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ドリームキャッチャー
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ドリームキャッチャーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.74pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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この小説が出た当時、こういう芸風ってクーンツさんのじゃないの?と思いました。傑作では無いがキングさんらしくそれなりに面白く読める小説だと思います。 | ||||
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面白いは面白いです。 異星人の侵略。軍隊による虐殺。 どう戦い、生き抜くのか。 めまぐるしく進むストーリー。 その中にキャラがいきいきと息づいている。 さすがのキングです。 ですが。 これまで読んだ作品に比べると、うーむ。という感じ。 どなたかも書かれていましたが、 どこに焦点をあててよいか分かりづらいというか、 さあ共感しよう!と思うと次から次へと展開していくので 気がついたらああ、終わった、という。 そして、そのあとの読後感がキングにしては、かなり薄い…と思うのです。 タイトルの意味付けでもあり核となる少年、ダディッツの魅力を 必至になって伝えようとしてないか? 最後の友人2人の語らい、そこで結果づけをしようとしてないか? なんだかラストがあって、ちょっと無理してストーリーを詰めていったような 感じがしました。 キングだったら、もう少し期待したいです。 | ||||
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キングはかつて「トミーノッカーズ」というSF風ホラーの長編作品があった けれども、この作品で再びSF風ホラー作品に挑んだことになる。 名作「スタンド・バイ・ミー」を彷彿させるような序盤のストーリー展開が大 変面白く、今後どのように物語が進むのかと期待に胸が膨らむのだが、コッポラ の映画「地獄の黙示録」のキルゴア中佐をさらに狂気化させたような軍人カーツ 司令官がこの物語に登場した途端、「スタンド・バイ・ミー」風な印象は跡形も なく消え失せる! その後、暴走していくような物語展開に読者は懸命に付いていかなけらばなら ない。どうか振り落とされないように。 軍用輸送車両ハンヴィーを使った追いかけっこ。三つ巴の追いかけっこという のも変わった構成だ。 地球人の精神と同居?するミスター・グレイと命名されたエイリアンの行動が かなり面白い! 怖さと滑稽さが同時に味わえるという絶妙さが凄い。 訳者の白石氏もグット・ジョブ! です。 | ||||
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どこか要素の多さを感じる作品。 つまらなくはないのだが、面白さも薄い。 ただ、強引にでもまとめ上げる力があり、途中で投げ出せない魔力のようなものがある。 まあ、なんと言ってもキングだ。 構成はしっかりしていたし、伏線の張り方もうまい。 冒頭で出会った男を撃ち殺していれば、的な後悔も存分に味わえた。 | ||||
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キングらしく、ぐいぐいと読ませる。 子どもの頃のことや友達の関係を書かせると、本当に胸に迫ってくる。 とは言いつつも、前半中だるみするのはやっぱりキング。 青春物をからめた精神物&Xファイルな話なのだけれど、 今回は、いつもよりもキャラが生かしきれていない感じがした。 主人公たちの仲間になるオーウェンや頭のイカれたカーツなど 魅力的なキャラなのに、最後の方はどうも中途半端。 4人組の半分もあっさりと捨てられた感がある。 一番良かったのは、下卑た部下(最後バイラスにやられてしまう)だったかな。 ストーリー的には悪くない話(キングの小説の寄せ集めっぽいが)なのに、 いま一つ足りなかった、というのが感想だ。 個人的に、「IT」とのからみは出さない方が良かったような気がする。 話が出デリーなのでしょうがないのかもしれないけれど。 | ||||
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長いこと放棄していた作品ですが、 ついに読み終えることができました。 感無量。 ついにミスター・グレイとの 対決が繰り広げられます。 そう、水に行ってしまっては負け… なので、戦いは非常に一刻を争います。 面白いのは特大フォントが使われていること。 効果的に使われていましたね。 そう、そのためにびっくりするはずです。 最後はハッピーエンドまで行かないものの、 どこか平穏な感じがしました。 そう、彼は心の中に… | ||||
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だからこその星1つです。 第4巻を読み終えるとたいていの人が、 「なんだこれ、つまんねー、時間の無駄だった」 と嘆くことでしょう。 キングが時折かっ飛ばすもの凄くくだらないお話です。 | ||||
