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新月譚
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新月譚の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.59pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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和子が劣等感を持っていたとしても、この選択はしないのではないか‥ 木之内にしても、こんな不誠実な人っている?と思う。和子の小説かどんなふうに変わって、文学賞とることになったのか あまり理解出来なかった。木之内がどんなにひどい仕打ちをしても和子があきらめないのがずっと続くので、途中で飽きた。 どうなるの?と最後までは読めたけど、なんかチャームポイントが無い、感じがしました。 救いがないのは、和子の小説と同じなのかな? | ||||
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筆者の作品は読ませる力である。これがなければ、正直、この作品は途中で読むのを辞めてしまいそうになる。いくら読ませる力があると言っても、49ページから610ページまで、女性作家の一人語りで進んでいく。今までの作品で女性が語る作品はなかったので、どんな展開になるのかな?という興味で読んだが、正直、中だるみしまくってしまう。私は女性だけれど、ここまで都合のいい女がこの世にいるとは思えない。女性だから、顔にコンプレックスを持っていて、全面整形した、ならば、この男とオサラバするだろう。不誠実というより、この男性がサイコパスにしか思えない。文豪として地位も名誉もお金も手にしておきながら、贅沢一つせず、ラストのお金の使いみちが哀れすぎる。これは、さすがに読後感が悪すぎる。ただサイコパスな男に振り回された女。しかしながらあまりに非現実すぎる。帯にある恋愛の陶酔と地獄。まさに地獄。 | ||||
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やたら分厚く、文庫のレビューも総じて高いので、「空白の叫び」級の傑作を期待したのですが、スカスカ、かさ増しの内容にがっかりでした。 遊び人の男に振り向いてもらうべく整形を繰り返し、超美人に。さらに小説家になり大成功、そんな話です、ってそんな話あります? しかも、各セリフ前後にその10倍はあろう繰り返しの説明が延々と続きます。 出版社もこんなかさ増しの商売をしていたら信用を失うのではないでしょうか。 | ||||
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たまたま、Amazonではなく別のところで絶賛レビューを目にして、量の多い物語を欲していたので即買いしました。 感想としては、量は多かったけどね、ってだけですね。びっくりするほどつまらなかったです。 筋立ても、導入部はこの人物がどういう人物なのか興味を惹く入りでよかったんですが、その後はいつ面白くなるんだろう?いつ何かが起こるんだろう? いつ衝撃の事実が明らかになるんだろう?と思いながら読んでいたら終わってしまったし、起こる出来事がいちいちどうでもいいことばかり。、 登場人物も、全く魅力を感じない人達でした。この人達についてもっと知りたいという感覚が湧きませんでした。 あれほど導入部で絶賛されていた美貌の女流作家が、こんなにつまらない人物だったとはというガッカリ感だけが残ります。 性格もそうだし、なんというか、頭の悪そうな女性という感じで、こんな人がそんなに素晴らしい小説を書けるわけないでしょうと。 このつまらない世界でよくここまで量を描けたなあ、というのが率直なところです。 具体的な名前を出していうのもどうかとは思いますが、例えば桜木紫乃あたりが 同じストーリー、同じ登場人物で描いていたら、もう少し、それぞれの深みが増したかもしれません。 こういう物語なら、もっと繊細な描き込みが必要かと思います。 | ||||
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才能豊かで超絶美女の女性作家が、自分が絶筆した理由を語り出す…、 という導入部に期待を膨らませて読み始めたのですが…。 長いです。 「整形した」「作家」というのを最初に言ってるのに、なかなか整形も小説書きも始めない。 (200ページを過ぎて、やっと小説を書きました) ヒロインの名前が昔一世を風靡した少女漫画家の本名と同じでなかったら、根性が続かなかったかもしれない…。 作家になってからどんどん研ぎ澄まされていくのはとても面白かったです。 | ||||
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直木賞候補になったということで読みましたが、うーん…。 同じ設定で、桐野夏生や林真理子、湊かなえあたりが書いたら、 さぞかし面白いものになったのでしょうね…。 だいたい、21〜22歳と若く、スタイルがよく、文才があり、 大企業にコネで入れてくれる親を持つ東京在住の娘が、 これほど顔にコンプレックスを持つとは考えられないです。 (若くてスタイルがいいだけで、結構もてるのでは) 読書好きの女性で、この作品に感情移入できる人は、そうはいないのでは? いかにもおじさん作家が頭で考えたプロットどおりの小説、 という感じでした…。 | ||||
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タイトルとレビューと出版社に惹かれて読み初めました。半分すぎからあまりの退屈さに我慢して読み続けました。それにこんな退屈な小説にどんな結末があるのだろうかとも思いました。結果はやはり皆さんの書いてあるとおりです。お金が勿体ないと思いました。凄絶な恋愛の顛末ですか?ちょっと言い過ぎですか? | ||||
