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風の海 迷宮の岸 十二国記
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風の海 迷宮の岸 十二国記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.17pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 1~20 1/3ページ
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僕は断じてショタではない。どっちかと言うと女児が好きだ‥ん?それはそれでマズイな。 泰麒が良い子過ぎるんよ。あれだけ虐げられたらクソガキになっても良さそうなのに。‥失言ですね。後、黒麒麟という稀有な設定に、大物を従える感じとか、厨二拗らせているおっさんにはブッ刺さりでした! | ||||
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2冊注文したら画像のような状態で、本の帯にもう1冊の本が食い込んで、帯が破れていた。これでは新品を買った意味が無いではないか?と残念な気持ちになった。べつに、帯が破れていても私は返品しないが、誰も触ってない新品に拘り通販で買うという神経質な人へ発送する場合、この梱包のまま改善が無ければクレームになるだろうと思う。作品への評価は下げたくないので☆5だが、商品の破損は当然マイナスである。 | ||||
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全巻大人買いしてイッキ読みしました。 | ||||
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神話。 ただし現存する、 どの宗教にもあたらない、 空想世界の神話。 最初の百ページくらいは、 0巻も1巻も説明というか、 下地を描く時間だったので、 そこは今巻も同じで、 だから安心して、 じっくりと待ちました。 そっから先はもう、 一気読みです。 なんだろう? そんなに見どころというか、 なにが面白いとか、 ここがいいんだと、 ハッキリ言えないのに。 読みながら悶えるほどに、 登場人物の心の波が、 荒れたり凪いだりし、 それに見事に、 ぐるんぐるん振り回されてしまう。 解説のかたは、 すごく難しく深く読みこみ、 設定を説明してくれてますが、 ぼくはもう単純に、 著者が女性であり、 だからこの世界の神も、 ならではというか、 らしさというか、 視点的な矜持という意味で、 当然のごとく女神であり、 神らしく、残酷なほどに傍観し、 嘘を描かないようにしている。 イコール、目を逸らさず、 誤魔化さずに世界を創造している。 女性であり、神である、 その両方を力の源とされており、 素晴らしいと思いました。 老若男女、妖獣人仙、 誰も神には意見できず、 ヒントなども一切もらえません。 神は誰の味方もしない。 味方したくても、 物語の流れには逆らえない。 自分に自分で逆らうというのは、 可能なようで不可能だからです。 逆らえている時点で、 それはもう、 自分の意思になってしまう。 神はただ見守り、 時間を進めるのみ。 世界の誰かが神を呪う言葉は、 著者に向けて吐かれた呪詛であり、 それを受けて苦しんだとしても、 やはり運命を描くしかない。 ファンタジーとは、 というか物語とは、 こうあってほしいという、 見本のような作品だと思います。 読んでいる時間、 現実が霞のように消えて、 桃源郷へと遁走できました。 | ||||
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シリーズを大人買いして読み始めました。 はまっています。 おもしろい!!!!!!! | ||||
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十二国記シリーズを、この期、初めて読んで、しかもアニメも全く観たことない自分です。epi.1(『月の影 影の海』)、 epi.0(『魔性の子』)、そしてこのepi.2の順に読んだ者だけが味わえるドキドキ感と、そしてラストの意外感を、私めは味わさせていただき、大変嬉しく思っています。 よって、この巻の大きなネタバレは書かない。でも、文末に主に0、1を通して分かった事を年表にした。ので、それを嫌う方はこれ以降読まないように。 epi.0において「ホラー」だった世界は、epi.2においては、「天上の理」の世界に書き換えられる。この表裏をひっくり返す驚きは、0、2と読んで行くのが面白いので、この読み方を私は推薦します。こういうのは読書の喜びですね。一方1は「天下の理」の世界でした。 このシリーズを、私は「歴史書」として読んで行こうと思っている。よってキャラで読む読み方はしない。「泰麒が可愛い、愛しい」とも思わない。泰麒は麒麟として想定内の成長を遂げた。気になるのは、天上の世界の「不気味さ」である。出てくる人物は、みんな普通の人間だ。不老不死になろうとも、人間として理解出来ないわけではない。しかし、黄海の周りに聳える天上世界は、どうも冷たい。謎がある。例えば、何故突然泰麒は「胎果のまま流されなくてはならなかったのか」そのことの説明も、シリーズラストまで引っ張るつもりかもしれない。 だから私は、世のシリーズファンとは違う向き合い方をするだろうと思う。ただ、傲濫の件はちょっと血がたぎりました。