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パレード



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【この小説が収録されている参考書籍】
パレード
パレード (幻冬舎文庫)

パレードの評価: 3.76/5点 レビュー 185件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.76pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全123件 121~123 7/7ページ
No.3:
(4pt)

ほのぼのしたものと邪悪なもの

表面上はほのぼのしつつ、それぞれが邪悪なものを抱えている。ラストは少々ショッキング。でも日常ってこんなもの。
パレードAmazon書評・レビュー:パレードより
4344001559
No.2:
(5pt)

楽しいけど、切ない物語

現代に生きる若者たちの日常が「お気楽さ」と「恐ろしさ」の両面から見事に描かれている。楽しいけど、とても切ない物語。読み終わったあとは、長時間のドキュメンタリーをテレビで見た後のような、そんなリアルさを感じた。次作が楽しみで仕方ない。
パレードAmazon書評・レビュー:パレードより
4344001559
No.1:
(5pt)

楽しくもあり、恐ろしくもあり、考えさせられる本

いたって普通のように見える5人の10代から20代後半男女の共同生活の話。
 特に大きな事件がありそうでもない。5人はいたって仲良く見える。
しかし本当のところはそうなのだろうか? 5つの章で、それぞれの視点からその共同生活での日々が書かれている。おもしろいのは、同じ所に住んでいるのに、どこか「空虚」と「隔たり」を感じさせる。皆が他の同居人には語れない傷を内面にもつが、誰もそれを明かそうともしなければ、聞こうともしない。そして気づかないふりをする。
それはまるでネットのチャットにおいての付き合いのようだと比喩される。この本はおもしろくもあり、恐ろしい。何がとは今はいえないが、読めば分かるだろう。
ここではあるマンションの一部屋としているけれども、この本の中のマンションというのは今の社会全体を映し出しているのではないか。
本の中での恐ろしさは一見、本の世界で起きていることのように思えるけど、同じようなことが自分の隣りの家でも今の瞬間ありうるというこの現実社会、そんなことを感じさせる本だった。
パレードAmazon書評・レビュー:パレードより
4344001559

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