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そして誰もいなくなった
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【この小説が収録されている参考書籍】
そして誰もいなくなったの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全343件 201~220 11/18ページ
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今年の後半に「やはり読んでおかにゃならん作品」と認識して手にしました。 ストーリー自体の面白さに加え、初めから日本語で書かれたような自然な言い回しの訳文に モチベを削がれることなく読み進められ、苦もなく一晩でいけました。 途中から「こいつ怪しい」となったロンバート、終盤で凶弾に倒れあれれ?? 結局11人目がいたってことなのかと思いきや・・・ あのタイミングで”真犯人”が消えていたとは・・・。 いやはや参りました。こりゃー大傑作だわ。 にしても、真相書いたのを瓶詰めにして海へって・・・ 「十角館」がそこまでネタを頂いてたとは!で、そこらへんも驚いた。 | ||||
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誰かに、この小説の何が素晴らしいかと問われれば、真っ先に読みやすさだと答えるだろう。さらにこの小説は登場人物がしっかりしていて、ミステリーとして余計な要素(恋愛、友情、深い動機)などが用いられていない。エンタイテイメントとしてのミステリー小説の中では、紛れもなく頂点に位置する作品だろう。長さもちょうど良く、一晩で読み終えるのに適している。このことは赤川次郎も述べていることで、アガサクリスティの小説を書く才能がどれだけ優れたものだったかが分かる。今では目新しさのないトリックかもしれない。しかしそれは、この小説を目指して書かれたものが多いことを意味しているのだ。オマージュとして書かれた作品をあげていったらきりがないほどだ。それだけ、この作品が完成したものであるということだろう。 出来ることなら、発売された当時に戻り、今まで読んだミステリー小説の記憶をすべて消してから、アガサクリスティの最高傑作、そして誰もいなくなったを読んでみたいと思う。そして、それから周りの人に感想を求めてみたい。そうすればきっと、今とは違った話が聴けるだろうから。 | ||||
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自身、ミステリーの中で屈指の作品です。 全体的に読みやすかったし、最後の最後まで読者をひきつけ、離さない。 まさにミステリーの模範となるような名作。 飽きがこないので、誰にでもおすすめできると思います。 旧訳が大変評価されているみたいですね。 書店には新訳版しか置いてなかったので、機会があれば旧訳のほうも読みたいです。 ※ 一つだけ読みづらさを感じたのですが、ダッシュとリーダーがやたらと多いです。 旧訳のほうはどうだったのでしょうかね? | ||||
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テンポよく、エンターテイメントとして完成されたミステリーだと思う。 飽きることなく一気に読んでしまいました。 名作は色褪せないということを納得できます。 | ||||
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ご都合主義的なところもあるが、エンターテイメントとしてみるなら、充分たのしめた。 最後の最後まで、犯人はわからない。 | ||||
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届くのが少し遅くて心配しましたが、 状態もきれいで無事届いたのでよかったです。 | ||||
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見事に騙されました。 読み返せばあやしかったなって場面がありますが一度ではなかなか見抜けない 2回目も、楽しく読めます。 | ||||
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初めての海外作品だったのですが、一気に読んでしまいました!! | ||||
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ミステリー小説の名作言われる、この作品 読めば読むほど、作品の面白さに虜になります! そして?どうして?誰もいなくなったのか・・・。 推理しながらとても楽しめました! | ||||
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10人のインディアンの男の子、食事に出かけた‥‥ 童謡マザーグースの「10人のインディアン」は、まるで女の子が母親に語りかけるようにはじまる。まだ、大人のような道徳心が備わっていないが故の、ある種の残酷性と差別感。それに驚愕する大人達、我々読者。童謡の語り手は、イギリスの女の子アガサクリスティ。彼女は第一級のミステリーテイラーでもあった。新訳には旧訳にあった、重々しさが欠けている、という。たしかに、本作は重厚なミステリーとして読める。しかし、本作は童謡マザーグースの「10人のインディアン」をベースにしている(だからIndianの訳語はインディアンでなければならないのだが)。頭をひねって読むようなものではない。童謡になぞらえて、童謡殺人が展開されるので、読者はなんとなく展開を予測できる。次はあの人‥‥サスペンスと恐怖は読者の脳内で勝手に自己増殖しはじめる。『そしてだれもいなくなった』は、夜、母親と子供が気軽に読めるような童謡小説でもある。旧訳はミステリーファン向け、新訳は致命的な欠点はあるが一般向け。 新訳の致命的な欠点(用語の変更) 旧訳「インディアン」→新訳「兵隊さん」 旧訳「インディアン島」→新訳「兵隊島」 この時点で旧訳のほうが優れているといえる。なぜなら本作は童謡マザーグースの「10人のインディアン」をベースにしているからである。「10人のインディアン」はもともとはTen Little Nigger Boysと言われていたが、Nigger(黒んぼ)にかなり差別的なニュアンスがあるので、Indianに歌詞をかえたという経緯がある。