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(短編集)
鍵のない夢を見る
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鍵のない夢を見るの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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Amazon商品紹介より以下。 普通の町に生きるありふれた人々にふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる5篇。 現代の地方の姿を鋭く衝く短篇集。 望むことは、罪ですか? 誰もが顔見知りの小さな町で盗みを繰り返す友達のお母さん、結婚をせっつく田舎体質にうんざりしている女の周囲で続くボヤ、出会い系サイトで知り合ったDV男との逃避行──。 普通の町に生きるありふれた人々に、ふと魔が差す瞬間、転がり落ちる奈落を見事にとらえる五篇。 現代の地方の閉塞感を背景に、五人の女がささやかな夢を叶える鍵を求めてもがく様を、時に突き放し、時にそっと寄り添い描き出す。 著者の巧みな筆が光る傑作。 第147回直木賞受賞作! * 泥棒、放火、逃亡、殺人、誘拐。 「芹葉大学の夢と殺人」は第64回日本推理作家協会賞(短編部門)の候補に。 犯人当てっこってわけでない。女性目線で世にいうダメ男達と付き合いながら、 女性心理を書く。 決して明るくはないが、男性陣には分かるかねぇ?と問いかけたい所だ。 誘拐なんて育児の辛さ、大変さがよく書かれている。 この作家さんの本を読むのが単行本では初めてですが、 もう一冊くらい読んでみようかな? | ||||
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辻村さんの他の作品は結構好きなので☆一つおまけ。 色んな世代のあまり幸せでない女性達の痛々しい姿がずっと書かれてて途中胸焼け起こしそうでした。情景も浮かぶし、台詞も自然ですんなり入ってくるのだけど、まるでスッキリしない後味の悪さったら。 湊かなえさん風?あの何とも気持ちの悪い読了感。でもさすがの文章の巧さでした。 | ||||
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自己中心な人が窃盗、放火、DV、殺人など犯罪に至る短編集です。 そして本人は自己中であることを認識していない。 自分の交友範囲、仕事関係で接することとなった際にどう振る舞う のか考えさせられます。 最後の話は切なく、ほろっとさせられる作品でおすすめです。 | ||||
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女性独特の女々しさは余り自分にはあわなかった | ||||
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様々な立場の女性を主人公にした全5編の短編集。 窃盗や放火、殺人など主に犯罪が絡むストーリーですが、その物語の起伏を楽しむというよりも、鬱屈し追い詰められた主人公の抉り炙りだされる心理状態に圧倒されます。 また、全員がそうではありませんが、主人公と周囲の人々との間に生じる認識や感覚のズレも気持ち悪く、このあたり筆者の巧みな文章裁きを感じます。第147回直木賞受賞作。 | ||||
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いろんな人のいろんな苦悩がみえるかなあ。 同じ作品で別の人物の話も読んでみたいと思った。 | ||||
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浅ましい人間模様が描かれている。もう人間と話したくないなと思えたので、それなりに文章はうまいのではないかと感じる。 しかし、個人的には女性視点が多く感情移入がしにくい。 なぜかあまり好きになれないのは、「終わり方」がしっくりこないせいだ。どれもこれもがあっけない。あっそうなんですね。と思うのは伏線がないからだろうか。 感情の描写を伏線として見たとしても些かあっけない印象を受けてしまった。どこかいつも客観視をしていながら、感情的になりたいと願っているような、そんな文章の印象を受けた。 うまい人に憧れている普通の人、そんなイメージがある作家だなと思った。 | ||||
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直木賞受賞作品を久しぶりに読了。短編集。女性が色々と悩む姿が現実味があり、生活感は溢れている。ただ、何でこれが直木賞を受賞したんだろうか。 | ||||
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知らずに買ってしまいました。タイトルからは想像できなかった、犯罪ばかりの短編集。文章力はある作家さんだと思うのですが、全部犯罪なので非常に後味が悪い。次は明るい本を読もうと思います。 | ||||
