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セピア色の凄惨
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セピア色の凄惨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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小林泰三の他の作品に似たようなものが結構あるので、驚きは皆無でした。 ヒトのグロ描写は割と平気なのですが、動物虐待のそれは無理なので読まずに飛ばしました。かなり頁を割いているので同じく苦手な方は買わない方が良いと思います。 | ||||
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つまらない ひどい 読むのやめた 読み進めるのが苦痛です。 買うだけ損だと思います。 | ||||
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依頼人と探偵4編からなる短編集でできた物語。 短編集は、どれもゾッとする話で面白かったのですが、 無理やり取ってつけた感のある依頼人と探偵が・・・。 しかも、ラストの展開で依頼人が急に関西弁になった事が1番冷めました。 短編が面白かっただけに本当に残念です・・・。 | ||||
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4編からなる短編集と、依頼人と探偵との押し問答の温度差が絶妙。 小林さんの作品にしては珍しくユーモアを度々感じさせられ、小林節も変わらず。 突出した話があるわけではないが、安定しており、読破は容易い。 短編に出てくる登場人物たちはどこかネジが外れていて、 読み手の価値観を本書に投影するのは、危険である。途中で本を閉じかねない。 常識とはなにか。間違いとはなにか。 話を聞くしか術がない読み手には、他人の価値観を一方的に非難する資格なぞ持ち得ない。 不明瞭な、価値観という言葉に縛られず、人生を謳歌する彼らの人生は素晴らしいのだ。 つまり、読み手はただ、存在を認め、彼らの結末を見届けるだけである。 それにしても、価値観の不安定さを浮き彫りにさせ、恐怖を煽る構成はお見事。 世界観が身近なだけに、肌にまとわりつくような不気味さ、憤りを誰もが感じたはずだ。 日常の中の些細な感情もしくは生活に、息を吹きかけるだけでホラーが出来上がるのだから 読み手は著者をマジシャンかなにかと勘違いするだろう。変幻自在な作家ともいえる。 特におすすめなのは『ものぐさ』と『安心』だ。 完成度はもちろんのこと、キャラが一貫してブレないから非常に読み応えがある。 また、それぞれの心の揺れ動きにも注目してもらいたい。 道徳的な人生観とは程遠い彼女たちの判断基準をその目で目撃し、震え上がってほしい。 だが、自分は衷心から、人物に愛着をもってしまった。狂気の沙汰ほど美しいのだ。 しかし、今回は悪い部分も目立つ。よく言えば安定。わるく言えば衰退。 最後のオチは強引すぎて解釈のしようがない。自分には理解不能である。 ヒステリック女もまたか‥と思った。流行っているのか知らないがあまりに頻度が高い。 もはや、玩具修理者や人獣細工の頃の勢いは失われてしまったのか。 酔歩する男のような傑作を今一度、手にとって感動に浸りたい。 | ||||
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