■スポンサードリンク
モルディダ・マン
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
モルディダ・マンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.80pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には図書館で借りられるロス・トーマス絶版本の最後の一冊。おもしろかった。あとがきにあるように、油断してるとプロットを見失うので集中力が必要だけど、そのぶん濃密な読書体験という感じ。できることならすべて手元に置きたいので復刊してもらえないかなと、早川書房さん。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ロストーマスのラインアップでは、かなりの数が廃刊になっており、現在、読めるのは限られております。 ハヤカワ系の中でも、傑作「黄昏にマックの店で」のメジャーどころしかないでしょう。 立木(?)書房にて出版されたものは、ほぼ読めないんじゃないでしょうか。 そういった意味でも、中古が入手できるのはありがたい。あとは図書館ですねぇ。 ロストーマスファンの方は復刊にむけて頑張りましょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
以前にも読みましたが、やはりロストーマスはいいです。 他の作品も出して欲しいです。 よろしくお願いします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リビアの庇護をうけているテロリストが誘拐されアメリカも巻き込まれ…というお話。 ロス・トーマスの作品を読む場合プロットが錯綜しすぎて考えながら読まなければならないことが多いですが、本書に限って言えば割とすっきりまとまっていて判り易い印象を受けました。なので、これからこの人の作品を読もうと思っている人には格好の作品かもしれないと思いました。 いきいきとして判りやすい会話、精彩のある登場人物、切れのいい構成、等文句なしの謀略小説に仕上がっております。それと、この人の場合フォーサイスやフリーマントルと違ってあまり調査とかしないで自分の知っている範囲の知識と見識で小説ひとつを成立させているようでさすがと思わせます。あといつものこの人の作品だとユーモアが多いですが、本書に関しては控えめで逆に国際政治の非情さを際立たせております。 最高傑作とはいえないかもしれないけれど読んで損のない秀作。機会があったらどうぞ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
リビアの支援するテロリストが誘拐され、リビア側はCIAによるものと判断。その報復としてアメリカ大統領の兄を誘拐し、テロリストと大統領の兄との人質交換を要求します。しかし実際にはCIAはテロリストを誘拐しておらず、八方塞がりに。そこで大統領はある男に兄の奪還を依頼し、その男が選んだその筋のエキスパートがチャブ・ダンジー、通称モルディダ・マン。登場人物の絡み合い方と接点は混み入っており、読者への見せ方もヒネリが効いているため、ダンジーの動きと話の展開はスリリングで、まったく予想できません。ロス・トーマス独特のプロッティングの真骨頂といったところか。また、彼の他の作品同様、登場人物の素性や会話など、造形がすばらしい。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!