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ミッドナイトイ-グル
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ミッドナイトイ-グルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全39件 1~20 1/2ページ
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雪山に墜落した戦闘機の行方を追う戦場カメラマン。横田基地に侵入し攻撃を仕掛けて逃走した男を探す女性フリーライター。主役二人が離婚の危機にある夫婦という設定で、それぞれの視点が切り替わって物語が進行する。 極寒の中、正体不明の戦闘員に襲撃を受けるカメラマンと同行した記者。ハラハラドキドキの命を削る取材行が続く。冒険小説としてこの雪上シーンだけでも一読の価値あり。 一方ライターの妻と相棒のカメラマンも、テロを起こした犯人を突き止めてから、周囲にきな臭い動きが。 主役たちの探し求めるものが、国家規模の陰謀暴く、という大風呂敷である(本作品の日米の密約はありそうではあるけど)。 ついに国家破滅へのカウントダウンが始まり…というクライマックス。トラウマを抱え、自分を見失った男がヒーローになるラストは切ない。 なお、本作品は、大沢たかお主演で映画化されているが、原作の方が圧倒的に良い。 | ||||
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小説として楽しむには丁度良い感じですが、従来の著者のイメージからは奇想天外、有りえないと思われる内容でした。 | ||||
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つかみはまあまあ中で少しダレルが後半は一気に読める。今度映画も見る予定 | ||||
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使用感はあるけど思ったよりキレイです | ||||
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山で見た光を見て、何かが落ちたと思い、戦場カメラマンと親友の記者が、真相を確かめに山に向かう。が、山に登る入り口の異常な警備に何か国家的な出来事を予感して、青春時代から何度となく登り、知り尽くした山の登山口を色々、回り道をしながら、警察、自衛隊、他国の人々、国家との攻防、山の怖さをおりまぜながら、真相にたどり着く。読み応えのあるほんでした。 | ||||
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映画から原作を読んでみたいと思い購入した。言葉と映像は違い伝えるものが圧倒的に言葉の方がよい。映像も限られた時間、予算の中で行っているのでいいと思います。是非両方とも楽しんでください。 | ||||
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読んだのは大分前ですが内容的には面白かったです、その後日航123便関係の書籍を見てなんかかさなってるかなって | ||||
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竹内結子サマ主演の映画が有名。大いなる関心を持って読んでみた。結果・・・面白くなくはないけれど・・・という程度のお話。ちょっと残念。 ただ、この話を映画化したいと思った製作者の意図は、手に取るようにわかった。この作品は確かに映像化してこそ生きると思う。だって、プロットはいいのに原作者の描写が下手なんだもん。ストーリーテラーとしては落第。小説としてはちょっと・・・というところ。 お話をかいつまんで言うと、「日本国内にはなかったはずの米軍核搭載機。それが雪山に墜落して、北朝鮮軍、米軍、そして自衛隊の追跡行が始まる。政府は、マスコミは、そして主人公の夫婦愛は!」てな具合。 これだけの舞台を整えておいて、進み方は遅いわ、不要な場面は多いわ、台詞は練られてないわ、フィクションとしていいところなし。「ホワイトアウト」の真保裕一ならもっと上手に書いたはず。・・てなことを思いつつ、よーし、それならいっちょ、映画で料理してやるか、と映画会社の製作者は考えたのでしょう。 | ||||
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本作を原作とした同名タイトルの映画が、希に見る駄作中の駄作だった為に、 あまり興味はありませんでしたが、某古本チェーン店で投売りしていたので購入。 映画は駄作でも、仮にも映画化される作品なのだからと多少は期待して拝読・・・ うーん、なんかなぁ?著者が書きたい物に合わせて状況を作りあげた無理矢理感、 ステルス爆撃機をはじめ、最新アイテム(当時)を取り合えず登場させました感が強く、 登場人物の行動に合理性が伴っていないし、小道具の使い方も変(著作の理解不足)、 全てが著者の都合で動いているようで、フィクションとは云え現実味が薄い内容。 また、ラスト近辺で唐突にお涙頂戴展開になるのは噴飯物でした。 それまでのストーリーの流れなら、主人公はあの行動を選択するしかないわけで、 そこにお涙頂戴成分を加味するのは蛇足であったと思えた。 映画が駄作であったのは、映画のスタッフだけの責任では無い事を理解できました。 それでも前半の掴みは悪くなかったので★2つです。 | ||||
