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治療島
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治療島の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 1~20 1/2ページ
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(ネタバレしています) 主人公が精神病院に収容されていることが早々に描写されているので、“信頼できない語り手”であることは読者にも明白である。 そうなると、この分厚い本の物語のよりどころとなるものはどこにもなく、終わってみれば何を読まされていたんだろう、と。 類似のプロットを持つ作品は結構あるので、よほど工夫しないと快打を放つのは難しい。 | ||||
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流石ドイツで人気のサスペンス小説家! 内容は細かく、サスペンスである。ドイツで一番売れていおるサスペンス作家である。 中身はお勧めである。 帯の説明が微妙であるので点数2 | ||||
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こんなにひとりよがりなミステリーも珍しい。読みにくいこと最上級だ。三分の一ほどで骨格は予想できたが、それゆえ斜め読みすぎてラストの医師の結末を話すところでいささかあきれてしまった。サイコスリラーはシンプルさが一番驚きをもたらしてくれると思うが、この作者は読者をあちらこちらに引っぱりまわすことがよほどお好きらしい。それを素直に読む読者はこの作者の最上なお客様であろうか。 これはひと息に読まなければならない小説であるが、余韻を持たせてくれる小説ではない。 ただつぎの作品が気になる書き手だとは認めるのにやぶさかではない。 | ||||
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サスペンスとかミステリーの「掟」があるとするならば、 なんか掟も何もあったもんじゃない、という感じです。 もとひねった謎があるのかと思ったら、全て妄想って。。。 そりゃないよ。。。。 スピード感はあります。 | ||||
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なかなか評価の高い本書。 確かにストーリーには引き込まれるし、ノンストップ・スリラーとして面白い。 ただし、似たような設定の作品が幾つかある。 だから、他のレビューで述べられているように、読みなれたひとには、早い段階で裏が見えてしまうだろう。 昨年公開された映画に、似た設定のものがあったことは、記憶に新しい。 しかし、ドイツ製作品である。 まあ、フランス製のミステリが上質なので、ドイツを含むヨーロッパ全体でのミステリの質の高さということかもしれない。 本作の質も、なかなかに高い。 裏が見えても、先を読ませるテンポとタッチ、そしてストーリーの運び方である。 まさしく、徹夜本というのに相応しい。 ストーリー自体は他のレビューを参照されたい。 ただ、できるだけ予備知識なしで読んだほうが、本作の楽しみを十分に満喫できるだろう。 だから、ただひとこと、面白い、とだけ言っておこう。 タイプはかなり違うが、私は伊坂幸太郎の作品と似た臭いを感じた。 伊坂ファンには怒られそうだが。 | ||||
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マスコミで有名な精神科医が原因不明の病気に苦しむ娘の治療に奔走していたが、あるとき、治療に訪れた病院で娘が忽然と失踪してしまう。それ以来、精神科医は開業していた医院も閉じ、失踪した娘を捜し続ける。娘の居所の手がかりを求めて別荘のある島訪れるが、統合失調症に悩む自称児童作家が現れ物語が展開していく。シャッターアイランドやシックスセンスを見たことのある人であれば、既視感を持つと思うがそれでも予想を裏切る結末がまっている。これがデビュー作とすごい才能です。 | ||||
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すぐに感のいい人なら結末が分かると書いてあるレビューを読んだ後に読みました。本当に読み始めてすぐにまさか自分が思っているまんま話が進まないよなぁ・・。と思っていたら案の序で、『シャッターアイランド』を観たときと同じくらいのがっかり感と脱力感を感じました。 ただ私は最後はまだ良かったなぁ♪と思えたので、星3つにしました。 | ||||
