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(短編集)

箱庭旅団



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【この小説が収録されている参考書籍】
箱庭旅団
箱庭旅団 (PHP文芸文庫)

箱庭旅団の評価: 3.80/5点 レビュー 5件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.80pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(4pt)

淡い読後感

ときどき、涙が出そうになったりゾクッとしたりするお話を書く作家だが、これは淡々とした繫がりの薄い連作集だ。好みで言えば、豆腐屋さんの話がよかった。あと2冊あるので、はたしてこれからどうつながっていくのか、あるいはいかないのか楽しみに読もう。
箱庭旅団 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:箱庭旅団 (PHP文芸文庫)より
4569763944
No.2:
(5pt)

真骨頂!

プロローグを入れて16編の連作集。
どれをとってもハズレなしはさすが!である。

『オツベルと象と宇宙人』は有名な宮沢賢治の「オツベルと象」を
下敷きにしている。「.......ある牛飼いがものがたる。」で始まり、
「海へはいっちゃいけないったら。」で終わるのも嬉しい(川と海の
違いはあるが)。
内容はとてもシュールだ。象の最後はこう来たか!という感じで楽しい。

『藤田クンと高木クン』これは会話のみで完結している。なので、どちらが
藤田クンか高木クンかわからない。そこにおかしみを感じる。

『プロローグ』で「私」は盛んに旅に出ないのかと問われる。フクロウに、
オズの魔法使いのブリキマンに、美しい白い馬に。
そこで白い馬とともに現在、過去、未来、虚構の世界を旅する。
そこで見聞きした話の一部がこの作品である。
『ミッちゃんなんて、大キライ』のミッちゃんの正体、『一冊図書館』の
姉、マーガレットのその後も、描かれているのでしっかりと読み込んで
もらいたい。

『夜歩き地蔵』の「この広い世界で人間の知っていることなんて、もしかすると、
ほんのちょっぴりかも知れないよ。」がこの本の核だろう。

シリーズものだそうなので、続編がとても楽しみだ。
箱庭旅団 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:箱庭旅団 (PHP文芸文庫)より
4569763944
No.1:
(5pt)

さすが です。

ココロに残る余韻が
たまりません。
朱川湊人 ならではの
魅力が詰まった作品でした。
箱庭旅団 (PHP文芸文庫)Amazon書評・レビュー:箱庭旅団 (PHP文芸文庫)より
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