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教室に雨は降らない
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教室に雨は降らないの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.06pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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アルバイトの音楽専任教師と小学校児童とのやり取り、そして正規女子教員との恋の流れがとても上手く表現されておりとても良い作品だと思いました。 | ||||
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昨今の小学校の先生って大変なんだなあ 学校で起きる様々な問題を、決して熱血漢でもなく使命感がある訳でもない臨時講師が解決に導くストーリー 子供たちとの会話に思わず息を呑んだり、クスッとしてしまい、一抹の懐かしさも憶える良作 爽やかで優しい読後感を味わえる 久々に心が温かくなった | ||||
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さいごは教師という大変な仕事を、自ら選んだことに心打たれます。恋愛もうまく行きそうでよかったです。 | ||||
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伊岡瞬は私の最近のお気に入りの作家である。ミステリーでちょっとハードコアの刑事ものという分野で という意味で。きっと本書も深みのあるミステリーだろうなと思って手に取ったが、大いに裏切られた。 伊岡はこんな洒落たミステリーも書けるんだと感心したのである。森島巧は小学校で働く音楽の臨時教師。 腰掛のつもりで働いている。だが、彼の性格からして生徒たちに真摯に向き合う姿勢はいろいろな 問題をあぶり出し、解決への糸口を見つける。殺人も起きないし、刑事もやくざも出てこない。小学校で 起きる小さな事件。些細な放火事件、消えた亀の陰にある子供たちの悩み、うまく歌えなくなった生徒の 苦悩、等々。小さな事件だが、深堀がされ、登場人物の描写もうまい。この作品は伊岡の初期の作品 らしいが、これを読んでますますこの作家が好きになった。 | ||||
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最近、伊岡瞬にハマり始めましたが、主人公が軽口叩く感じとか、割とリアリティ高い内容とか、この方が書いたんだなぁって分かる部分が多くて個人的には好きな作品でした。 | ||||
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いつものような、ミステリ臭くなくさらっとした感じでとても気持ちのいい読後感でした。こんな人になりたいなぁ | ||||
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小さな悪魔と天使が同居したような奨学生たちと触れ合ううちに、人生の途となる仕事に変わりゆく物語に、共感したり戸惑いながら、読ませていただきました。 | ||||
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モンスターペアレントやイジメなど現代の学校教育において避けて通れない問題のみならず、事なかれ主義の教師や、子どもの家庭環境、友だち間のあやういバランスなどが、目に見えるかのように繰り広げられる。いちいちほっとけなくて、火中の栗を拾いまくって痛い目にあう臨時代用教員の音楽教師の主人公が魅力的。 | ||||
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自分自身が教員で、ミステリー好きなので、瑠璃の雫の解説を見て購入 しました。読後、これは正統派の学園ミステリーという感じで、読みやすく 80点はつけられます。教育の諸問題を取り入れて、問題教師(ちと頭が 痛いですが)やいろいろな生徒が出てきます。また、同僚との恋心など 素直な気持ちも悪くありません。学校だからネタはもっとあると思います。 他のレヴューにもありますがドラマ化にはぴったりの小説だと思います。 実現しないかな。 | ||||
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本屋で店員お勧めのコーナーにこの本が置いてあったので、何気なく買ってみました。小学校教員の内実を垣間見ることができ、小学生の親として大変興味深く読みました。さわやかな印象の新人臨時教師が、時に失敗しつつも問題を解決しようとする過程も、とても楽しめました。いずれ映像化(映画、TVドラマ)されるんじゃないかという予感さえしました。 | ||||
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この著者は上梓している作品が少ないのですが、そのどれもが期待を決して 裏切らない出来栄えになっています。 それは本作においても決して例外ではありません。 連作という形式をとっていますが、その一編一編において緻密な著者の作風 が満喫できます。 これまでの『心に傷を負った男』というお決まりの主人公とは異なり、若い 臨時音楽教諭というのにまず興味をそそられます。しかし著者の作風に一貫 している『救い』は本作においても随所にちりばめられており、読了後の清 涼感と少しばかりの切なさは十分に継承されています。 これがやっと四作目。 まだまだ活躍して欲しい作家です。 | ||||
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推理作家協会賞の最終候補になった『あしたの雨は。』という作品の文庫版とのこと。 帯の「びっくりするほどうまい」(解説者)という言葉につられて買った。 ロック好きというので勘違いしそうだが、「ヤンキー先生」の話ではない。 自分自身がちょっと人生に迷っている23歳の臨時音楽教師が、学校で起きる問題に、よくも悪くも体当たりでぶつかっていく。 スーパーマンでないし、ときに勇み足や失敗もするので、自分に置きかえてみたり、 そういえばこんなことあるある、と思える。 クレーマーの親とか、いじめとか、学級崩壊などの問題を扱うのだけれど、それとは別な視点のミステリの要素が盛り込んである。 ページ数のわりに、中身が盛りだくさんだと感じた。 ラスト、主人公に「がんばれよ」と声をかけたくなる。 | ||||
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