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陽だまりの彼女
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陽だまりの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 161~180 9/17ページ
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小説に登場する公園、駅、地名は、Google Mapによるとほぼすべて実在するもので、 しかもほぼすべて行ったことがある場所だったので、 Google Mapの航空写真を見ながら主人公と真緒がどんな道を歩き何をしたのか想像を膨らま ながら途中まで楽しむことができました。 真緒が13歳までの記憶がない理由として、真緒を養子にした両親は、真緒が「全生活史健忘」という病気を 患っていたからではないかという話から、真緒はフランス映画『ダブルフェイス 秘めた女』の主人公と 同じ境遇にいる人物なのかと予想していました。あるいは、真緒が「おばあちゃんになった」と何度も 口にするところから、他の方も言っているように、老化が加速する病気を患って若いうちに死んでしまうのかと予想していました。 ところがそんな予想が見事に外れました。 裏表紙には「前代未聞のハッピーエンドへと走り始める!」なんて書いてますが、 ハッピーエンドだった『ダブルフェイス 秘めた女』よりもよろしくない、しかもリアリティが欠けた展開と結末に終わります。 主人公は会社や取引先では変質者扱いを受け社会的地位も下がり、マンションの隣近所の家族にも 迷惑者扱いを受けて社会的に抹殺されていきます。最終的には、真緒の個人の尊厳は失われ、 主人公は嫁も彼女もいない、猫を飼っている惨めな独身男にまで転落します。 「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」なんて 帯には書いてありますけど、まさか多くの女性が、「男がこんなひどい目にあって欲しい」と望んでいると 考えると絶望的です。本当に多くの女性がこの「恋愛小説」を読んで欲しいと思っているのでしょうか? そこに大きな疑問があったのでマイナスです。 真緒はあと91年分、13年毎にあと6回姿を変えて生きることができるそうですが、 仮にまた13年後に真緒が人間として姿を現したとしても、そのとき主人公は39歳。よほどの理由がなければ、それまで待ちきれないでしょう。 真緒は、どんなに自分が姿をくらましても自分のことを忘れないでほしい、他の女と付き合ってしまうのは悲しいと主人公に 訴えているので、もし主人公が真緒に忠実でいると、主人公は一生本物の彼女を作ることも、マンションの隣の「しゅう君」という子供がいる平岩家のような家族を 持つことすらできなくなるかもしれません。 これが悲しい実話を元にした『一リットルの涙』のように、彼女が死んでしまうという展開なら仕方のない話ですが そういう話ではないし、多くの人の記憶を操作してはじめから彼女が存在しなかったことにされることは到底あり得ない話ですね。 まるで主人公が『攻殻機動隊』で人形遣いに騙されて自分が奥さんと子供がいると勘違いした惨めな独身男のようです。 多くの人の脳から真緒の記憶を抹消するという展開から、それ以前の展開と比較すると不自然極まりなく急にあまりにも現実離れしてがっかりしました。 真緒がいなくなる前まではわりとリアリティがあったので、記憶操作はあまりにも都合が良すぎて雑すぎて、消化不良でその分評価は下がります。 全生活史健忘とか具体的な病名が出ているので、実話を基にした話なんだろうなあと思っていたのですが、 そんないい加減な展開で片付けるのか?真緒の両親があれだけ心配していたのは一体何だったんだ?と思ってしまいました。 せめて『ダブルフェイス 秘めた女』のようなもっとしっかりと筋の通ったオチにできなかったのかと思います。 猫が嫌いな人、行儀の悪い野良猫に糞で庭を荒らされて困っている人にはマイナスでしょう。 表紙の女性の目の瞳孔がなぜ縦だったのかもやっとわかりました。 いくら「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」と帯で煽っても、 自分の奥さんや彼女がある日突然猫になっても構わない、恋愛によって自身の社会的地位が失われても構わないと思う男性でないと、とても気持よく読めるものではありません。 | ||||
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そして、純朴な恋とも思うのだけど、ラストがちょっと...。 彼女が実は猫だったという展開は、僕にはちょっと合わなかったみたいだ。話の要所要所に色々な伏線がしかれていて、思い返せば「なるほど!!」と思えるが、やはり唐突に猫だと言われても... | ||||
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特に読みにくいということもなく、淡白で浅いお話。深い物語ではなく、あまり得るものはありません。漫画と小説の間の、漫画よりの位置だと思います。物語は途中まで軽やかにスムーズに展開していきます。甘い日常生活が淡々と続きます。途中から彼女の正体への伏線が徐々に張られていき、ラストにその正体が明らかに。しかし、その彼女が実は猫であったという理由が「猫に九生あり」ということわざのみで済ましているところに淡白さを感じます。 | ||||
