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魔性の子
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魔性の子の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全111件 41~60 3/6ページ
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十二国記ファンなら、ニヤリとするお話 内容はホラーなのですが 十二国記を読んでる読者ならかなりわかりやすいお話です! 彼が愛され可愛がられたら 彼に憑いてる彼らは全く暴走しなかったのにと恨んだ方々の末路って感じ 異世界の者であった彼の 彼に絡んだばかりに死ななくてはいけなくなった彼らが哀れですね! | ||||
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十二国記シリーズを、全て読み進めてる途中ですが。この「魔性の子」は「0」になってますが、内容的には泰麒の物語「風の海 迷宮の岸」のその後の泰麒の内容になっていて、十二国「戴極国」から倭国(日本の現実の世界)に戻ってからの話になっています。 ので、十二国記シリーズは出版順に読んでいますが、この魔性の子だけ、泰麒が戴極国に戻って、慶東国の景王・陽子と出会う「黄昏の岸 暁の天」のすぐ前の順に読みました。 魔性の子の後が、内容的には「黄昏の岸 暁の天」なので。ここで景王・陽子と出会います。 (魔性の子を読み終えたので、これから黄昏の岸 暁の天に進みます)。 魔性の子は、倭国・日本のホラー?ミステリー?感覚で読めますし、泰麒=高里の獣に守られた内容、広瀬との関係・感覚、良かったです。最後の広瀬はの気持ちを思うと、ちょっと切ないですが。戴極国での泰麒=高里は、とても幸せそうでしたが、やっぱり異国(倭国)に存在すると、とてつもない存在になりうるのですね。。。魔性の子は、本当に波乱でした。 十二国記シリーズ、やっぱりハマります。 次の「黄昏の岸 暁の天」をこれからまた楽しみに読みます。 | ||||
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十二国記は全部読んでいたのですがまた巡り合えて嬉しかったです。作品内容も相変わらず小野ワールド全開で楽しめました。 | ||||
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案外、評価の辛い方が多くいらっしゃるので驚きました。私自身は、とても感動したので。思うに、「自分の本来生まれるべき世界はここではない、と感じてしまう人の寂しさ」という、この作品のテーマである感覚に対して、共感できない場合、辛い評価になるのかなあ、と思います。 私は「十二国記」本編にまったくと言って良いほど共感できないし、面白いとも思えない人間なのですが(国家とは、王とは、民衆とは、政治とはそういうものではないだろう!と、ツッコミたくなるのです、すみません)、この序章に関しては、手放しでプッシュしたいのです。私は、自分ではその自覚はないのですが、知らず知らず、「自分の生まれるべき世界」云々という、その感覚に、共鳴しているのかも知れません。 しかし、やはりその感動の主な理由は、圧倒的とも言える、小野不由美さんの描写力によるものではないかと思われます。小野さんの作品の中では、「屍鬼」の次に凄い作品だと思っています。叙情的かつ真に迫る、その描写が泣かせます。寂しくてたまらないラストなんか、号泣です。これぞファンタジー、これぞホラー。 王維の詩が詠われますが、もしかすると王維ってそういう人なのかな、と思いました。小野不由美さんも、もしかするとそういう方なのかも知れませんね。 いずれにせよ、名作です。 | ||||
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小野先生の十二国記シリーズはどうもファンタジー色が強い 少女・少年向きな作風が正直読み続けるには疲れる感が ありますがこの番外編ともいうべき1冊はSFホラーとして 楽しく読ませていただきました。 善悪の存在は全く関与せず、守るべき主人のためだけに 関わる者・近づく者たちへの殺戮を繰り広げる僕(しもべ) の感性がすごいですね。 正に血で血をぬりつぶすが如くの残虐な描写は文体から 阿鼻叫喚と血なまぐさい腐臭が漂ってくる感もあります。 舞台は現世。そこに謝って舞い戻ってしまった人の姿を した超獣(麒麟)の物語。なんとなく廻りの人間より黄泉の 国の者のほうが絶対的な何かに基づく正しさ、どうしようも ない美しさを感じさせてくれます。 学園ホラーものとしても秀作だと思います。 | ||||
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戴麒が失った日々の出来事ですが、最初にこれを読んで「十二国記」に進むと、後でいろいろわかる感じが読むほうにはたまらないです。 ああ、そうだったんだなあと心の中で納得するのが…。 最初は別出版だっただけあって、独立したホラーとしても完成していますが、やはりエピソード0としてほかの「十二国記」と一緒に読みたいです。 | ||||
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本編の続編が読みたくなりました。また、前作ももう一度読んでみたくなりました。 | ||||
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十二国記の本編を読む前に是非読んでほしい なぜなら、本編を読む前と後とで作品の見え方がガラっと変わってしまうからだ 1回目はホラー小説として、2回目は十二国記のサイドストーリーとして2回読んでも楽しめる作りになっている | ||||
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シリーズでずっと読んでますが、裏ではこんな話が有ったんだなっていう事が解るのでとても大事な本だったと思います。 | ||||
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この本は、黒麒が元の世界に戻ってからの物語。ぜひ読んで頂きたい1冊です。 | ||||
