそうな予感を感じる場面は幾つかあったんだけど、 最後は平凡に収まってしまっているのが惜しいかな。 ホラー的にもSF的にも、あっと驚く展開がないので刺激が少ない。 長編ですけど、あくまで外伝と思ったほうがよろしいです。 あの世界の中にはこんな人生もありますよ、というお話でしょう。 これまでの薄幸な登場人物たちと違い、 今回の主人公とそのお相手には一応幸せが訪れたようで、読み終わったあとはよかった。 | ||||
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ループの世界のその後の話。 悪くはないかなーと思うけれども、ガツンとくる感じもまたない感じ。 リングからのファンとしてはニヤっとするシーンはあったり。 | ||||
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『リング』『らせん』『ループ』『バースデイ』など一連の貞子シリーズの続編。この作品では間接的にしか貞子は登場せず、『リング』や『らせん』のように恐怖は感じなかった。200ページ過ぎからは旧作のおさらいのような記述が続き、こじ付け感は否めない。 『リング』から20年以上が経過してるのかというのが最大の驚き。 | ||||
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リングシリーズは一通り読みましたが、ループやバースデーとの関連性があり、 ハラハラさせるホラー系を期待していましたが・・。 内容自体は好きですが、やっぱり「ループ」かな。 | ||||
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リングがあまりにも衝撃的だったので、期待して読み始めた。 今回の作品は、以前の作品の流れを汲む内容ではあるので「神」「DNA」 といったキーワードは欠かせない。 しかし、リングほど読んでいる時に、 じわじわくる恐怖感には襲われなかった。 (映像なるとその辺りはドロドロした感じになる?) ただ、エピローグからすると次回作もまた期待させる‥… | ||||
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「ハッピーバースデイ」で、多様性を取り戻したループ界。多様性を取り戻したと言う事は、あらゆる可能性の未来も生まれたというわけで、本作はその一つと位置付けられる。 分岐点と言うのは、「ハッピーバースデイ」で描かれた未来とは違う未来がある事。「らせん」のラストで世界は大きく枝分かれし、これは小さな枝葉なのだろう。ただ、人類にとって圧倒的な脅威の存在だった山村貞子の結末があまりにもあっさりしすぎなのだが、ある意味では彼女にとって幸せな部分もある。化け物化した映画と違う原作者なりの思い入れなのだろうか? ホラーではなく、これまでのシリーズをおさらいする集大成的位置づけであり、映画版がスタンダード化している事への抵抗にも見える作品だ。 「貞子3D」には、これを原作と名乗って欲しくない。 | ||||
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