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結婚詐欺師
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結婚詐欺師の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全36件 1~20 1/2ページ
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この作家の作品は総じていいのだけれど、これは笑いました。 内容を書くとネタばらしになるので書きません。 アサファンの方も、そうでない方も。 | ||||
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400ページあまりの単行本1冊を読み通すこと自体、途中で飽きてしまうかと思いきや、投げ出すことなく読めたのはやはり面白かったのだと思う。小説の読み方として主人公や登場人物に寄り添う、または徹底的に嫌悪する、ストーリーそのものを追いかけることでおもしろみやつまななさを感じることが多いと思うがこの小説は不思議にどの登場人物にもストーリー展開にも寄り添うことなく淡々と読み進めていった。1人の結婚詐欺師をとりまく複数の女達と詐欺師を追う警察と刑事たち。女を騙す詐欺師の手口や騙される女達の愚かさというのももちろんだが、ここに描かれる世界は現実を十分受け入れつつも一瞬でも夢の世界に浸り、それがいかにも現実であるかのように思いたい男女のつかの間のパラダイス、その世界が唯一の自分の存在価値を認識できる世界ではないかと思わせられる。実際橋口が女を騙すときに語る夢物語に橋口自身が酔っていてその描写がとても生き生きと感じられる場面がいくつも出てくることからも、著者はこの橋口というとんでもないワルの存在感をより際立たせていて 作者の「筆力」を感じさせたし、これが長編でも飽きなかった理由なのかもしれなかった。 物語が大きく展開するのは後半。刑事と橋口にとって最後の女である美和子との関係と、追い詰められる橋口と美和子の関わり、橋口が逮捕されたあとの美和子と刑事の対話。。ここまでくると急にテンポが速くなりあっという間に終わりを迎える。誰に共感、反発を覚えることなくそれぞれがそれぞれの存在感を保ったままでニュートラルに読めた面白い小説だった。 | ||||
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詐欺師の心理面など、くどいところはありましたがそれも読者の感情を揺さぶる作者の技術と思えば完璧ですね。上下巻が長いと思いませんよ! | ||||
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詐欺師の橋口 彼を追う阿久津 阿久津の元恋人で橋口の被害者美和子 主人公の3人に関するだけでも 話の面白さに加えて 彼らの喜びや憎しみや焦りや絶望を 非常にうまく書いている どうしてこんな男に何人もの女が騙されてお金を出すのか もう結婚して子どももいる私にはわからないと思いながら読んだが そんな私でも 読み進めるうち あー こりゃお金も出すわなと思わせる 乃南アサの文章力 私にとって彼女の本のベスト5に入る作品 | ||||
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その 詐欺師の男は 高級鬘を ビタッとはめこみ いつでも女に夢を与えるのだ。女に夢を与えつつ 自分自身も 同じ夢を 思い描く。 その瞬間は 全て本心から出る言葉なのであり 真実なのだ。 》 実に都合のいいこと 》 女は 近い将来 自分の伴侶となり 愛と安らぎと 安定の在る家庭を築いてくれる男と 信じて 全てを 男に委ねる。 》 で まんまと 男の術にはまってしまう。》 ずっと以前 実在していた この手の 中年男詐欺師のことを TVで 放映していた。 犯人が解っているのに 捕らえきれない 警察。 カリカリ もどかしさ 感じながら グイグイ一気におもしろく読んだ。 | ||||
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小説の世界に惹きこまれ、一気に読みました。乃南アサさんの小説は、これまでにも読んできましたが、期待を裏切りません。 | ||||
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上巻から引き続き、一気に読み終えました。登場人物達の心理や背景が非常にわかりやすく、緻密で繊細に表現されています。飽きる事なく、小説の世界に惹きこまれました。 | ||||
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いつもは、ゾッとするような女性の話が多いなか、結婚詐欺師とそれを追う刑事の話は面白かった。 結婚詐欺師の視点と刑事の視点の章が交互に織りなす書き方は、乃南作品には結構多いです。今回は、犯人は誰か?というのではないので、どんでんがえしの犯人というのはありませんが。。 結婚詐欺師は、変装道具もたくさん持っていて、女性を信用させてお金を引き出させるかがうまい!そのプロセスというか、綿密に計算された行動がすごすぎる!犯罪なのですごくても決してほめられないし、いいほうにそのパワーを使えれば、違った形の成功者になれたと思うと残念ですが。。。 元恋人がターゲットに!刑事どうする? 下へ続く | ||||
