■スポンサードリンク


ミッドナイトイ-グル



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ミッドナイトイーグル (文春文庫)

ミッドナイトイ-グルの評価: 3.54/5点 レビュー 39件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.54pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全24件 1~20 1/2ページ
12>>
No.24:
(4pt)

雪上シーンは冒険小説として一読の価値あり

雪山に墜落した戦闘機の行方を追う戦場カメラマン。横田基地に侵入し攻撃を仕掛けて逃走した男を探す女性フリーライター。主役二人が離婚の危機にある夫婦という設定で、それぞれの視点が切り替わって物語が進行する。

極寒の中、正体不明の戦闘員に襲撃を受けるカメラマンと同行した記者。ハラハラドキドキの命を削る取材行が続く。冒険小説としてこの雪上シーンだけでも一読の価値あり。

一方ライターの妻と相棒のカメラマンも、テロを起こした犯人を突き止めてから、周囲にきな臭い動きが。

主役たちの探し求めるものが、国家規模の陰謀暴く、という大風呂敷である(本作品の日米の密約はありそうではあるけど)。

ついに国家破滅へのカウントダウンが始まり…というクライマックス。トラウマを抱え、自分を見失った男がヒーローになるラストは切ない。

なお、本作品は、大沢たかお主演で映画化されているが、原作の方が圧倒的に良い。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.23:
(5pt)

まあまあ面白い

つかみはまあまあ中で少しダレルが後半は一気に読める。今度映画も見る予定
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.22:
(5pt)

グッド

使用感はあるけど思ったよりキレイです
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.21:
(4pt)

何事も最後は人間性

山で見た光を見て、何かが落ちたと思い、戦場カメラマンと親友の記者が、真相を確かめに山に向かう。が、山に登る入り口の異常な警備に何か国家的な出来事を予感して、青春時代から何度となく登り、知り尽くした山の登山口を色々、回り道をしながら、警察、自衛隊、他国の人々、国家との攻防、山の怖さをおりまぜながら、真相にたどり着く。読み応えのあるほんでした。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.20:
(4pt)

映画から

映画から原作を読んでみたいと思い購入した。言葉と映像は違い伝えるものが圧倒的に言葉の方がよい。映像も限られた時間、予算の中で行っているのでいいと思います。是非両方とも楽しんでください。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.19:
(4pt)

123便とか・・・関係ないけど

読んだのは大分前ですが内容的には面白かったです、その後日航123便関係の書籍を見てなんかかさなってるかなって
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.18:
(4pt)

あっさりしすぎ、娯楽作としてはけれん味が足りない

北アルプスと東京で、別居中の夫婦がそれぞれ事件を追う。
やがて二つの線が交わる時、そこに見るものは。
壮大な国際謀略に、夫婦の絆を絡めた娯楽作品である。
しかし、展開が遅いのと、場面が交互に変わるので、
読んでいて少しイラつく。

ラストはあっさりしすぎている。もっと二転三転して欲しかった。
ハリウット映画的なハッピーエンドでは無く、こういうラストもあり
かも知れないが、それならそれで、もっと盛り上げて欲しい。
娯楽作品なら、くさいと言われようが、それなりの演出をするべき
ではないだろうか。

同じような雪山を舞台にした娯楽作『天空への回廊 (光文社文庫)』
と比べると、けれん味が足りないと感じた。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.17:
(4pt)

「俺たちは家族だ」

昨年(07.11.23)公開された山岳ポリティカル映画『ミッドナイトイーグル』(監督:成島出、主演:大沢たかお)の原作本である。

 冬が近づく積雪多き北アルプスの山中での撮影中に謎の飛行物体が墜落するのを目撃した報道カメラマン・西崎勇次が、親友の新聞記者・落合信一郎とともに墜落現場へと向かうが、そこで彼らが遭遇したものとは……!!

