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舟を編むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.14pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全73件 21~40 2/4ページ
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登場人物に最後まで情熱のないままの人は一人もいないのでこの小説の感情的なテーマは情熱だろう。 辞書編集というものを、そのテーマを表現するための手段、「情熱」を読者が感じ取るために必要なリアリティと捉えれば私には十分と思える程度に描き込まれていた。 辞書編集自体のリアリティ・苦労話や辞書の存在意義を、さらには言葉への深い理解などを期待すればこの程度の物語は陳腐で邪魔にさえ感じられるかもしれない。 個人的にはこの手の小説の意義は感情的満足、感動だと思うのでそれを邪魔しない程度のリアリティと目新しさがあればいいかと思う。この小説の場合は辞書編集という道具立てが興味をかきたてて感動へと導いてくれれば、辞書編集の真実や言葉の真理について小説内で追求したいとは思わない。もっと知りたければ他の書物をあたるだろう。ただ、道具立てにリアリティを感じられないほどにたまたま専門知識を持ち合わせていたなら、それはある意味では不幸というか、小説自体をつまらないと断じたくなるのはわかる。 この小説の特徴としては、情熱をテーマとして葛藤や対立はあるが意図的になのか制約があってなのか深掘りはしない。目標にたいして何度も失敗をしてそれでもやり抜くといったような葛藤の強度はこの物語の主眼ではないよう。しいていえば後半の地獄の合宿がそれを担う箇所なのだろうが、出来事自体はそれなりに大変なことだとしても描き方がエピソードを説明するだけなので、1カ月もの鬼合宿に参加する学生アルバイトたちには一人として名前がなかった(かあったとしても覚えていない)。 それぞれの対立から解決までの、スタートからゴールまでの距離がどれも近いという印象だが、それを好むかどうかは人それぞれであらゆる人を同じように満足させることなどできないのだろう。ただそのなかでも、ありきたりではあっても一番丁寧に葛藤が描かれている西岡という人物が多くの人に好印象なのは納得できる。 | ||||
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もっとびっしり書き込まれた作品を想像していたのだが、思ったより分量が少なかったし、 全体にどうしても地味な話になりがちなのを、時々視点人物を変えたり恋愛を絡めたり することで、何とか持たせている作品という印象を受けた。巻末のまじめの恋文には 思わず笑ってしまったけれど、率直な感想を言えばちょっと物足りないというところか。 すでに他のレビュアーが指摘し尽くしていることだが、個々の登場人物は、「この人は こういうキャラ」という枠から出ようとはしないので、安心して読める反面、想定外の 驚きみたいなものがほとんどなかったような気がする。とくに、重要人物であるはずの 香具矢の人物設定がほぼ空白に近いというか、いきなり祖母の下宿に来てまじめの求愛を 受け入れてしまうあたり、こちらも相当な変人であるはずなのに、そのあたりの機微が 納得行くようには書かれておらず、単に「変人なのに美人の奥さんがいる」という設定に したいがために、無理やり持ち出されたキャラのように思えた。 辞書作りの苦労についてはよく取材されていると思うが、それ以外に持ち出される話題は、 『新明解』の「恋愛」の定義とか、『こころ』の先生の遺書は分量が多過ぎて不自然だとか、 いささか定番過ぎるような気もするし、全体にさほどのボリュームがなく、軽めのタッチで 書かれていることもあって、時おり襟を正した言葉遣いで語られる、言葉そのものの奥深さ や不思議さ、素晴らしさに対する感慨が、(作者がいちばん書きたかったことであろうにも かかわらず)作品の中ではやや浮いているように感じられてしまうのも残念だった。 | ||||
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辞書って昔から接していますが、どうやって作られるか、の視点は持っていませんでした。 先日梶原しげるさんの本を読んでいて、辞書の奥深さを知りました。 そしてこの本も取り上げられていたので読むことに。 内容はちょっと薄いような気がします。 恋愛とかは不要なので、もう少し辞書関連を深堀して欲しかった。 それでもこんな感じでやっているのかな?という雰囲気はつかめました。 | ||||