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読み終えて、深い失望の淵に沈んでいます。 かつて貫井さんの作品に驚嘆したレビュー子としては、 悲しくてなりません。 要するに全く面白くないのです。 ヒロインにも、彼女の人生に大きな影響を与え続ける男性にも、 まるで現実味がない上に、およそ人間的な魅力がありません。 共感も感情移入もできません。 その上、脇役の登場人物が型通りの人間ばかり。 ストーリーも既視感があり安っぽい。 男女関係をめぐる女性作家の心理を延々とと書き連ねていますが、 現実感のないヒロインと相方、定型的な脇役という人物構成と相まって、 他のレビュアーの方が書いておられるように、まさに「昼メロ」程度のレベルです。 「次はどうなるのだろう」というハラハラ感、 「一体どういうこと?真相を知りたい!」という期待感、 「そういうことか!」という驚嘆、 「うまいなあ」という、構成や仕掛け、対象の切り取り方や描き方の上手さへの賞賛、 そういった優れた小説を読む楽しさに繋がる要素が、この作品からは全く感じられません。 この作品は推理小説ではありませんし、作者も推理小説として書いたのではないでしょう。 それでも、少なくともエンターテイメントであるならば、 上記のような要素のどれかが含まれているべきでしょう。 何か大きな仕掛けがあるのかと思って最後まで期待して読みましたが、 何もないまま終わってしまいました。 最後にとってつけたように「実は…」という小さな要素が開示されますが、 ほとんどの読者が想像するであろう内容どおりのオチなので、 失笑を禁じ得ません。 これで直木賞候補というのは、 作品の内容に引っ掛けた悪い冗談だったのではないかと思う程です。 深い深い失望感を与える小説です。 | ||||
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絶筆した小説家が衝撃の恋愛経験を語り始める といった紹介だったので、どんな恋愛かと期待して読みましたが、私には衝撃のというほどにはは思えず、正直なところがっかりしました。 また、小説家が完璧なまでのすばらしい作品を書いていたということについても、なぜそこまでのものが書けたのかについて、いまひとつ納得性のある説明がなかったと思います。 恋愛中の描写についても、同じような描写が続き、ちょっと退屈な感じがしました。 | ||||
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下回る作品でした。 本の紹介で、この絶筆した女流作家の秘密を期待させる書き方をしていたのに魅かれて、謎を知りたく読みましたが・・・ え、これのどこが衝撃?と首を傾げたくなるある意味謎な展開でした(笑) セリフも含めて、ちょっと昭和テイストのよろめき(!)ドラマ風というか、団塊の世代の男性達に人気のありそうなストーリーなのかなぁと・・ 私には合わなかったようです。 | ||||
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昔は貫井さんの小説は楽しみにしていました。最近めちゃくちゃですね。ミステリーとしては、期待していませんでしたが、凡庸なストーリーと魅力ない登場人物ではラブストーリーとしても、大変古くさい。 ご本人が自信満々なのが寂しいですね。 余談ですが、戸梶圭太さんの あの橋の向こうには 恋愛小説 として秀逸ですよ。是非こちらを(笑) | ||||
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レビューの絶賛ぶりにつられて購入しました 一応読み切りましたが・・・ガッカリです 何と言うか、全体的に安っぽいんです 主人公の和子(怜花)は作家として成功、名だたる賞を次々と受賞しながらも突然断筆をしている女性です その半生が語られるんですが、正直そこまでの作家に感じられなくって、全然リアリティが無いです たとえるならば昼ドラだったらありそうかな、みたいな・・・設定と言い展開と言い、昼ドラっぽいんですよね(親友に彼氏を寝とられて仕返しとか、美への執着のあまりに整形手術とか美しくなった挙句に疎まれるとか。。。) 一人の男のために顔を変え、苦しみながらも作家として上り詰めるまでの女なのに、読んでいて何も迫ってくるモノが無かったです 文藝春秋って貫井さん推しなのかしら?とか思いますが、直木賞は獲れない気がします 「乱反射」の冗長さ・説教臭さにもうんざりしたし、もう私は定価で買わない方が良さそうです・・・低評価すみません | ||||
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まず、☆5個、4個のオンパレードにビックリ。 みなさん何を評価しているんですか。 ミステリじゃないとのことで、それはまあ覚悟(?)して読みました。 それでも、何か怖いことが起こるのではないか、心理的な恐怖を描くのではないか、 そんな淡い期待を持って読み進めました。 しかし最後まで全くなし。 ミステリではないとわかっていながら、それを期待するのもおかしな話かもしれませんが、 それすら無いのであれば、この本のどこを評価すればいいのか全くわからない。 絶筆した小説家の独白を物語として話は進んでいくが、 例えば「凄い小説を書いた」 これで賞を獲ったと言われて読者はどう消化すればいいのか。 恋をした、浮気をされた、抱かれた、別れた、ただその繰り返しを延々と語られる物語にどう感情移入すれと言うのか。 こんなんで直木賞云々とは、笑ってしまいますよ貫井さん。 まずは最近とんと佳作に巡り会っていないミステリに力を入れた方がいいんじゃないですか、貫井さん。 | ||||
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