 墜落した謎の飛行物体がもとに平和日本の水面下で国家間の緊張状態が錯綜する状況下の設定は面白く、『宣戦布告』(麻生幾・著)や『半島を出よ』(村上龍・著)を感じさせる内容であるが、上記の作品と異なる点は、あくまでも民間人が主役という設定であろう。その意味では、『ホワイトアウト』(真保裕一・著)の方が近い設定である。

 他にも西崎の別居中の妻で謎の飛行物体の究明に動くフリーライター・松永慶子やその一人息子・優、松永の上司である『週刊トゥディ』編集長・宮田忠夫、松永と供に行動する同僚の青木祐二、西崎の伝書鳩的な役割を果たす高校生・朝倉賢一、謎の飛行物体の墜落に関与する謎の工作員・平田トシオ、その女・チヘ、墜落現場の処置に向かう自衛官・伍島亨一等陸尉、この緊迫した状況を見守る総理大臣・長良瀬、などなど。

 私自身も映画を拝見してから本書を読了したので物語には入りやすく、映画同様、西崎と慶子がお互いに別々の観点から一つの事件の究明に動く展開はスリリングで面白く、国家を守るために苦渋の決断をする長良瀬総理やそれに殉じようとする西崎や伍島のシーン、そして最後に慶子と一人息子・優に投げかけるシーンは最も印象に残りました。

       「俺たちは家族だ」
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.16:
(4pt)

賛否両論みたいだが・・・

山に入って5日目,主人公:西崎勇次は穂高連峰にかかる月を撮影しようと5時間粘っているが無理そうであった。ザックに荷物をまとめ下山の準備をしていると,雲の切れ間から黒い点がかすめ天狗原の方向へ赤い点となって消えていった。同じ頃フリーのライター松永慶子は未明に起こった米軍横田基地の進入事件の取材要請で雑誌社に呼び出されていた・・・

昨年11月に公開された映画の原作らしい。賛否両論あるようであるが,個人的にはテンポ良くラストまで一気に読ませてもらいとても楽しめた物語であった。物語の都合良さに関してはさすがに閉口したが,娯楽要素が詰まっており映画化しやすいものであると感じた。さすがに映画館へ足を向けようという気にはなれなかったが,レンタルしてみてみようか?という気持ちにはなった。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.15:
(4pt)

結構楽しめました

軍モノというよりは、雪山ものです。
なので逆に軍関係はよく知らない私でも難なく、読み物として楽しめました。

雪山で起きていることと下界で起きているとこ、という二元中継の展開は
作品にテンポを持たせるいいアイディアでした。

ラストの展開はちょっと残念でした。

「ホワイトアウト」を楽しめた方にはOKな作品かと思います。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.14:
(4pt)

スリリング万歳

映画化でも話題の「ミッドナイトイーグル」その同名小説です。

 冬の北アルプスで起こった自衛隊と北朝鮮軍との闘い、ジャーナリストの西崎、落合が渦中で繰り広げるドラマに釘づけになった。また日本でその出来事を知った、西崎の妻慶子と青木たちの闘いが面白い。双方向で展開した2つのドラマが最後1つに重なる。スリリング万歳です。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.13:
(4pt)

女性の観点で見ると、

夫が読んで「面白かった」というので手に取りました。
戦闘機の墜落、雪山での死闘、自分なら絶対に手に取ることのないハードボイルドな内容。
舞台が北アルプスで、主人公2人が住んでいた町がまさに私の現在の住所ということもあって、被爆の危険が迫るにつれ、「なんとかして〜!」と叫びだしたくなる展開でした。どきどきはらはら、冬山で「死」と隣り合わせのなかミッドナイトイーグルに近づく男たちの描写は、綿密で、残酷で、手に汗握りました。
軍事的なこと、政治的なことはよくわかりませんが、女性でも十分楽しめました。
ラストも私的には「あり」ですね。
映画、勇気を持って見てみようかな?
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.12:
(5pt)

映画を見たくなるアクション小説

雪山で繰り返される戦闘シーンと街で展開される情報戦のサスペンス。ストーリーの展開に無駄が無く、映画のシーンを想像しながら読むと結構はまってしまいます。難しいことを考えなければ、アクションとサスペンスを同時に楽しめる作品です。早速、映画館に行ってきます。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.11:
(4pt)

通勤電車で読める小説

奇しくも映画の公開日に読了しました。
登場人物も少なく、時系列で、それぞれのエピソードも簡潔なので読みやすい本でした。また現在の東アジアの情勢と大きく異なることのない状況なので、舞台が理解しやすいのもタイムリーでした。活字が小さく、分厚い本ですが、細切れな時間を利用して読んでも途切れることはありません。通勤電車で読むことも問題ありません。
ただし裏表紙の内容の紹介は書き過ぎです。読まない方がいいと思います。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.10:
(5pt)

