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舟を編む
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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全433件 341~360 18/22ページ
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にたような著述、題材は過去にもいくつか思い当たる。それなりに面白いが。 | ||||
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「物足りない」と評価される方も多いようですが、わたしはたいへん楽しめました!個人的にはファンタジー小説を主に読むのですが、ファンタジー小説の読後感に近いものを読み終えて感じました。登場人物たちと長い旅を共に歩んだような感じです。「辞書の編纂」という地味なテーマだけど、その世界は海のように広く、深いものだというのが伝わってきます。最近は電子辞書が定番になってきていますが、本としての辞書に改めて興味がわきました。 | ||||
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読書は辞典で始まり最後は辞典で終わると思う。 船を編むはそんな思いを凝縮した一冊です。 何年いや何十年掛けた地味で根気のいる編集作業を黙々つづける辞書編集部全体が主人公の作品だ。 | ||||
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本屋大賞は、侮れません。 ほんとにおもしろい本が上位にあるから。 年に数冊、この本に出会えてよかったね。 と思える本があります。 そんな、物語です。 出会いに感謝。 | ||||
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iPS細胞で山中教授がノーベル賞を受賞し、基礎研究の重要性に改めて関心が集まっている。この本では、言語の基礎研究とも言える辞書編纂の道程が良く紹介されていて、普段殆んど気にしていない言語について、考えることができた。海外では、国家事業で辞書編纂が行われているようだが、日本は、出版社が行っている。ビジネスとして、成り立っているということは、日本人は日本語を大切にしているという事なのだと思う。平安時代の源氏物語を知らない日本人がいないように、表現力が豊かな日本語を支える人達の熱意と根気強い仕事ぶりに只々、感謝の一言だ。 編纂に携わる人達の人間模様も今時の世相を反映して楽しく読めたが、シチュエーションには、少々違和感を感じたのが、少しばかり残念だった。 | ||||
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「謎解き」以来の本屋大賞受賞作品ということで、全く期待せずに読み始めました。 なのでハードルを低くし過ぎたたためかもしれませんが、とても面白く、読書の愉しみを満喫できたと思います。 「辞書編纂という地味な題材でこれだけの人気を得るのだから、余程上手い書き方なんだろう」と予想した人は鋭い。その通りでした。 逆に「本屋大賞だから、メディアミックス狙いのキャラ読み小説のはずだ」と勘ぐった人も、読後にはその考えを改めるはずです。 今回は久々に、「良い」本屋大賞でした。 | ||||
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思ったよりも評価が低いのは 主人公の恋愛模様が女性向けの内容だからかな?と私は思います。 男性が読むとちょっと引く部分もあるのかなと。 このサクセスストーリーは私は楽しく読めました。 | ||||
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ほとんど予備知識なし(内容、本屋大賞、作家などなど)で読みましたが、大変読みやすい本でした。新幹線のお供に良いのではないでしょうか。 サラサラと読めますが、所々に、サラリーマンといいますか組織に所属している人間が特に考えるような事をズバリと描写している箇所があり、考えさせられました。(良い意味で) あと、「言海」という辞書にも興味を覚えましたので、読んでみようと思います。 ちょうど「失笑」「にやける」などの解釈が、元々の言葉の意味とは違う解釈で使われている事が話題になっています。言葉は変化するものなので、辞書の編集が継続されるとありました。 「にやける」は「色っぽい男が女のように色っぽい様子をする。(男が)変ににやにやして弱々しい態度をとる。」といった意味と辞書にはある。つまり、女は「にやけて」ないそうだ。 現代の社会情勢を考えると、「あなた、にやける の用法を間違ってるよ!」と、言った所でなんだか説得力がないのかもしれない。馬締さんならどうするでしょうかね? | ||||
