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(短編集)
箱庭旅団
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箱庭旅団の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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ときどき、涙が出そうになったりゾクッとしたりするお話を書く作家だが、これは淡々とした繫がりの薄い連作集だ。好みで言えば、豆腐屋さんの話がよかった。あと2冊あるので、はたしてこれからどうつながっていくのか、あるいはいかないのか楽しみに読もう。 | ||||
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プロローグを入れて16編の連作集。 どれをとってもハズレなしはさすが!である。 『オツベルと象と宇宙人』は有名な宮沢賢治の「オツベルと象」を 下敷きにしている。「.......ある牛飼いがものがたる。」で始まり、 「海へはいっちゃいけないったら。」で終わるのも嬉しい(川と海の 違いはあるが)。 内容はとてもシュールだ。象の最後はこう来たか!という感じで楽しい。 『藤田クンと高木クン』これは会話のみで完結している。なので、どちらが 藤田クンか高木クンかわからない。そこにおかしみを感じる。 『プロローグ』で「私」は盛んに旅に出ないのかと問われる。フクロウに、 オズの魔法使いのブリキマンに、美しい白い馬に。 そこで白い馬とともに現在、過去、未来、虚構の世界を旅する。 そこで見聞きした話の一部がこの作品である。 『ミッちゃんなんて、大キライ』のミッちゃんの正体、『一冊図書館』の 姉、マーガレットのその後も、描かれているのでしっかりと読み込んで もらいたい。 『夜歩き地蔵』の「この広い世界で人間の知っていることなんて、もしかすると、 ほんのちょっぴりかも知れないよ。」がこの本の核だろう。 シリーズものだそうなので、続編がとても楽しみだ。 | ||||
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ココロに残る余韻が たまりません。 朱川湊人 ならではの 魅力が詰まった作品でした。 | ||||
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