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数ヶ月前にこの本で読みづらいと思って 頓挫してしまいました。 ところが改めて読むと面白いではありませんか。 時にスリルあふれるジョーンジーとグレイ・ボーイとの葛藤。 そして時折回想として現れる4人組… ホラーにしてはとにかくスケールが大きいのです。 めまぐるしいなと思ってしまうぐらい展開も動いていきますし。 最後の巻が楽しみになります。 | ||||
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映画を観て謎が残ったので原作を読みましたがやっぱり謎が残りました。 誰か解説してくれませんかね。 ヴァイラスとバイラムと人間タイプの宇宙人の関係。 結局グレイタイプの彼らもカビに寄生されかなり困ってしまった地球人と同様の被害者だったってことなのでしょうか。映画だと宇宙人が形態を変えているだけのような描写ですが小説だと別種のような印象も受けます。あとカーツ氏って結局どういうキャリアなの?そもそも司令官なのに明らかに将官ではなさそうだし。大体合衆国政府はなんで大規模な部隊を編成しないのでしょうか。テレパシーの介入があるからそれについて免疫がある人物や対宇宙人には特殊な素養が必要あるから必然的に小数しか集まらなくなるというなら分かりますが結局最後はみんな凡人あるいはそれ以下の死に様でした。ということは常人に毛が生えた程度のひとしか在籍していなかったってことですね。だったら大規模な部隊で宇宙人そして厄介なもろもろに睨みを利かせたほうが分がありそうですけどね。そもそもカーツさんはどういう経過でどんな素養を見込まれてあんな役に就いていたのか分かりません。1000ページ以上ぶっ続けで読みましたがなぞがいーっぱい残る結果になりました。非常に損をした気分です。 | ||||
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1巻目は「いまいち煮え切らないな」と思いましたが この巻になったら、格段に面白くなってきました。 1巻目に謎が多かったところが 物語が進んでいくにつれ、少しずつほぐれていくこと。 そして森の変化の元凶がページを読み薦めていくたびに 恐ろしさを増していきます。 そして彼らに待ち受ける強力な「魔物」 それゆえに最大の危機を迎えた人も… 1巻目は読みづらいですが、この巻は 別視点も含めはるかに読みやすくなっていますよ。 | ||||
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ホラー小説をじっくり見たいと思い何気なく取ったこの本。 映画で「ドリームキャッチャー」を見てそこそこ面白かったのを思い出し、暇つぶし程度の気持ちで購入。 あまり期待して読んでい無かったにも関わらず、いつしか登場人物にはどんどん愛着が沸いてきてしまい、読み終わってしまうのが切なくなってしまうほどでした。 (とくにビーヴァーが大のお気に入りです。) 4人(+1人)の主人公達の少年時代の回想が、非常に秀逸で本当に話に引き込まれます。 主人公達、狂人カーツ、そしてミスター・グレイ。 それぞれの思惑が交錯し、ラストに向かって加速して行く様は最高に興奮しました。 ぜひ見ていただきたい作品の一つです。 | ||||
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(第1巻のだけではなく、4冊分全部のレビューです。) この本をどう称したらいいのだろう。 オビにあるような、「本格ホラー」というのは違うと思う。 4冊の分け方が丁度あっているわけではないが、とにかく、ストーリーと言うかプロットは、かなりことなる様子で(特に当初)、その切り替わりになかなか付いて行けない。 第1卷は、微妙に「スタンドバイミー」や「アトランティスの心」の前半を彷彿とさせる、少年期を共に過ごした子供たちが、その後どうなったか的な、いい感じの部分です。 それが、第1巻後半から、第2巻は、正直、そう行くん、ええっ、そんな本なぁ〜ん、と何と言うか、驚きと(若干の後悔)の連続です。正直なところ、ここが我慢のしどころ。 で、3,4。この頃になるとやっと、プロットが見えてきて、ある意味安心できますね。 ただ、ここまで行き着かない人も多いのではないでしょうかねぇ。 いやぁ、正直言って最後までいってこそ、です。 が、それには結構忍耐、想像力、あきらめ、いい加減さも、が必要です。流すようなね。 Sキングの傑作かどうかはわからないけど、最後まで読めたら、面白かった、と言える本と思います。 ☆は、3と4の間です。 | ||||
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世界はあらかじめ夢見られている。ある科学哲学者の言葉だ。でも、もしそれが悪夢だったら? たとえばエイリアンが侵略して、人類が滅亡の危機に瀕するといったような。大丈夫、そんな時のためにドリームキャッチャーがある。それはアメリカのネイティブに伝わる魔よけで、「撚り糸を蜘蛛の巣状に編んだだけのたわいもない代物」のこと。この作品は、四人の幼馴染みと彼らの共通の友人が、人類の厄災をふりはらうドリームキャッチャーとなって、死を賭してエイリアンと闘う友情巨編である。「四本の紐には数多くの横糸が結びつけられているが、四本をつなぎあわせているのはあくまでも中心だった。四本は、中心の核の部分で融合しているのである」。──作中、印象的な言葉がある。「加速の度合いがある段階を過ぎると、あらゆる旅は時間旅行に変わる。そして、あらゆる旅の基盤は記憶だ」。それはこの作品自体にも言えることで、しだいに緊迫する三つ巴の追跡劇の「加速」とともに、五人の少年たちの秘められた「記憶」が明らかにされていく。物語のこの二重構造にうまく乗れたなら、読者は深い感動を味わうことになるだろう。残念ながら、私は乗れなかった。 | ||||