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結婚詐欺師・橋口雄一郎 橋口を追う捜査二課の刑事・阿久津 阿久津の昔の恋人美和子 美和子をターゲットにする結婚詐欺師・橋口雄一郎 という図式で進んでいきます。 どういう人物キャラクターになるのか(変装してなりきる)、 どうやって美和子に近づくのか(計算して、運命の出会いを作り出す)、 どうやってお金を出させるのか(ひも体質ではなく、やむおえない事情で金が必要的な…) 小説ですがなかなかうまいとうならせます。現実的には成功率は100%ではなく、思い通りに行かない事も多いと思いますが。 被害者が自らお金を出してしまうのは愛があるのでしょうね。。。結婚詐欺師が男性でも、女性でも、愛を利用するのは許せないですね。 被害者が被害届を出さないと事件として立件できないのは、歯がゆいですね。 阿久津くん、ちょっと女々しかったかな。。。 作品としては、大変面白かったです。 | ||||
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11日後の9月9日まんがタイムきらら10月号発売できるように | ||||
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こんな男にだまされてみたい 次々と よくこんな口説き文句が出てくるとかんしんした | ||||
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結婚詐欺師という身近に無い話なので、とても興味深かった。 夢を語る人に女性は惹かれるものなんだな~と思った。 | ||||
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下巻は、主人公への気持ち悪さで読み進みました。 早く捕まれ、早く早くと気が急く為、アッという間に終わってしまいました。 最終的には楽しめたのだと思います | ||||
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おもしろくて、上下あわせて2.3日で読みました。主人公のキャラクターが個性的でいいです。たくさんの女性からお金を引き出す巧妙な言葉のやり取りや心理描写がうまいです。テンポよくあっという間に読み終えました。 | ||||
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意外に生々しいけど、ちと現実離れしてるかな?ひょっとしたら無くはないかもしれないけどね。 | ||||
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一人だけだましても、結婚詐欺とは言われないのですよね。 その「スレスレ」のケースからほんとにひどいやり口の場合まで、 一人の男がよくまあ「マメに」努めること、と呆れ、笑いはしても、徹底した 怒りは、なぜか感じない、ようにできているのが、救いでも物足りなさでもある。 実際に被害にあったらたまらないだろうけど、読んでいるだけなら、一瞬 現実のおぞましさも一緒に笑い飛ばせるかな。(下巻まで通しての感想) | ||||
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音道シリーズが大好きで、それ以外には積極的に手を出せませんでしたが これは楽しめました。結婚詐欺師に遭遇した経験を持つわが身ですので、 女性たちがその手練手管にまんまとやられてしまうプロセスは十分納得できました。 | ||||
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この小説、10年ぶり位に読んで、当時は橋口の手口や台詞に「女性はこんなふうにされると心が動くのかぁ」と思って、詐欺の過程や小悪党ぶりがかなり印象に残っていました。 が、10年後、結婚して子供もいる今、その台詞などには「ハァ!?」と内心小ばかにしてしまう自分がいて、反面、詐欺師に対して「歳をとっても夢を持ち続けているエネルギー」を肯定的に見る意見に対し、「日々の生活を支え続けていくのが大切」という内面の声に共感したりと(夢を持ち続けたいと願う気持ちもわからないではないですが)、立場が変わると、同じ作品でもどの登場人物の心情に親近感を覚えるか違うのだなあと思いました。 そして、様々な立場をそれぞれ共感できるよう描く筆者の力量はさすがだなぁと思いました。 | ||||
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この作者でこの題材なら、面白くないはずがナイト、思い、読み始めたが、少しひねった、話しの構成で、やはり面白い、読み休むことなく、ついついページをめくる手ヲ止めささない。 | ||||
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乃南アサさんの作品は初めてです。夢中になり読みました。分かり易く、読みやすいし、すごく面白いです。 アサさんの他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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