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疲れた会社帰りの電車内で読むにはもってこい、良い意味でライトだから。 逆に休日の自宅ではあまり読みたくないかも、平日の会社を思い出しちゃうから。 「下町ロケット」の辞書作成版、という感じです。 ・登場する人物は皆なんらか闇を抱えている。 でも、辞書作成を通じて自我を取り戻していく。 ・好きなことを仕事にすることが、幸せである。 ・「壁と卵」なら、卵をとる。 そんな人にお勧めです。 | ||||
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きっと好きだからと、娘にすすめられて買ってみました。 とても面白く読ませていただきましたが、ぜいたくをいえば言葉の世界や、 サラリーマンの世界、学者さんの世界をもうちょっと追求していただけたらなあと思いました。 どこか、ファンタジックな少女漫画を思わせる展開でしたね。 でも、これくらいがライトで読みやすくていいのかもしれませんね。 | ||||
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話の構造が冲方とうの『天地明察』に似ていると思った。 新しい暦を作るというプロジェクトが新しい辞書を作るというプロジェクトに変わっただけ。 起承転結がはっきりしていて読みやすかった、分かり易かった。 | ||||
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スレがちょっと。。帯も付かない。いいと言った方がいい。でもいい匂い。 | ||||
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こういう仕事もあるんですねー。勉強になりました。DVDも併せて観てみたくなりました。 | ||||
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期待が大きかったので、思ったほどはおもしろくなかったが、 映画よりは面白かった。映画にはないエピソードがある。 観覧車にかんする考察が面白かった。 | ||||
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辞書を作るという渋いテーマを読みやすくしようとしてなのか、なんかキャラクター設定が少女漫画チックだし、展開が都合よすぎるし、作中の出来事が陳腐だと感じてしまった。 さらっと読むには全く問題なく楽しめる作品で、「読まない方がいいかな?」と聞かれたら「気軽に読めるし普通に面白いよ」と言いますが、三浦しをん作品と考えると他にオススメはたくさんあると思います。 | ||||
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ヒット作ということで読んだのですが、いまいち流行った理由がわかりません。 劇的な展開もなく、なんとなくずるずると日常が過ぎていくので、どうにも面白くない。 辞書作りの描写はリアリティーがありますが、それ以外はどうも・・・ キャラがあんま魅力的じゃないし。 結局最後のほうはバッドエンドとか期待して読んでいました・・・ さらっと借りて読んで返す。 それで少しでも癒されればいいのではないでしょうか。 | ||||
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三浦しをんの小説を読むのは2回目。陸上部を丁寧に取材して執筆した『風が強く吹いている』は元陸上部だったこともあり大変感動し、また清涼感の残る文体にとても好感を持った。編集の仕事に携わっている自分としては、今回の辞書編集部をテーマにした本書は必ず読まねばと思っていた。本屋大賞もとったからなおさら……と思いつつ、結局文庫化されてからの読破となってしまった。『風が強く吹いている』は確か長編だったが本書はサクっと読める分量。後半に読み進めるに従って世界観に浸ることができた。正直、前半は多少物足りず『風・・・』のほうが面白かったなと思ってしまった。が、クライマックスは締切前の編集部の臨場感に感動せずにはいれなかった。改めて日々大変な編集作業と前向きに向き合う気持ちにさせてくれた。感謝。 | ||||