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それぞれ面白かったんですけど、勝手に「最後には全てのエピソードが繋がっていくのかな」と思っちゃってたので、ちょっと拍子抜けして読み終えてしまいました。自分が悪いんですけど。 | ||||
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「かがみの孤城」を読んでから読むと随分劣る感じかな。 | ||||
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直木賞受賞作という事で著者の本を初めて読んでみた。 受賞作との印象のせいか、少し物足りなさを感じた。 短編の各話とも女性、犯罪、地方の共通点はあっても 関連はないし。 でも著者の本をもっと読んでみたいと感じました。 | ||||
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読みながら悲しい気持ちになりつつも、一気に読み終えて一息ついた感じ。 | ||||
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前半は単なる恋愛の話です。後半は構成の仕方にも工夫が見られるので、読み応えが少しはあります。 | ||||
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これを読む時の読者の年齢や人生の経験値によって印象が変わる作品だと思います。人によっては全く共感できずつまらない作品かもしれません。 個人的にはファンタジー要素の強い初期の長編作品が好きなのですが、それらは私にとっては青春を思い起こさせてくれるものであるし、若い人たちにとっては今現在の感情に共感できるものだったりするのでしょう。ふわふわした実体のない世界の物語の中に日常を織り交ぜて読んでいて心地良い作品が多いです。 最近の、というか後期の作品は女性の深層心理や嫌な部分に焦点が当てられ、これでもかと現実を突きつけてくるリアリティー小説が多い気がします。 この作品は5編の短編集から成っていますが、それぞれ主人公はその辺にいそうな女性達です。その中に共感できる主人公がいるかもしれません。 最後の短編集の中でこんな台詞がありました。 「良枝はさ、昔から人生設計が階段階段って感じで、踊り場がなかったのかもしれないね。」 今の私にとってはものすごく胸に響く文章でした。進学、就職と順調に進んできた人生で今正に自分一人ではどうしようもない壁にぶち当たっています。あぁ、私は今踊り場で一時休憩する時期なんだ、と気づけました。この一言を読めただけで私にとっては十分に価値のある本でした。 | ||||
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絶賛を浴びた直木賞受賞作と作品紹介にあったが、自分には正直物足りなかった。期待しすぎたのだろうか。 | ||||
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決して好きな内容ではない。 ちょっとした意地悪だったり、殺人だったり、 どこか事件性のある物語ばかり。 好きではないが、読み始めると引き込まれてしまう。 それが力量なのかなと思う。 読み終わって、こういうストーリーだったのかと思うが、 終わりまでの描き方に、特徴があり、 一人称で描かれる言葉で語られる。 うまいのでしょう、と思う。 いやな気持になるミステリーの範疇に入るのでしょうが、 湊かなえの作品を読んで、もう決して読みたくはないとは思わなかった。 最近の 東京會舘とわたし を読んで、どんな作品を書く人なのだろうと興味を持って読んでみた。 | ||||
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面白いんだけど、読後感がいいとは言えないから、読むタイミングに少し注意。って感じです。 「わたしには、どうしてこんな男しか寄ってこないんだろう」には「自分がそのレベルなんだよ」としか思いませんでしたがw 認めちゃえば楽になるのにねー。的な。悩むのはそこじゃなくて、ありもので我慢するか、それとも『それなら要らない』と見切るか、だろ?みたいな。 「君本家の誘拐」には「大丈夫。あっという間に『自分が馴れて』しまうから平気な顔して買物行けるさ」と、思いました。 | ||||
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何気ない面白さがいいですね。 男性でも共感出来るよ。 !(^^)! | ||||
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第147回直木賞受賞作品ということで手に取った。 5つの短編によって構成されている。 ストーリーはどれもよく練られている。 主人公の心理描写がきめ細かく、 ちょっとしたハラハラ感も味わえる。 安定した力量で書かれており、上手いと思う。 ただ、どれも犯罪に関するものということもあり、 作品自体の質は良いものの、 読後感はあまりよくなかった。 | ||||
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