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映画の最後だけ見てしまったので、原作に当たった次第。うーん、人物も背景も文章力が伴っていない。それでも最後の最後にはうるっと来たか。長編なのだが、ここまでが長かったな。また、映画のラストよりは遥かに原作の方が良いは。 | ||||
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全くのフィクションなのだが、ストーリーが単純明快(あまりに出来すぎ?)なので、抵抗なくすーーーっと読めてしまうというすぺく娯楽小説の極みみたいな本。 アメリカのステルス爆撃機が核爆弾を積んだまま北アルプスに事故で不時着。その核を爆発させようとする、北朝鮮。それを陰で操る中国の影。最初はアメリカの言いなりのような感じだった自衛隊が最後はアメリカから指揮権を奪い取っての活躍…。 このような一歩間違えば第三次世界大戦が始まる引き金になるかも…という事件に関係しているのが、戦場カメラマンとその旦那の身勝手さに嫌気がさして、5歳くらいの息子を連れて別居中のライターの女性程度の登場人物で描いてしまう安直さがかえって清清しい(笑)。 映画化されているのかどうか知らないが、この話は受けると思うよ。最後は何でこんな感動的なステージを用意しているのか…と違和感感じるくらいいいシーンで終わるのだが、さっき言った様に今までがあまりに薄っぺらいので、感動がこみ上げてこない。 あの地球を救うために一人宇宙に残って死んでいったハルマゲドン?だったかの映画のような終わり方なのに、少しかわいそう。 しかし日本の軍事物では、結局北朝鮮と韓国の絡みとかが出てきて、北朝鮮は何をしでかすかわからないみたいなストーリーが王道で、なおかつその北朝鮮の味方をする在日は、祖国に家族を人質にとられていて操られている…というステレオタイプのようなストーリーが満ち溢れている現状は、何とかしてほしい。もっと作家にがんばってほしいものである。 | ||||
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この作者の方は工学部の大学院までお出になっているのに小説内の小道具の考証がなっていません。それに、「んなわきゃ〜ないだろ!」の連続で、有りそうもない都合のいい事ばかりの事のオンパレード。そのせいで、かなり感情移入が削がれてしまいました。 それを承知で読まれるのは、別の観点で面白いかも知れません。 小説中の事実誤認や完全な間違いは、もういくらでもありますが、幾つか上げますと、月の写真を撮るのに高感度は使いません。また、いくら高感度でも手持ちで夜空をバックに動く黒いものは絶対に写りません。雪山で夜中に下山する馬鹿は絶対にいません。最近の手榴弾の有効半径は15〜20メートルです。暗視ゴーグル、GPSシステムの事実誤認、墜落したミッドナイトイーグルの現場には「ボルトとナットが散らばっている」という描写。とても工学系のお勉強をされた方とは思えません。とても残念です。 まあ、これらを現実の通りに描いてしまうと14ページで終わってしまいますけどね。 | ||||
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北アルプスと東京で、別居中の夫婦がそれぞれ事件を追う。 やがて二つの線が交わる時、そこに見るものは。 壮大な国際謀略に、夫婦の絆を絡めた娯楽作品である。 しかし、展開が遅いのと、場面が交互に変わるので、 読んでいて少しイラつく。 ラストはあっさりしすぎている。もっと二転三転して欲しかった。 ハリウット映画的なハッピーエンドでは無く、こういうラストもあり かも知れないが、それならそれで、もっと盛り上げて欲しい。 娯楽作品なら、くさいと言われようが、それなりの演出をするべき ではないだろうか。 同じような雪山を舞台にした娯楽作『天空への回廊 (光文社文庫)』 と比べると、けれん味が足りないと感じた。 | ||||