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なんかこう、社内釣りとかデジサイでしつこく宣伝されてて、頭に残っていた。 そのせいで、書店でありえないくらい山積みになってた文庫を、勢いで購入。 結論。最初からドラマ化映画にするつもりで書いただろという内容。 現代的という言い方でもいいかもしれない。 厳しく言うと軽薄。 読み始め直後に映画のヴィジュアルみちゃったのも悪かったか? どんなぼろくしてもイケメンなアニキの息子が主役じゃ、なにひとつ引き立たねえな。と一気に期待値半減してしまった。 内容に戻る。辞書の編集とか、題材としては新鮮だったが、そこにかかわる人間のすごくたくさんの人間模様かといえば、べつにそうでもない。(ものすごくたくさんの人がかかわる とかなんとか言っておきながら!) 結局ごく一部の簡単な人生模様。辞書の編集とかもうどうでもいい。もじどおり造船の話でもよかっただろぐらいの話。しかも全員の身の回りの移り変わりとかが売りになりそうなもんなのに、中盤で書くのを完全に放棄している片手落ち。 でもまあ、それなりに面白かったし、辞書の編集というものの存在を、世に知らしめる役割は果たせそうだ。 しかし、最後の付録はないわ。ただのワル乗り。アニメじゃないんだから・・・。 | ||||
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辞書をつくるという世界観のなかに、恋愛あり、友情ありの人間模様が爽やかに描かれており、最後は少し涙ぐんでしまいました。個人的には少しあっさりしてて物足りなく感じた点もありましたが、面白かったです。 | ||||
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着いた本は少しくたびれた感じで帯もなかったが仕方なし、内容はとても面白くすらすら読みとおしました。 | ||||
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男の子が辞書で調べるのは 「ちんちん」じゃないでしょう。 「ま○こ」とか「セックス」とか「フェラチオ」でしょう。 一度意識すると、 その後ところどころに作者の 「女性ならではの思考」を感じてしまい、 ちょっと辟易しましたが、 なにはともあれグイグイ読める本でした。 | ||||
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辞書、言葉に対し向き合う人々のはなしです。 辞書の編纂は舟をくみ上げていく作業にも似たプロセス、 根気と時間と緻密な作業が必要です。 その世界に身を置く人々の長い時間の物語。 面白いし、一気によんでしまう、でも。 そう、何も残らないんです。 最近の流行といってしまえば仕方がありません。 この方だけでなく、少年少女小説のような簡易な表現、表面的な行動、第三者的な距離のある眺め方。 緻密な緻密な計算と人間の奥底から出てくる生きる表現する欲求をかなえていくのが小説であり、 単なるストーリーであれば小説である必要がない。 そんな気がしてしまう一冊でした。 | ||||
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初めて読む 三浦しをん 作品です。 題材が辞書の編纂という異色のテーマなのに、かなりのベストセラーなので、期待して読みました。 読みやすいし、それなりに面白いし、さわやかに読み通せます。 また、辞書の紙の「ぬめり感」なんてところはなるほどと思いながら、楽しみました。 でも、なんか物足りない、軽い感じがしました。 辞書の編纂に、ある意味人生を賭けて取り組むというテーマなんでしょうが、その迫力があまり感じられませんでした。 ほぼ同時期に、文春から「辞書になった男 ケンボー先生と山田先生」という本が出てますが、こちらも読んでみたいと思います。 (264) | ||||
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辞書作りの大変さがちょっとだけわかった気がします。とても興味深く読めました。 しかし馬縞とかぐやのロマンスにはほとんど触れておらず、どうなるかなと思ってページを繰っていったら いきなり何年も月日が経過しておりさっさと結婚までしていたのにはちょっとびっくり、というかがっかりでした。 でも全体としてはとても面白い作品だったので今度は映画をDVDで見てみたいと思います。 | ||||
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読み終わってすぐ本棚から自分の辞書をとりだし、おもわず“ぬめり感”とやらを確認してしまった。 この作品は単純に着眼点が面白い。 辞書がどうやって作られているかなんて今まで考えた事もないし興味もなかった。 1つの作品を15年以上かけて皆で四苦八苦しながら完成させていく過程は「プロジェクトX」の様で面白いし、所どころ「へ〜」と思うような雑学的要素もあり興味深い。 ただ、「舟を編む」という文学的なタイトルに 惹かれて読んだ身としては、中身は思いのほか軽く少しもの足りない気がした。 | ||||
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