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ヒッサビサのジェットコースターのような海外小説☆ いやぁ、面白くて一気に読んでしまった。 番人うけするのでは?? 全世界でうれてるんだから、そりゃソッカ。 めったに最近は海外作家ものは読まなくなってたんだけど、これを気にまた読もうかな。 まるで、洋画を見てる気分で読めました。 高名でダンディ!?な精神科医のオトンが、病院から愛娘がおらんくなったーーーーっつて、パニクルところから、話は始まります。 落ち着きを取り戻すために向かった、とある島に、見知らぬ美女がオトンを尋ねてくる。 したら、奇妙な事に、その美女の描く児童絵本(日本でよく売れてるらしい(笑))の物語に、愛娘そっくりの主人公が出てきて、、、、、、、、。むふーーー。 そうきたかい!!! みたいな。 邪念をすてて、ハリウッド映画を見るように楽しんだ方が、心底楽しめる。 書評にもあったけど、オトンをトムクルーズ、美女をニコールキッドマン、愛娘をタゴタあたりに自分のなかでセッティングしてよむと、よりリアルに映画っぽいかも。 退屈な時にお勧めです。 | ||||
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孤島、謎の女性など、ミステリによく用いられるアイテムを駆使して、物語は一度のテンションを下げることなくラストまで続いていきます。自分も、電車の中で一気に読んでしまったのですが、つっかかるところがなくグイグイひきこまれました。 ストーリーは良かったのですが、ラスト(オチ)は正直微妙だなと感じました。 | ||||
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某国でベストセラーという売り文句に期待して読んだのに、この結末は一体ナニ?! カンベンしてください。 | ||||
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ドイツの作家セバスチャン・フィツェックの処女作 原題は「Die Therapie」 そのタイトルの通りひとつのセラピーが中心に展開するスリラー。 物語に翻弄されるのが好きな人なら 是非手にとって損はない作品です。 愛娘の失踪に失意の精神科医が独り滞在する小さな島… 精神を病んでいるという謎の女が現れ、 彼女のセラピーを始めるとともに、 彼の周囲で次々と起こる不可思議な出来事。 たった今目にしたものさえ信じられなくなる。 いったいこの島で、自分に何が起きているのか… 矛盾し尽くした現実が途切れなく出現し、 文字通り往き場を失う感覚は読み手の側にも じんわりと滲み込んで来る不安と恐れを生じさせます。 孤島…謎の女…嵐…雷鳴 そして極限の精神状態へ スリラー作品の常套ともいえるアイテムやシチュエーションは、 逆に一気にのめり込んだ読書をしたいと思う人には 待ってましたの読書体験を提供してくれるはず。 いったん読み出したら止まらないのは確かです。 映画「アイデンティティー」などがお好みの方にはお奨めですね。 ちなみに、 読後に目にした謝辞に現れている作者の姿勢と感覚は、 非常に好感を抱きました。彼の他の作品も読んでみたいです。 | ||||
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ドイツ・ミステリー界の期待の新鋭フィツェックが2006年に発表して大きな反響を呼んだ話題のデビュー作です。本書のジャンルはサイコスリラーで読者の心理の盲点を突く事を狙いとしており、純粋に推理を積み重ねて謎を解く推理小説ではありませんので、これから読もうとする方は心して掛かって頂きたいと思います。著名な精神科医ヴィクトルの十二才の愛娘ヨーズィが突然失踪する。懸命の捜索も徒労に終わり、手掛りもないまま娘の行方は知れず四年の月日が流れる。ヴィクトルは小さな島の別荘へと旅立ち、そこで謎の美女アンナと出会う。彼女は自分が統合失調症で高名なヴィクトルに治療を依頼する目的で訪ねて来たという。アンナが語る妄想には娘と良く似た少女が登場し、ヴィクトルは強烈に興味を惹かれ真実を求めて彼女の治療を始める。 本書は極めて特異な設定で、島での出来事の数年後に自らが精神病患者となったヴィクトルが医師のロート博士に回想を語る形式が取られており、章のタイトルを「真実が明らかになる五日前」とつける趣向で読者に予告しています。これは早く真実が知りたくなり頁を繰る手を止まらなくさせますが、反面読み進む内に話が段々と胡散臭くなり内容に乏しくなって来ます。やっと判明した衝撃の結末には、評判に違わず流石と唸らされ完全に騙されました。けれども、この真相は完全に当てずっぽうでなければ到達出来ないでしょう。もう少し読み手を納得させる真実らしさの手掛りが用意されていれば尚良かったと思います。終盤で作者はもうひとつのサプライズを用意しており、都合が良過ぎて少し安易ですが悲劇のドラマに光明を投じる救いとして評価出来ます。かなり掟破りなトリックなのに不思議と読後感が良いのは、本書が人間ドラマに優れているからでしょう。魅惑のトリックとストーリーテリングを磨き人間性重視の資質も忘れないようにして著者が今後更に飛躍する事を期待致します。 | ||||