いろいろ考えさせられる作品

東京と北アルプスが交互に描写され、西崎とその妻慶子の心の動きが描かれます。この二人の関係が組み込まれていることによって、殺伐としたサスペンス小説にならずにすんでおり、奥行きのある小説になっていると思います。
それにしても、日米安全保障の問題にこれほど直接的に踏み込んだ小説が書かれるとは、思ってもいませんでした。核が日本にあるのかどうかという問題は、いろいろ取りざたされているものの、それが実際にあるという前提で書かれているのにも驚きました。日本−アメリカ対北朝鮮−中国という対立関係を、ここまで書いて良いのかという思いもしました。
一番考えさせられたのは、国家と国民の関係です。国家とは何なのか?国のためと称して行われることは、すべて正なのか?誰がそれを決めているのか?
ラスト近くに「祖国のため」には死をも恐れず突撃してくる北朝鮮や中国の兵士が出てきますが、日本も第二次世界大戦では同じことをし、それはまだ60年余り前でしかないことを考えると、暗澹たる気持ちになります。
でも、ラストでの西崎と慶子の会話で救われたような気持ちになりました。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.9:
(4pt)

÷3

そこそこ面白かったです。
読み終わった感想を一言で表せば「(ホワイトアウト+亡国のイージス)÷3」って感じですかね。
そこそこ楽しめます。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.8:
(4pt)

B−2Aは日本にいるか?

アメリカの策略に北朝鮮の工作員、更には中国がからんで…。
福井晴敏氏や麻生幾氏の作品を彷彿させるシチュエーションですね。
2008年正月映画として封切られるということで、再度読み返してみました。

北アルプスと東京で同時並行的に進行するストーリー。そして両者をかろうじて結ぶ無線機。
コンバットカメラマンと自衛隊員が北アルプスで、フリージャーナリストが東京で、図らずも同じ事件を追いかける、そのスピード感が良いですね。
文体が重くないので楽に読み進めることが出来ます。

そしてラストシーン。あのようなラストにはしばらく遭遇していなかったので、久しぶりに胸に込み上げるものがありました。

それにしても非通常弾頭のAGMを搭載したB−2Aの存在、原潜からのトマホークのピンポイント攻撃。日本も戦場になりうる状況なのだと改めて考えさせられる物語でした。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.7:
(4pt)

映画化

映画の制作が進行していますが、かつて映画化された今作と舞台の似ている

真保 裕一氏の「ホワイトアウト」の二の舞にならないことを願うのみです。

(あの映画の出来はひどかった。)

それと北朝鮮は某国などと言い直さず北朝鮮としてはっきり出してほしいものです。

エンタテイメントだし変な遠慮するよりもいいのではないか。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.6:
(5pt)

快作!

面白い!!!そして泣ける!!!

たまたま友人にもらった本であり、恥ずかしながらこの著者は知らな
かったが、友人に感謝。読み始めは北アルプスと東京で交互に異なる進行となるので頭の切り
替えに苦労し、数十ページ読んだ段階でまた始めから読み直したが、
そこからぐいぐい引き込まれ、後は一気に読破!
その余韻に浸りながら、すぐさま引き続きもう一度読破!2回目でも
その面白さと感動は衰えず。むしろディテールが理解でき、2回目
の方が良かったくらい。船戸与一系など冒険小説が好きな人には特に
おすすめ。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604
No.5:
(5pt)

感動するぞ!

北アルプスで、謎の飛行物体の墜落を偶然目撃した報道カメラマン西崎が主人公。
 謎を追い吹雪のアルプスに入る西崎達を待ち受ける謎の集団。
物語は、雪山での苦闘が描かれる中盤あたりから徐々に助走をつけ、物語の終章へ怒濤の展開を見せてゆきます。
 感想は、ずばり面白い。ヘタをすると荒唐無稽になりそうな国際謀略ストーリーを作者の筆力で一気に読ませます。
 読んでいると、吹雪に耳や鼻をふさがれ息苦しささえ憶えました。
 国家観や平和観、家族愛などのテーマも盛り込まれ、物語の終盤は感動を呼びます。
 筆者は、読まずにおくと損する作家であると私は感じました。
ミッドナイトイーグル (文春文庫)Amazon書評・レビュー:ミッドナイトイーグル (文春文庫)より
4167656604

スポンサードリンク

  



12>>
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!