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分解された男



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【この小説が収録されている参考書籍】
分解された男 (1965年) (創元推理文庫)
分解された男 (創元SF文庫)

分解された男の評価: 4.00/5点 レビュー 16件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(1pt)

翻訳が古過ぎ・・・だけじゃなさそうだなあ・・・

年齢や立場に似合わない主人公のあまりの激情的な荒ぶりようが全く理解できない小説。

一体いちいち何をこんなに怒り狂っているのか?
理由は全く説明されない。
 
一応は普通の中年の会社経営者のはずなんだが
気分は二十歳そこそこのチンピラヤクザそのもの
何をするにしても感情が物凄く荒くれているのがわけわからない・・・

そのうえ翻訳文が妙な落語調(英語の原文には絶対に有り得ないはずの江戸時代的な文章)で下品。
いくら何でも酷い。

これは新訳版を読んだ方が良さそうだ。
分解された男 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:分解された男 (創元SF文庫)より
4488623018
No.1:
(1pt)

翻訳に非常に違和感を感じる

ベスターの「The Demolished Man」は本作と、伊藤氏の「破壊された男」の二冊が訳されているのですが、現在プレミア無しで入手できるのはこちらだけになると思います。
伊藤氏の翻訳は素晴らしいらしいのですが、入手困難な為、こちらを購入したのですが翻訳に違和感を非常に強く感じました。
その為、私は原書も購入しました。
私は英語に自信が無いので、原書と平行読みしているのですが、沼沢氏は意訳をしようという意識が強すぎます。
これなら、もっと直訳でも良かったと思います。
原書の方も、勢いのある文体には違いがないのですが、どうしてこの文章をこういう訳にしてしまうのかと思う事がしばしばです。
その割に、直訳を並べた感じに文章がガクガクしている所も多々あります。
それと、文章の中で同じ意味のセンテンスを並べて強調している所で、何故か一つだけ訳していないという箇所を数箇所見かけます。
これは、意訳という問題では無いと思います。

昔のSFの翻訳版は、無理して日本にローカライズしている作品が多いと思います。
そのせいで、現在では魅力を損なっている作品が多いと思います。
特にこの作品は、第一回ヒューゴー賞受賞作であるにも関わらず、この翻訳を放って置いているのは非常に残念です。
読めればいいという方以外は、無理してでも伊藤氏訳を購入するか、原書で読むべきだと思いました。
分解された男 (創元SF文庫)Amazon書評・レビュー:分解された男 (創元SF文庫)より
4488623018

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