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三浦しをんさんの作品の魅力のひとつとして、『登場するキャラクターの濃さ』があると思っているのですが、今回もやはりよかったです。 ちょっとぬけてて不器用だけど、とても素直で言葉への情熱は半端じゃない馬締。 そんな馬締とは正反対で、チャラいけどそれなりに思うところもあって、少しずつ辞書編集部のために自分のできる限りのことをしようとする西岡。 最初は辞書編集部になかなか慣れなかったけど、周りの人たちに突き動かされていく岸辺みどり。 この3人は特に、読み進めていくうちに大好きな人物になっていきました。 また、辞書を作るということがどれほど大変なことなのか普段考えたことがなかったので、そこに目をつけたのはすごいと思います! ただ…キャラクターたちのエピソードのほうが心に残ってしまい、辞書を作ることが大変なのはわかったけれど、それ以上でも以下でもないという印象。もう少し感動したかった。 それと馬締と香具矢の恋愛がうまくいきすぎてちょっと拍子抜けしてしまいました。 そして松本先生。彼が今までどれほど言葉を愛し、それのためにどれほどのものを犠牲にしてきたのかがもっと色濃くかかれていたら、もっともっと素敵なラストになった気がする。 とはいえ、やはりそれぞれの人物がとても魅力的なんです。 微笑ましくて、ちょっとハラハラして、感動する。特に西岡視点でかかれたところはとてもグッときました。 ラストもついつい泣いてしまう。 なんだかんだで何度も読み返してます(笑) そして注目すべきは本のカバー! 私はこれで購入を決めました。ぜひハードカバーで手にとってほしい!! | ||||
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辞書について、はじめて知りました。 読んで、カバーをみて、楽しみましょう! 面白かった〜 | ||||
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作者自身も漫画好きと言っているので、納得なのですが・・・ 漫画のような作品だと思いました。 かと言って、漫画でこの作品を書いたら、しっくりくるのか? というところは疑問ですが。 読みやすくて、キャラクターも個々にたっているので、誰でも読みやすい作品だと思いました。 | ||||
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三浦しおんの、スポットの当たりにくい仕事に打ち込んだ人々を描いた「お仕事もの」。 辞書編纂に携わる人々の熱い思いを伝えて秀逸。 変人として描かれる登場人物だが、人間味溢れ少しずつ成長していく姿がわかる。 辞書作りが15年間にもわたり、山あり谷有りのところはさながら「天地明察」の現代版の趣。 ちょっと信じがたい恋模様もあり、元気をもらえる。本屋大賞に納得。 | ||||
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たまたま読んでいた雑誌に「本屋大賞第一位」の文字を見つけ、気になりだしたのがこの本でした。 本屋大賞と言えば、小川洋子さんの「博士が愛した数式」など、自分にとって素晴らしい本との出会いを推してくれる指針でもあったので、迷うことなく購入しました。 本作は辞書を完成させるまでの過程が描かれています。でも、過程中心というよりは、そこで繰り広げられる人間ドラマの方にスポットが当たっています。 仕事は好きだけれども同僚と上手く接することができない、そつなく働けるがやりがいが見いだせない、上司や部下の考えていることが分からない… 人間関係の難しさはどんな職場でもあると思いますが、「言葉」を紡ぐことで分かりあえていくところがすごく素敵だなと思いました。そして、一つの目標に向かって皆が力を合わせていく姿も。 人は言葉一つで大きく傷ついたり、飛び上るほどうれしくなったりする。 だから、もっと言葉を大切にしなければいけませんね。 この本と出会えてよかったです。 | ||||
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近くの大きな図書館で借りようと思ったのですが、 予約が850人待ちということで、これでは20年くらい 待たされてしまうなぁと思い、買いました。 買ってよかったです! 最初、数十ページくらいは、その世界感がつかめなかったのですが、 主人公のまじめさんがラブレターを出すくだりぐらいから、ページをめくる手が 止まらなくなりました。 まじめさんのキャラはもとより、同僚たちのキャラが粒立っていました。 やっぱりキャラは大事! もの書きを目指す人なら、必読だと思います。 もの書きをめざしていなくても、人間関係に悩んでいる人は必読。 まじめさんは、一見、偏屈そうですが、周りの人、すべてを包み込むような 大きな男です。癒されます。 さわやかな読後感でいっぱいになりました!! | ||||