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ユング心理学のアクティブイマジネーションに興味をもっているひとには面白いとおもう。 | ||||
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精神科医ヴィクトルの愛娘ヨゼフィーネが、突然失踪した日から彼の人生は一変し、ついには妻とも離れ北海の孤島に引きこもってしまう。4年後、そんな彼のもとへ、自らを統合失調症だと言う謎の女性が治療を求めて訪ねてくる。彼女の妄想を聴き《治療》を重ねるうちに、ヴィクトルの身に起こる思いもよらぬ真実・・・。 ドイツの大ベストセラーと銘打たれた本書は、サスペンスとトリックに満ちて期待を裏切らない。最後まで読んで、再度読み直してみたくなる小説です。 | ||||
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目新しくはないけど、そこそこ楽しめました。 この本が気に入ったらデニス・ルヘインの 「シャッター・アイランド」もどうぞ・・・ | ||||
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読み出したら、続きが気になってとまりません。でも、読後感は・・・。 | ||||
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裕福な精神科医ヴィクトルの愛娘ヨーズィは、突然姿を消してしまった。何の手がかりもなく、4年の歳月が過ぎた。小さな島の別荘で、独りインタビュー記事をまとめようとしていたヴィクトルのもとに、謎の女性が現れる。統合失調症だという謎の女は、自分の書く物語の人物が自分の前に現れるのだと言う。最後に彼女は娘によく似た少女の物語を、病気の娘が親の元から姿を消す話だった... すぐに、「フライトプラン」を連想しました。あの作品よりは、すっきりしない、後味の悪い結末。文句を付けたいところも多々あり。ただ、一気に読んでしまうぐらい引き込まれたのも確かでした。嵐で閉じ込められ、体調もよくない。そこに謎の女が娘の謎をちらつかせるようにやってくる...。サイコサスペンスっ!という感じだし、最後のどんでん返しもありますが、でも...という気分になってしまいます。ドイツで映画化されるようですが、ヴィクトルとその妻イザベル・謎の女アンナは、「フライトプラン」でジョディー・フォスターが演じたあの強い母親よりインパクトのある存在になるのかな?なんて思います。 | ||||
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久々にミステリーが読みたくなり、ふと目にとまったので購入してみたのだが、 まずストーリーやトリックに稚拙さと無理矢理感を感じずにはいられません。 一気に読めるのは確かに良いのかも知れませんが、何とも消化不良というか、 作者のオナニープレイになってしまっているような気がします。 原書は読めないので何とも言えませんが。 装丁や帯のコメントは内容の面白さのあてにならないということを勉強させてもらいました。 | ||||
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看板に偽りなし、確かにノンストップサスペンスである。久々に一気読みしてしまった。逆に言うと、そのくらいさくさくと読める、平易な内容である。読了後、ざっと再読すると「なるほどね」という感じでまた楽しめる。 しかし、ストーリーはやや安易ではないだろうか。読者を駆り立て、何がなんだかわからない状態にしていってからの結末が釈然としない。ネタばれになるので書けないが、この本の「落ち」には、「あーそうきたか、引っかかった!」という快感がないのだ。救いがないというか(本当の最後に救われるが)、カタルシスがないので、せっかくのジェットコースターが楽しい思い出にならない。 ドイツでは映画化が進行しているそうだが、ぜひヴィクトルはトム・クルーズでお願いしたいところ。 | ||||
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読み始めたら止められないです。一気に読めます。 ただ、多くのレビューアが指摘しているように、ある程度ミステリに馴染みのある方であれば、オチが分かるでしょう。かく言う私も分かりました。それでも面白いですよ。最後の最後のオチは、もっとすごいことを期待したのですが、そうでもなかったです。 訳者は、主人公をトム・クルーズ、女性を二コール・キッドマンと想像されていますが、私は主人公は、「ビューティフル・マインド」のラッセル・クロウ、女性は、若かりし頃の狂気のイザベル・アジャーニ、ですね。 | ||||
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