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昨年(07.11.23)公開された山岳ポリティカル映画『ミッドナイトイーグル』(監督:成島出、主演:大沢たかお)の原作本である。 冬が近づく積雪多き北アルプスの山中での撮影中に謎の飛行物体が墜落するのを目撃した報道カメラマン・西崎勇次が、親友の新聞記者・落合信一郎とともに墜落現場へと向かうが、そこで彼らが遭遇したものとは……!! 墜落した謎の飛行物体がもとに平和日本の水面下で国家間の緊張状態が錯綜する状況下の設定は面白く、『宣戦布告』(麻生幾・著)や『半島を出よ』(村上龍・著)を感じさせる内容であるが、上記の作品と異なる点は、あくまでも民間人が主役という設定であろう。その意味では、『ホワイトアウト』(真保裕一・著)の方が近い設定である。 他にも西崎の別居中の妻で謎の飛行物体の究明に動くフリーライター・松永慶子やその一人息子・優、松永の上司である『週刊トゥディ』編集長・宮田忠夫、松永と供に行動する同僚の青木祐二、西崎の伝書鳩的な役割を果たす高校生・朝倉賢一、謎の飛行物体の墜落に関与する謎の工作員・平田トシオ、その女・チヘ、墜落現場の処置に向かう自衛官・伍島亨一等陸尉、この緊迫した状況を見守る総理大臣・長良瀬、などなど。 私自身も映画を拝見してから本書を読了したので物語には入りやすく、映画同様、西崎と慶子がお互いに別々の観点から一つの事件の究明に動く展開はスリリングで面白く、国家を守るために苦渋の決断をする長良瀬総理やそれに殉じようとする西崎や伍島のシーン、そして最後に慶子と一人息子・優に投げかけるシーンは最も印象に残りました。 「俺たちは家族だ」 | ||||
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山に入って5日目,主人公:西崎勇次は穂高連峰にかかる月を撮影しようと5時間粘っているが無理そうであった。ザックに荷物をまとめ下山の準備をしていると,雲の切れ間から黒い点がかすめ天狗原の方向へ赤い点となって消えていった。同じ頃フリーのライター松永慶子は未明に起こった米軍横田基地の進入事件の取材要請で雑誌社に呼び出されていた・・・ 昨年11月に公開された映画の原作らしい。賛否両論あるようであるが,個人的にはテンポ良くラストまで一気に読ませてもらいとても楽しめた物語であった。物語の都合良さに関してはさすがに閉口したが,娯楽要素が詰まっており映画化しやすいものであると感じた。さすがに映画館へ足を向けようという気にはなれなかったが,レンタルしてみてみようか?という気持ちにはなった。 | ||||
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軍モノというよりは、雪山ものです。 なので逆に軍関係はよく知らない私でも難なく、読み物として楽しめました。 雪山で起きていることと下界で起きているとこ、という二元中継の展開は 作品にテンポを持たせるいいアイディアでした。 ラストの展開はちょっと残念でした。 「ホワイトアウト」を楽しめた方にはOKな作品かと思います。 | ||||
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映画化でも話題の「ミッドナイトイーグル」その同名小説です。 冬の北アルプスで起こった自衛隊と北朝鮮軍との闘い、ジャーナリストの西崎、落合が渦中で繰り広げるドラマに釘づけになった。また日本でその出来事を知った、西崎の妻慶子と青木たちの闘いが面白い。双方向で展開した2つのドラマが最後1つに重なる。スリリング万歳です。 | ||||
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夫が読んで「面白かった」というので手に取りました。 戦闘機の墜落、雪山での死闘、自分なら絶対に手に取ることのないハードボイルドな内容。 舞台が北アルプスで、主人公2人が住んでいた町がまさに私の現在の住所ということもあって、被爆の危険が迫るにつれ、「なんとかして〜!」と叫びだしたくなる展開でした。どきどきはらはら、冬山で「死」と隣り合わせのなかミッドナイトイーグルに近づく男たちの描写は、綿密で、残酷で、手に汗握りました。 軍事的なこと、政治的なことはよくわかりませんが、女性でも十分楽しめました。 ラストも私的には「あり」ですね。 映画、勇気を持って見てみようかな? | ||||
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北朝鮮、自衛隊、米軍が出てきて、主人公は記者とカメラマンの夫婦。偶然にも同じ事件を追っていくという展開について、ありえない想定と考えずに、そのまま読み込んでいくとなかなか面白い。政治的背景とか深く考えずに、どんどん危ない状況になっていくところをハラハラドキドキしながら読み進めればなかなか楽しい小説です。 | ||||
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主人公2人の心理描写が浅くて感情移入できませんでした。当然ラストにも心は動かずです。命と引き替えに大切な人を守るという葛藤もほとんどなく、ただのあきらめにも近いように受け取れます。 文章も、説明文が多い割に心情・情景の描写が少ないので想像しにくく、説明も同じような文章と台詞が何度もあったりして途中で退屈になりました。「ホワイトアウト」を読んだ時は「次どうなる!?」とページをめくらずにはおれませんでしたが・・・ 自衛隊や政府の描写も表面的すぎる気がします。 | ||||
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