現代ではIndianに差別的なニュアンスがあるため、ある種の配慮から日本語では「兵隊さん」「兵隊島」に変更したのだろう。これは「改悪」といえる。原著の記述はIndianであるのだから、原著の記述に従うべきである。作品の時代背景、古典としての歴史的・文学的な意味を尊重するなら、「インディアン」を使用すべきであった。現代の風潮に迎合したことで、本作が積み上げて来た古典としての価値が凋落した(少なくとも日本で)。何より作者アガサクリスティの意図を完全に無視したハヤカワ文庫の功罪は大きい。今や天国にいるアガサクリスティが変更を要求しているのなら、話は別だろう。和訳にも彼女の意志を反映させるべきだろう。いったい早川書房はどのようにして彼女の意志を知ったのだろうか。ただ単に時代に迎合し、作品の価値を凋落させたのだろうか。出版社として時代に迎合することは致命的な過失である。これに関しては訳者に責任はない。これは個人的な改悪を超えている。近い将来、JapanやAmericanが差別語になったとしたら、なんと訳するのだろう。兵隊さん? 馬鹿馬鹿しい。本作のIndianはインディアンだ。アガサクリスティの作品を愛する読者なら、即急に変更を求めるべきだ。作品を冒涜しているのだから。 | ||||
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旧版は未読なので比較はできませんが、 自分のように昔に翻訳された海外小説のような文体が苦手な人にはむしろおすすめできる訳だと思います。 読みやすさから雰囲気が台無しになっているという風にも感じませんでした。 結末も非常に納得のいくもので名作と言われるだけのことはあるなと思いました。 | ||||
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アガサクリスティ最高傑作といわれるだけあり面白かったです 自分はミステリーはほとんど読まないのですが、読みやすく、また鮮やかなネタばらしでした | ||||
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一度旧訳を読んだ経験があり、久し振りにとこちらを読みました。 正直、言う程悪くありません。 個人的にはミステリ慣れしていなかった頃に読んだ旧訳より理解できましたし、 根本的にこの話がなんだったのか、という部分はちゃんと伝わってきます。 クリスティ作品の中でも有名なこれをまず読んでみよう、という需要に向けて 分り易くする方向をとったのかな、という印象ですが、もしそうなら成功していると思います。 大御所の作品とはいえミステリ且つ海外小説という条件では、両方のジャンルの初心者には 二重に敷居が高く、実際読んでもよくわからなかった、という結果になりがちですし。 というか個人的な感情としては、この文体をラノベだのジュブナイルだのと言う方は そっちのジャンルを理解する程読みもしないで貶めてないか?と そちらも読む人間としてはちょっと疑問に思うところです……。 このくらいの文体をとる一般文芸書は当たり前に存在しますし。 「クリスティ知らなくて読んでみたいけどなんかレビュー見る限りこの版は駄目なの?」と思って 躊躇している方がいらっしゃるなら、そうでもないですよ。寧ろそういう方向けです。 勿体ないので何らかの形で両方の訳が読める状態が保たれているのが一番望ましかったのでしょうが。 | ||||
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阿賀さの魅力に魅せられそうです。これからたくさんよみたいです。 | ||||
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作者の孫の前書きは不要です。 内容に触れている部分も多いため、せめて末尾に付け、蛇足どまりにすべきではないでしょうか。 いろいろ知らずに読み進め、展開に飲み込まれていくことがおもしろみだと思います。 | ||||
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読後の感想は「なるほどなー」と、いった感じ。 昨今の世の中、これと似た作品は数多とある。 パッと思い浮かぶだけでも三つはある。 しかし、それらの作品の原点がこの「そして誰もいなくなった」 だということは、言わずもがな。 余計な恋愛描写や、スプラットシーンがなく、洗練されたコクのある作品だ。 | ||||
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「懐かしい」に尽きますが、新訳の出来が素晴らしいと思いましたからです。 | ||||
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昔、読んだ記憶が完全によみがえった。とても懐かしく、読むことができました。 | ||||
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昔本を購入し読んだけれど、ほぼ忘れています。そして本もどこに行ったのやら。旅行に行く前に購入し、列車の中で読みました。テンポもよく読みやすいし面白かった。 | ||||
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はじめてこの作品を読みました。 私は、アガサクリスティの本にはポアロが出てくるものだと思っていたので、タイトルだけを見て、ポアロが犯人じゃないだろうかと、勝手に先入観を持ちつつ読みました。 あとは登場人物の言動とか、それぞれの心理描写、性格などを見て、怪しい箇所があると前のページを読み直したりしながら読み進めましたが。 結局、惑わされてしまいました。 あらすじから全員に前科があるということだったので、何人も共犯者がいたりするのかな〜とも思いましたが、違いました。 登場人物の言動だけだけ見てると駄目です。 心理描写から登場人物の性格を判断して推理すると、多分、この人が犯人だなとわかりそうです。 殺人現場とか、あまりリアルに書かれていないので助かりました。 段々人が減っていくときの、残された登場人物たちの心境を考えると、精神的に怖いです。 文句なしの名作です! | ||||
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