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十二国記シリーズは以前に読んでいて、この本は前々から読まなくては・・・・と思っていたのですがなかなか手に取ることができませんでした。 戴の国の泰麒が行方不明になってからどうなったのか・・・?泰王は・・・? まだ、すべての謎が解けてはいないのですが、泰麒の帰還が描かれていて、十二国記の別の話慶国の陽子とは違う物語展開にちょっと、ワクワク・・・、久しぶりに十二国記の世界に浸れました。 | ||||
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十二国記を読み始めた。 物語の序章たる本書、暗く、救われない事態は加速度を増し、終始喪失感に満ちている主人公の少年高里と彼を救おうとする広瀬・・・。 これでもかと描かれる人の業の醜さと転がり溢れ出る死体・・・。 象徴的な言葉、「人は獣ではない。獣でないだけ不純で醜い。」 そして、最後に訪れる高里の覚醒と語られる異境の世界・・・。 正直、読んでいて辛い時があった。 私は作家を知らないので、ネガティブで残忍な表現に終始する人だったら嫌だなと思ったのだが、次の「月の影 影の海」が痛快だったので、私なりの懸念、救われない表現で放り投げていないか、が晴れて良かった。 後々読み返すと、壮大な序章として、更に面白みが増すかもしれないと思う。 楽しみだ。 | ||||
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魔性の子が十二国記の始まりだとするとなんて偉大な作品かと、思わずうなります。 ヤックデカルチャー!(わかる人だけでいいです。) 魔性→十二→魔性→十二この繰り返しのになります! 逃げられません!なぜなら魔性なので! | ||||
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現在の世界に戻った泰麒のことがずっと気になっていました。それがまさかの第一作目に書かれていたとは知らなくて・・・。確かにちょっとファンタジーというよりは怖い感じはしましたが、とってもおもしろい作品でした。私は最後に読んだ作品になりましたがそれでも充分に楽しめました。 | ||||
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十二国記シリーズの外伝的位置付けですが、最初に発刊された作品とのことです。本編第二作である『風の海 迷宮の岸』と同じ場面から始まります。舞台は十二国ではなく蓬莱国(日本)です。そのせいか、全体的に暗い印象の話です。泰麒が記憶を失って蓬莱国に戻ったいきさつも、戴国で何が起きているのかも、最後まで明かされません。そちらは本編第五作『黄昏の岸 暁の天』に書かれているようです。 | ||||
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旧作は十二国記を読む前だったので?がいっぱいのおどろおどろしい感じでしたが、今回はストーリーを知っているので切なさが募ります。怖くないから是非読んでほしいです。 | ||||
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「十二国記」は小説全巻を読破し、アニメも見ました。 それらの内容を知ったうえでこの「魔性の子」を読みました。 「十二国記」を知っている人には主人公の苦しさの意味が分かるでしょうし、 「十二国記」をまだ知らない人には、主人公はいったい何者なんだ? という疑問がわき出てくるでしょう。 ただ、本の内容としては少し重い感じがしますね。 個人的に「十二国記」は好きなのですが その「重い」感じがあるので評価は4とさせてもらいました。 | ||||
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NHKのアニメを見ていましたが、新潮文庫から十二国記が新装発売されるということで本で読んでみようと思いまずこの作品を読みました。ちなみにタイトルに「十二国記」の文字が出ていない版です。 正直この作品単体だけなら訳が分からず、かといってファンタジーホラーとしても全く怖いものではありません。「屍鬼」と同じように徐々に謎は解けていくのですが、「屍鬼」と違うのは怪異の正体が全くボヤけたままであるということです。いろんな単語が出てくるのに最終的にその全ての謎が解けるわけではありません。 ただ、これを十二国記のエピソードゼロとして読めばお馴染みの単語が徐々に出てきて「来た来た」という感じで楽しめます。私もアニメ版の知識があったので楽しめました。しかし知らない人は何これ?で終わってしまうかも知れません。例えば、主人公の高校生がなぜ同級生にひざまづけなかったかという場面なんかは十二国記の知識があればニヤリとできますが、そうじゃないとハテナのままですから。 これから読む人はあくまで十二国記の序章として本作品を読むことをおすすめします。 | ||||
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十二国記シリーズをこれから読もうという人は、この本から読んでください。 そして、その他の本を読み終えてから、もう一度読んでください。 この本についての印象がガラッと変るはずです。 十二国記の世界観を知っているのと知らないとでは、この作品の主人公や彼の周りで起こる事件のとらえ方が違ってきます。 知らないということがもたらす恐慌、知っていることでわき上がる同情や慈悲。 知識が人に与える影響の大きさについても考えさせてくれる一冊です。 | ||||
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十二国記をしらないまま読みました。 シリーズのスピンオフということでしたが、 予備知識がなくても十分に楽しめる作品です。 ただ、かなりの数の人が死ぬので、 そういうのがきらいな人には抵抗があると思います。 ラストも結果的にはスッキリとしたものではありません。 でも、私はこの作品を読んで十二国記に興味を持ったので、 これからシリーズを読み進めていきたいと思っています。 | ||||
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