泰麒の絶望感は私も感じていて、景麒の回りくどい説明にはすっかりやられました。また、ラストはてっきりあの場面に結び付くのだと思っていたので中途半端に終わったのは意外(ごめん、未読の人には何が何やらわからないと思います)。 epi.0の「白汕子、傲濫」等の幾つかの伏線回収が行われました。そういう楽しみはある。 年表は、仮に高里こと泰麒が、蓬莱山より胎果のまま日本に流された年をX元年として数えました。数え方が間違って1年ぐらいの誤差はあるかもしれないし、月もあまり自信がない。しかし、作ってみて気がついたことがあります。 (1)X15年-18年あたりが日本の90年代にあたることは、間違い無いと思う。携帯の描写が存在しないからである。その他、マスコミ、テレビ等々の描写はある。 (2)0において高里が呟いた言葉のうち、「角端、孔子、ムルゲン、ロライマ、ギアナ」の言葉の意味が未だ不明だ。「角端」は0でも言っていた「私の麒麟の角がない」ということに対応しているのかもしれない。「孔子」は、高里が日本で論語を読んでいたはずがない。0において何故レン麟がこんなにもが泰麒を助けようとするのかも不明だ。よって回収されていない伏線はまだ多い。果たして回収されるのか、もわからない。注目したい。 (3)著者は90年代のうちにシリーズを終わらせようとした節がある。それは今年の新作がブック紹介を見ると未だX18年あたりらしいということでそう思うのである。少なくとも新作発表が、2019年まで持ち越したのは想定外だった可能性が出てきた。 X元年 泰麒 胎果として日本に流される X8年 景麒 景国に降りる X9年末 景麒 商家の娘である景王を見つける X10年 泰麒 2月蓬山に戻る X11年 泰麒 4月日本に戻る X14年 5月景国王亡くなる。 X15年(1992年?)1月陽子日本より来たる 8月陽子景国王となる X18年 泰麒 9月戴国に戻る | ||||
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長い休みに中1娘と読んでます。0巻から読んだ私はなんか進みが遅かったけど、一巻から読んだら入りやすかった。 漢字の多さと設定の細かさには少し辟易するが、まあそれも世界観をつくるのに必要なのだろう。発想には脱帽する。 | ||||
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迅速な対応ありがとうございます。 | ||||
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第1作の「月の影 影の海」を読んだ際には、まだこの十二国記の世界に入り込めない感じがしていたが、この第2作ですっかりハマった。 今回は麒麟が主人公だが、前作と同様にまずは現在の日本から物語は始まる。普通の10歳の少年が、自分が実は王を選び、王を補佐する特別の役割を持つ麒麟であることに、少しずつ自覚して、その力に目覚めていく過程が抜群に面白い。 新たに選んだ王とどのような国を作るのか続きを読みたい。 | ||||
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言わずと知れた名ファンタジーで、うちの女子が当然のようにハマりました。男子のハマったアルスラーン戦記(小説)はまだ無理みたい。分厚いから?かな。でも、こちらは食いついています。 | ||||
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そこそこ面白かった。難しい漢字が多いけど、ふりがながふってあるので、安心して読める | ||||
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12国記はすべて読みました。 他の12国記や魔性の子等との伏線を考えながら読むとなおさら世界観に入ります。 戴の話は他国に比べ闇が深く疲れるかな。ですがこの世界観を一層厚くします。 | ||||
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12国記は世界観がいいなと読んでいてつくづく思う。 12の国には12の麒麟がいて、麒麟がその国の王を選定する。 個人的にはこのような分かりやすい舞台設定は好きだ。 作者の方は当時の三国志ブームに便乗して執筆したとあって色々と粗があると言っていたが、これはこれで独特に楽しめる世界観だと思う。 | ||||
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十二国記シリーズとあるので、当然「月の影 影の海」の続きだと思って読み始めたが、主人公は全く別の人物だった。全体像が見えないので驚くが、かといってamazonのレビューを読むと、知らない方がいいことも分かってしまうので、あえて目を通さずに読み通す。読み終えてからレビューを見ると、なるほどと頷くことも多く、気づいていなかった点などに関するコメントも読めて、本自体を読み返すことも多い。 とはいえこのシリーズは、いちいち予想を裏切る。シリーズ1・2巻の主人公が、やっと自分のいるべき場所を確保でき、これから本格的な話が始まると思っていたら、別の国の麒麟の話が始まる。あぁ。でもきっとこの先、どこかで統合されるのだろうから、それを楽しみに読み進めることにしよう。 | ||||