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これってハッピーエンドなのか それとも? 続編が有れば読みたい。 | ||||
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今まで恋愛ものは嫌いで読んだ事はなく、映画も見ないのですが今度、松潤の映画があるので読んでみました。おばさんでもスッーと読めて一気に読み終えました。 | ||||
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とても面白かったです!また機会があればよろしくお願いします! | ||||
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、のように感じました。 傑作ではないけれども良作です。 「素敵じゃないか」の訳詞の部分は チョット泣いてしまいました。 | ||||
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以前から帯部分の「女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1」というのが気になっており、なんとなく購入。 その帯部分の一文から勝手に、女心の分からない男子との恋愛小説なんだと思い込み読み始めました。 内容は他の方が書かれているように最後の方にファンタジー性のある作品で、そういうのじゃなく普通の恋愛小説が読みたかったという人には、ラストが納得できないかもしれません。 ただ個人的にはラストも含め結構楽しめました。作品の流れも無駄な登場人物はなく、結構テンポよく進んでいくので、読書が苦手だ苦痛だ初めてだという人にもお勧めできる作品だと思います。 | ||||
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中学生からの恋愛小説?って思いきや、ミステリー?と思わせて、ファンタジーなおわり。いいです。 | ||||
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「女性が男性に読んで欲しい恋愛小説」という触れ込みだけで購入した オチを読んで騙された、と深く項垂れた 小説は読後、基本的に書棚に並べているが、これだけは素早く捨てた もし本気で女性が上述のように思っているのであれば、それは「恋愛小説」ではなく「ファンタジー小説」の誤りである 女性像やストーリー展開も作者のマスターベーションの域を超えていない稚拙なものである | ||||
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ネタバレしない程度にあらすじを紹介すると 分数ができないくらいバカで、野暮で、協調性が全くない真緒はイジメられっ子だった。真緒にいやいやながらも勉強を教えていた浩介だが、真緒をいじめから救う。そのことで逆にクラスから浮いた存在となった浩介だが、真緒との距離は急速に縮まることになる。結局浩介の転校で離ればなれになってしまうが、取引先の相手として10年ぶりに再会した真緒は、モテ系のできる女に大変身していた。昔から変わらぬ気持ちを抱く真緒と浩介は一緒になるのだが、真緒には多くの謎があり、浩介にはその謎がとけないまま、やがて真緒は浩介と永遠の別れを示唆する素振りを見せるようになる・・。 読んだ感想だが、面白かった。 中学時代の真緒と浩介のやり取りは、その当時の女子に持つ想いというか、気持ちの揺れみたいなのがうまく表現されていて、読んでるこっちが照れくさくなってしまう。 社会人になってからの二人の関係は、とんとん拍子に進んでいく。最初から真緒にその気があるから当然なのだが、読んでるこっちは羨ましい。 また、真緒の持つ謎だが、終盤にちょっとづづ分かっていくような構成になっているのだが、最後まで分からない謎もあり、うまく読者を引っ張っていく。 結局この本の面白さは、中学時代の幼馴染が、人も羨むいい女として現れ、殆ど苦労らしい苦労もなしに結ばれていくといった、まさに恋愛ゲームのネタのような内容になっているからだろう。そこに、推理小説的な謎解きのエッセンスが含まれ、読者をこの本の世界に引き込むことに成功している。 恋愛に対する苦悩・悲しみ・葛藤といったものは、話を進めていく上で必要最小限、はっきし言ってなきに等しいのだが、男の持つ、「女子からこう惚れられたい」と望む理想的願望で話が進むので、読んでいて疲れずに済む。 「私は浩介が死ぬまでつきまとうつもりだよ。ほら、私って執念深いから」 言われてみたいわ、こういうセリフ(笑)。 前代未聞のハッピーエンド。 う〜ん、どうなんかな?。確かにほっとして救われた感はあるのだが、これからどうすんねん?。でもないよりはなぁ〜って感じ。 嬉しさも 中くらいなり この結果 だけど気持ちは やはり晴れ晴れ。 こんなとこでしょう。 | ||||
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図書館で、タイトルが気になり思わず手に取り 裏表紙のあらすじを読み「これはっ!」と購入。 わくわく、どきどき、まさかアンハッピーエンド? 絶対ハッピーエンドで終わってちょーだい!と願いつつ読み進めていた。 が、予想もしない結末に。 主人公の夢か?精神疾患とか? 一体なんなのこれ・・・ワケ解らん! ファンタジー・・・アホかっ! この秋に映画化。女子が男子に読んでほしい本No.1だと・・・・。 女子が、別れたい男子に読んでほしい本No.1に改めましょう?! 購入した本ですのでこれくらいは言わせていただきました。 あー、残念。 | ||||
