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(短編集)

花まんま



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【この小説が収録されている参考書籍】
花まんま
花まんま (文春文庫)

花まんまの評価: 4.41/5点 レビュー 95件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(2pt)

細かいですが・・・

下町の文化住宅の二階の窓から周りの建物の屋根が海原のように見える…、本当?ピースマークとにこちゃんマークを混同していたりだとか…。その他諸々…。もう少しディティ―ルを固めてくれないと、しらけてきて物語に入れない。
花まんまAmazon書評・レビュー:花まんまより
4163238409
No.2:
(2pt)

ちょっと物足りない

霊現象、不思議な生物など不思議なストーリーの詰まった短編集。

が、そういったオカルトめいたのを期待して読むと肩すかしを食らうし、
しみじみとした雰囲気を求めるとがっくりする。

「トカビの夜」などは怖くもなければ不思議でもなく、ありふれたお話であるし、
「摩訶不思議」などもステレオタイプのコメディでしかない。
唯一心に残ったのは「送りん婆」ぐらいか。
それですらもう少し謎を残すなり、主人公が人知れずいまも続けているなどの設定の方が読了感が良かったはずだ。

御涙頂戴でもないし、抱腹絶倒でもない。
どこか、なにか一つ足りない話が多いと思う。
昭和時代へのノスタルジーでそれを補っているのかも知れないが、
だとすれば、50代以降でないと愉しめないと思う。
花まんまAmazon書評・レビュー:花まんまより
4163238409
No.1:
(2pt)

受賞作ではあるが、好き嫌いあり。要注意

「第133回 直木賞 受賞作(2005年)、受賞作含む中編6編

どれも関西弁で文章が進んでいく。そもそも最初のこの時点で、ちょっと違和感と嫌悪感を覚える。またどれも著者世代(1960年代)がベースにあり、大阪で生まれ育ったこの世代の人には懐かしくていいのかもしれない。が、私にはちょっと、・・・距離を置いてしまう作品。
「花まんま」は確かにいい話ではあるが、どこかで読んだことのあるような内容で感動が薄い。また、全編の根底に「ちょっと異様な世界」が漂い、これが著者の特徴なのか、1編だけならまだいいのだが、全編となると非常に辛い。
端的な話、残念だが「ちょっと私には向かない本(著者)」であった。まー、このことが解かっただけでも「価値があった本」ではあった。

お薦め度:★☆☆☆☆
残念ながら“私には”合わない本なので、人にお薦めすることは出来ません。誠に恐縮です。しかし、天下の「直木賞」受賞作、どうぞ私の無知な感想にとらわれず、是非お読み下さい。
花まんまAmazon書評・レビュー:花まんまより
4163238409

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