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剣と魔法の登場する異世界ファンタジーだが、それが全く主役ではない。今巻では生まれてすぐに現実世界に流されてしまった、この世界の王を識別して補佐する役たるべき少年が10年以上の歳月を経て連れ戻されるが、この世界でも自分は不完全な存在ではないのかと悩み苦しんだ末に、王たるべき人を選ぶと言う話である。彼の心理的葛藤が主眼で描かれており、剣や魔法で派手な戦いなど一切ないのだが、スラスラ読めて実に面白い。 この異世界の設定は非常に複雑に作り込まれているが、何もわからない少年の立場で徐々に見えて来るように描かれているので、理解に難渋する事はない。簡単に説明してしまおうとすれば荒唐無稽過ぎる設定なのに、細部まで細かく作り込まれているからか、、強いリアリティーを持って立ち上がって来る。出自の由か現実世界でもうまく生きていけなかった少年が、こちらの世界でも自分は不完全な麒麟なのではないかと悩む姿が読み手にひしひしと伝わって来る。そして正しく王たるべき人を選んだ時、それまでどうしても出来なかった麒麟と言う獣形への変形も、強大な妖魔を従者として折伏する術も成就してしまう。それでも本当に正しく王を選んだのか自信が持てない彼が、自分と同様の経歴を持つ他の麒麟の介入でようやく自己の正当さに確信を持った時、読み手も彼と一緒にカタルシスを覚えるだろう。 | ||||
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陽子の王の話から、こちらは麒麟が主役の話。 月の影 影の海の上下を読み、その後シリーズを全て読もうと、数冊目を読んでる途中ですが。 麒麟の立場や大変さ、心境もよく解ってとても良い内容です。この1冊だけの泰麒の成長、良かったと思います。 最後の「王選び」で、天命を感じなかったのに、王を選んだ所で終わりましたが、その後の戴国の続きが楽しみです。その選択で良かったのか?どうなるのか?と。 この泰麒の先は「魔性の子」で解明されてくる?との情報があったので「魔性の子」は、王の陽子と出会う本の前に読もうと思ってます。 シリーズとしては「魔性の子」が0冊目にきてますが、内容としては、この泰麒の王選びと、最後に?陽子と出会うまでの間の話だと言う事なので、その順に読むつもりです。泰麒だけに関わらず、陽子や延王、六太と、色んな主人公の先が楽しみです。冊数にして長い物語・シリーズですが、この世界に入り込んで読み進められます。 十二国記シリーズ、出会えて良かった。 | ||||
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理想的な未来を予感させるけれど、シリーズを通すと最も辛い運命を背負う国の初期の物語。 「魔性の子」が「0」に加わったことで全体像がさらに見えてきましたが…。 | ||||
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今回の主役は王ではなく、麒麟。 戴国の麒麟・泰麒にスポットを当て、麒麟が生まれてから王に出会い、即位式に至るまでの話が麒麟の視点で描かれています。 胎果として十年余り蓬莱で育った泰麒には、麒麟として本来当然にできることができないでいた。人としても、麒麟としても、自分は何かが欠けていると思い悩む幼い泰麒。そこで、慶国の麒麟・景麒に指南してもらうことになったのだが。。。 泰麒を支援する麒麟たちのやりとりがとても微笑ましいです。 延王曰く、「麗しき同族愛」。まさにその通り、心温まる麒麟の物語。 十二国シリーズでは最も柔らかい内容となっており、かなり好き。 前巻では見られなかった景麒の横顔も描かれ、能面顔の下に抱える悩みや苦労・心の動きが分かり、ぐっとその存在が身近に感じられました。また、蓬山であのような女仙たちに囲まれて生まれ育ち、一体どのようにして景麒が今の状態に至ったのか、とても興味ありますね(笑 短編でもいいので、景麒の幼少時代を描いて貰いたいです。 その他、柔らかいばかりではなく、泰麒が妖魔と対決する迫力満点のシーンもあります。 張りつめた空気感が伝わってくる見事な描写に、目が離せません。 「麒麟」に興味を惹かれる人にとって、存分に楽しめる、お気に入りとなる作品ではないでしょうか。おすすめです。 ところで、胎果の泰麒は蓬莱とこちらの世界で姿が変わっていないみたいですが、どうしてなのでしょう…? 延王も変わっていないみたいですが。。。謎だ。 | ||||
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巻頭、《十二国図》、《黄海図》を何度も見返しました。 冒頭のプロローグは、『魔性の子』と同様のものです。 舞台は、十二国の黄海は蓬山、少年の麒麟泰麒の心の葛藤と成長が丹念に描かれます。 『月の影 影の海』の冒険譚とは違い、本書はなにか箱庭的に物語が展開し、読みながら十二国の世界の様子や麒麟の生い立ち、王と麒麟の関係なども自然に頭に入るのです。 物語は終盤、戴国へ・・・。 『魔性の子』で、過去に神隠しにあったとされる高校生高里、その神隠しの時期の物語が本書ということになりますが、再度(日本)へ戻ることになるわけでその理由は、後に語られるのでしょう・・・。 読み出したら止まらない・・・、おすすめです! | ||||
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アニメをNHK衛星放送で見ましたが、小説のほうが話に深みがあり私なりの解釈を合わせてみたりして楽しめます。早く、十二国すべての巻が出版されるといいですが。 | ||||
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