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長恨歌
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長恨歌の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
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悔しい終わり方だ。 著者の作品は言いようのない無力感を催すが、今回は最も悔しいものだった。 最後の引き金を引く者に感情移入できず、歯がゆい思いが残った。裏切りに次ぐ裏切り。展開の速さは本シリーズの醍醐味だ。 しかし本作は、暗黒社会の中に生きる登場人物達の強さ、弱さ、悲しさといった個性に感情移入することが少なかった。 不夜城の世界は、力の均衡から問答無用の世界へと変遷したようだ。 物語中の中国人社会の変遷と同様に、長いときを経て世界は変わったことが描かれたようだ。 | ||||
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馳星周のデビュー作「不夜城」(角川文庫)の完結篇。前2作はスピーディなストーリーテリングでぐいぐい読ませたが、今回の話はどこか破綻が生じているような気がしてならない。東野圭吾の「白夜行」(集英社)のように敢えて真相は語らずに状況証拠みたいなものを積み重ねて、読者に何が起こっているのか、その真相を想像させる仕掛けがとられているものの、それがうまく機能していないのではないか。それはなぜかというと、とどのつまり大味な展開だからだ。もともと暗黒小説なので登場人物たちが抱える深い闇に共感するのは難しいし、幸せな結末が待っている訳ではないことは了解済みで読み始めるのだけれど、処女作、第2作にあった有無を言わせぬ物語の力を感じることができなかった。残念! | ||||
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劉健一があまりにスーパーマンになっているのと、話全体がかなり派手で映像化を前提にしているのかしら???と勘ぐってしまうくらいリアリティーに掛けます。また小文がどうして健一にあこがれるようになったかも全然分かりません。結局人物描写が非常に薄いので、派手なアクション映画のように読み終わったあと何も感じませんでした。あえていうなら、健一が最後に小文と阿基に対してとった態度が、まだ人間味が残っていたことを示しているのか、単におちとしてこれしかなかったのかが気にかかります。いや、スーパーマン健一はこれすら策略だったと解すべきなんでしょうね。。。色んな点で本当にリアリティーがなく、僕には面白くなかったのですが、アクション小説としては標準レベルは超えているのではないでしょうか??? | ||||
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不夜城の完結編となっている本作品。 当然のことながら、一冊目の衝撃を期待して読んでみました。 評価のほどは…★印の数をを見てください。今回は、馳氏に期待する「超リアリティ」がやや弱い気がします。 もちろん、それぞれの感じ方によるのでしょうけどね。 劉健一を取り巻く人物の、精神的描写が多く 派手な「ドンパチ」を期待していた僕は、時間がかかってしまいました。 当然のことながら、馳氏特有の裏切り・欺きは健在です。 むしろ、オトナな人々にこそ楽しめる作品になっているのでしょうね。 ともあれ、一晩で読了してしまったのは事実です。 他の皆さまの意見も聞いてみたいものです。不夜城ファンならば、結末を見る(読む)べきでしょう。 | ||||
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