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本屋大賞受賞作で、辞書の編纂を扱った小説と言うことで、非常に楽しみにしていた本でした。 予想と違ったのは、もう少し本の編集の技術的な面が多いのかなと思っていたのですが、小説は辞書の編集に携わる人間たちのドラマでした。 主人公馬締だけでなく、同僚の西岡や岸辺、先輩の荒木、そして松本先生と、それぞれの人物がしっかりと描かれており、それぞれが辞書の編纂に携わる気持ちとその変化が良く描かれていました。 そのある種のユーモアを含んだ表現が、登場人物たちの気持ちをよく伝えています。 更に、各所に散りばめられた「言葉」についての薀蓄が、読む者の気持ちを一層高めてくれます。 知的興味だけでなく、いろんな意味で楽しめる本でした。 | ||||
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辞書作りに光を当てた著者の着眼点は素晴らしいです。 一気に読み切って、ラストはうっすら目がぬれてきました。 素晴らしいドラマでした。TV化はかなり無理がありますが…小説の世界だから、創造力を発揮し、存分に楽しめた一冊でした。 これからは言葉を大切に使いたいと感じましたし、言葉にこだわりたいとも思いました。 | ||||
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ファッション誌に連載される為なのか、重々しさがなく全体に軽く、読み進め易く、10代になったばかりの頃の赤川次郎「三毛猫ホームズの推理」を読んだ時のことを思い出させてくれた。 「『こだわり』は、いい意味で使ってはならん言葉だぞ。『匠のこだわりの逸品』などと言うが、ありゃ誤用だ。『こだわり』の本来の意味は、『拘泥すること。難癖をつけること』なんだから」という個所は、「こだわり」という言葉自体があまりにも濫用されていて、「こだわり」の本来持っているはずの重みがチープになってきていると感じていたけど、そもそも意味が変化して使い勝手がよくなってたんだと知らされた。 | ||||
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いやん、読み終わってしまいました「舟を編む」 ことばの魅力に憑かれた人たちの、それはそれは情熱的な“ことば礼賛小説”です。 ことばオタク達の話とも言えそうですが、見事に人間関係が編みこまれていて 愛すべき登場人物たちにすっかり感情移入。 最後に辞書が出来上がった場面では瞼が熱くなりました。 あ〜ぁ、本当に読み終わってしまいました… 現実に戻されてちょっとさびしいです。 やはりしおんさん、すごいです。 | ||||
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月刊誌に掲載されていた背景を考えるとストーリー展開、内容全てに納得して読めました。気軽に読めながら、読み終わったあと、すくなからず辞書に興味を持ってしまうのではないでしょうか?話題作、軽い小説なのでちょっと読みたい時にはぴったりかも。私はちょっと時間に読んで楽しみました。 | ||||
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2012年本屋大賞一位になった本 辞書を作る人々に光をあてたほん 全然しらなかったのですが、この作者の三浦さん、2006年に直木賞を受賞しているのですね CLASSYに連載されていたと書かれているのですが、ファッション誌で辞書の内容って正反対で面白いですね あらすじは、ある出版社の辞書の編集部を舞台にした軽いタッチの小説になっています。まるでラノベみたいなのは 連載していた雑誌の性格もあるのでしょうか。この辞書の編集部というまさにうだつの上がらない部署に、うだつの あがらないのが、服を着ているような主人公が、最後には辞書を作るという内容になっています。 登場人物、特に主人公の男性は、まったく魅力を感じないのですが、なぜか憎めないという、まさに主人公が 曲折ののち辞書を作るというなんだか書いていると全然魅力が書ききれない本です。 直木賞をとるぐらいに実力のある作家が連載している雑誌の読者層に合わせたこの本は、ラノベ調が嫌いな人は 少し踏み込みの甘さにいやがるのではないのではとは思います。また、連載のページの関係か、話が少し尻切れ感が あります。特にほかの人も指摘しているように、辞書作りの後半部分がはしょられているのが残念です。 単行本化するにあたって書き換えてくれたらうれしかったなぁと思います。 とはいえ、雑誌の連載という制約で、全く面白くもない本が多い中、辞書作成という真っ正面から取り組むと 絶対面白くない題材をここまで引き込まされる内容に練り上げる力はすごいです。また、ラノベ調で 読みやすいので、小説が難しくて敬遠していた方にも良いかと思います。 もっと小説を読んでほしいという書店の方々の声が「本屋大賞一位」に押し上げたように思えます。 軽いピッチが嫌いな人でなければ、とても読後感も良いこの本、オススメだと思います | ||||
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