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太陽の村
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太陽の村の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.77pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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こういうのは、ジャンルで分けるとこうなるのかな。 ハリウッド映画だと、こういうカラクリ物は多くあり、 珍しくないが、主人公をアキバ系住人にしているのがミソ かな。前にあった電車男に近い気がする。 かなり肩の力を抜いて読んでもいいのが、読みやすくて いいところ。奇妙な奇天烈なアンバランスが、最後の謎 解きで解決して、青春小説の趣で終わる。 高校生の読書コンクールに出ていたので読んだが、 気楽に読めた。 | ||||
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「いっぺんさん」がとっても良くて、作者に興味を持ち、読んでみました。 小説ならではのコミカルさ、時代・現代・社会を生きている事をㇷと考えてしまう場面、 ところどころにちりばめてある小ネタ(ケロ〇軍曹みたいな)、 楽しめました。 読んだ方と、最後のシーンについて、ちょっと話をしたくなるような、そんな作品でした。 | ||||
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小説で声出してウケた経験はあまりないので、印象的な作品となりました。 今までの朱川作品を期待されると、落胆されるかもしれません。 非常にかる~いノリです。新喜劇やトリックのようなズッコケもあり。 そういう小説です。 最後のオチは深い考察をしようと思えばいろいろ作文できるのでしょうが、 まあ特に深い意味はないと思います。 | ||||
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朱川湊人の本領は「かたみ歌」や「花まんま」。昭和設定の幻想怪談。 最初に読むならそちらだろうと思う。 何かで読んだが、ご本人はウルトラマンの脚本を書いたり。昭和の特撮ヒーローや、怪獣にとても 造詣が深いようだ。ある意味で、昔のオタクといえなくもない。 だから、本書を読んで これもまた異色作だけど朱川湊人だよなあ。と思った。現代オタクが、文明のない変な村で自己を確立していくという話なのだが、オタク視点の語りには、そこかしこに、鬱陶しいほどのアニメ、ヒーローネタがちりばめられているのだ。本来の作風と違うところの挑戦作。それなりに面白かった。特にメロ助のあたり。 | ||||
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父親の定年退職記念の家族旅行に嫌々ついて行ったハワイ。ひたすら自分の部屋が恋しかった坂木竜馬−24歳相撲取り体型、ジャンクフード大好き、引きこもりぎみのゲームオタク。やっと帰りの飛行機に乗りほっとして寝過ごし、機内食を食べそこねたと駄々をこねていたら、何と!機体から閃光が!火花が!衝撃が・・・。痛みに目が覚めると亀をいじめる海辺の童よろしく『七人の侍』の農民エキストラのような格好の子供らに身動きできない身体を殴られていた!村長宅へ連行される途中の景色、家の造り、それにどうにも話がかみ合わない。いったいここは何処?いつの時代?タイムスリップ?生きている証に腹が減る。村長夫妻の一日分の食料を朝食で平らげても足りず力が入らない。でも、地頭の弟達、此世介と阿世介に危うく殺されかけたのを助けられた恩に報いる為、やったことの無い農作業に精を出していたら・・・・??この時代には無い筈の物が落ちていたり『太陽の塔』が仏様として祀られていたり・・・。「猿の惑星よろしく未来の日本?」と疑問を抱えたまま拉致された村長救出の為地頭の館に向かう。坂木のキャラのせいか命にかかわる深刻な状態でさえもプッとふいてしまいながらあっけにとられる結末に。ホントにホントと?と続編を期待させます。 | ||||
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この作品、なんと言ったら良いんでしょうか。 上手く説明できないのですが、不思議でした。 謎が解けると余計に不思議な気分になりましたが、 ラストは嫌いじゃないです。 主人公・龍馬が飛行機事故に巻き込まれ、 タイムスリップするところから始まるストーリー。 一体何時代にタイムスリップしたのか考えながらも、 ニートでただの大食漢の青年が、 次第に新しい環境になれていくところは、 単純にスゴイなと思いました。 少し気になったのは、文章が軽すぎるところ。 若者世代でないと理解できない部分も多く、 感情移入できない場面が多々ありました。 でも、後半は長く生きてきた人間の方が、 共感できるのではないでしょうか。 そしていくら文明が発達しても、 人間は一人では生きていけないものなんだなと、 つくづく思い知らされました。 面白い面白くないではなくて、 考えさせられる一冊とも言えます。 | ||||
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本書は、ホラー、SF、ウルトラマンなど、 幅広いジャンルにわたり、多彩な作品を発表し続ける著者による 少しミステリアスなファンタジー作品です。 飛行機事故で奇跡的に生き残った主人公が、 どこか奇妙な村に迷い混みます。 まるで江戸時代のような生活をする村人や 幻術を使い村人たちを恐怖に陥らせる地頭 そして、親の敵である地頭を倒すため、鍛練に励む少年 電気も自動車もなく、年号すらも異なる不思議な村での日々。 当惑しながらも徐々に馴染みはじめた主人公は、 やがて「隠された秘密」へと近付いていきます 繊細で心温まる心理描写と 躍動感あふれるアクションシーン そして、主人公と村人との間に生じるカルチャーショックのコミカルさが一体となり 読者を未知の読書体験へと誘います。 生死すらわからない家族への思い 『走れメロス』にむせび泣く村人など、 どの場面も印象深いのですが とりわけ印象的なのは、 ラストで明かされる村の秘密と、それを知った主人公の対応です エンターテイメント性に富み、 パロディやサスペンスの要素を含みつつ 同時に、鋭い問題意識を内包する本作。 著者のファンに限らず、多くの方にオススメしたい著作です。 | ||||
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これまでの著者の作風とは打って変わった内容で、引きこもりやオタクの人たちにぜひ読んでもらいたい作品です。 家族で乗っていた飛行機が墜落してたった一人で宝命19年の日本にタイムスリップした24歳で相撲体型で引きこもりゲームオタクの坂木龍馬が村人に助けられたり、助けたり、悪人との格闘場面もアニメチックで「リア充」などというネット用語を織り交ぜて、好意をよせてくる村娘への恋模様のあっと驚くラストへのたたみかけは息もつかせない。 | ||||
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