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スタンドバイミーのノスタルジックさと、 グリーンマイルのお涙ちょうだい的要素に、 ディスペレーション風な悪趣味さを、 寄せ集めたような印象の作品です。それなりに面白いのですが、純粋なホラーでもなく、 純粋なファンタジーでもないので、 私的には、ちょっと、違和感のある作品でした。 | ||||
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はっきりいいましょう。「IT」「トミーノッカーズ」のアイデアの焼直しだと。作中にも「IT」への言及はたくさんありますが、構成自体「IT」と非常に良く似ています。20年経って、現在の社会状況で「IT」を再び描きたかったのかな、というのが偽らざる感想です。 「小説作法」でも語られているようにジャンキーだったキング。おそらくドラッグ漬けのさなかに書かれたと思われる「トミーノッカーズ」。キングの作品の中でも一、二を争う駄作ですが、こういう形で書き直したのかなあ。気持の悪い描写は大したものですが、それをもってホラーと感じることは私はありませんでした。昨今のサイコスリラー乱発の中では、エイリアンも悪魔も頭のおかしい人間より恐くはないですからね。 一言。「グリーンマイル」!「ショーシャンク」を期待して読むのは間違いよ。 | ||||
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同タイトルの最終章。 異星人との最後の戦いが演じられる。 多分この作品での一番の恐怖は自殺したロシア人女性の死に様であろう。 それはミスター・グレイがジョーンジーの記憶から導き出したバイラス拡散の方法だったからだ。相変わらず重厚な精神を描きつづけるキングならではの作品に仕上がっていて、読後、自分のドリームキャッチャーは何処にあるのだろうか?と、遠い少年時代を思い出し、大切だった友人のことなどを想ってしまった。単に仲の良い友人というだけでなく、もっと深い部分で繋がりのある仲間には共通の糸を通す穴が開いているのではないか? その中心部分にはダディッツの存在が・・・・読み手の誰にでも存在する。 | ||||
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キングの大ファンなんですが、この作品は個人的にあんまり好き ではないです。たしかに、スピード感やストーリー性もあって面白いん だけれども、全体が浅く広がっていて、どこに焦点を当てていいのか わかりませんでした。話が大きすぎる割に、どこか偏狭で、個々の関わりも うまくなかったような・・・。あと、これは私だけかもしれませんが、とにかく読んでいて痒い!!(笑) 三巻目くらいで、頭や頬が痒くなってきて(そんな気がして)読むのやめようかと思いました。結局読んだけど。 けど、最近のキングの作品が好きなひとにはいいかもしれません。 スラスラ読めるので、一読してみるのも良いですよー。 | ||||
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同タイトルの3巻目。 異性人(ミスターグレイ)に肉体を支配されてしまったジョーンジーは並外れた精神力で自身の脳の中にシェルターを作り抵抗を続ける。 同じく、幼馴染の彼と強い精神で結ばれたダウン症のダデッツは自らの肉体を捨ててまでジョーンジーを救うために吹雪きの街に彷徨い出ようとする。そしてもう一つ、アメリカ全土へのバイラス感染を防ぐ命令を受けた特殊部隊の司令官カーツは軍の命令を無視してまで必要にジョーンジーを追い詰めようとする。最初は異性人の地球侵略で始まった話ではあるが、次第にキング特有の“精神部分”へのめり込んでゆく! 果たしてジョーンジーはどうなるのか?ダデッツの運命は?ドリームキャッチャー(魔除)に託された“絆”の訳は? | ||||
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ぐいぐい読まされてしまうストーリー展開。 本当に「読む」というより「読まされる」。 読者に予兆を感じさせる文章がすごい。 こんなのキングしか書けないでしょっ! | ||||
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あとがきで「IT」「スタンド」等々の二番煎じではない、と書かざるを得なかった理由がわかる様な作品でした。随所にキングらしさに溢れ、4分冊をあっと言う間に読み終えさせる力量はいつも通りなのですが、期待のし過ぎでしょうか。 | ||||
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