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広告代理店に勤める浩介は、10年振りに幼なじみの真緒と再会する。 とんとん拍子に進む二人の関係の一方で、徐々に忍び寄る不安の影。 終始温かな雰囲気の中で進む物語。果たして、行き着く結末は? 結末は好き嫌いが分かれる内容であると思うが、 二人の物語がひとまず行き着いた先としてはありだと思う。 文中で解決されなかった唯一の疑問が最後に明らかになった点も良かった。 ファンタジー恋愛小説として、十分に楽しめる良作。 | ||||
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あはは 。これはないな。 まあまあおもしろかったです。 たいがい「○○の恩返し」的な話はチープな内容になってしまって滑るのだけど、扱いの難しい題材でもギリギリ踏み止まってなんとかしたような感じです。 | ||||
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あらすじと表紙の雰囲気につられて購入。 なかなか面白かったです。ただ、伏線が露骨すぎて結末が簡単に予測できてしまったのが少し残念でした。ミスリードかな?と思ったらそのままラストを迎えてしまった感じでした。 微笑ましくもあり感動する場面もあるので少しでも興味を持った方は読んでみてはいかがでしょうか。 | ||||
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面白いうという意見と、つまらないという意見にバッサリ分かれていますが、 ラノベ好き、ラノベしか読まないという人なら、中高生がメインのラノベとはちょっと違う、大人な雰囲気の恋愛小説として楽しめると思います。 逆に推理小説などを好む人からしたら本当につまらない作品になるのかもしれません。 伏線とか謎解きを楽しむのではなく、ヒロインの可愛さや仕草、主人公の誠実さなど雰囲気を楽しむ作品だと思います。 かといって、ラストは物語的にはハッピーエンドともとれるのですが、ラノベ的にはバッドエンドかノーマルエンドといった感じ。 表紙を萌絵にして挿絵を挟み、ラストを続刊できるような形にすればラノベとしてシリーズ化しててもおかしくない(あとは登場人物の年齢かな)、 一般小説とライトノベルの間を彷徨い、ちょっとラノベ寄りになっている、そんな作品です。 | ||||
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現代版、ねこの恩返し??? いっしょの時間は短くても幸せな気持ちを抱いて生きていけるように感じます。 | ||||
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映画の原作という事で図書館で借りて読みました。 皆さんのおっしゃるような帯や驚愕?のラストや女子が男子に読んでもらいたい本といったような予備知識は全くない状態からスタートしています。 出会いから付き合うまでは比較的楽しく読めましたが付き合ってから結婚、新婚生活のべたべたとして無駄(少なくとも私はそう感じました)な描写は正直何の価値も感じられず苦痛でした。 それでも真緒が記憶を失っている理由がまじめに語られるのだろうと思って我慢して読んでいたら、こんな唐突でくだらないラストですか…読んだ時間を返してほしい。きちんとした物語だと信じ、真緒が幼い頃に受けたかもしれない心の傷にはらはらしながら読んでいたので、無理やりファンタジーを押し付けられて戸惑い‥非常な怒りを感じています。これがラノベとして販売されているものなら腹も立たず、そもそも読んで時間を無駄にすることもなかったのに。 | ||||
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帯のあおりにつられて予備知識のないまま40代半ばのおっさんが購入して読んでみました。 まあ、面白いです。 ちゃんと最後まで読むことが出来ました。 ただ、40代のおっさんが読む本ではないですね。 打ちひしがれた主人公が泣き泣き部屋にもどったら全裸の中学生くらいの女の子が寝ていて、主人公に気付いて抱きついてきて耳元でニャーと鳴いたってなサゲだったらなぁ。変態度がアップして星4つ位だったんだけど。 | ||||
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中学生でのはじめての出会い、ほろ苦い初恋の思い出、そして社会人となって再会、 そして恋愛、スピード結婚・・・ ジェットコースターのように瞬く間に走りゆく、恋愛のいい時だけを凝縮したような、 そんなキラキラした、甘〜い恋愛小説です。 あくまで「恋愛」にスポットを当てていて、仕事や、家族、友情など、 他のモチーフは総じて浅く取り上げられるだけで、色あせて見えます。 そのかわり、とにかく主人公の二人の、とても甘い関係が、目が離せなくなるような、 とろけるような恋愛のいい瞬間の連続で、身もだえしそうになります。 私はもうそういう時期は通り過ぎた既婚者ですが、そういう恋愛の盛り上がり時を思い出させてくれた だけでも、この本は読んだ価値がありました。 帯に、「女子が男子に読んでほしい恋愛小説ナンバー1」とありましたが、まさにその通り。 いいなあ、いいなあ、こんな風にしてよ、と地団太踏みたくなるような甘さです。 主人公の女性も、男性の心をくすぐる、美人で気まぐれ、たまにやさしい気遣いもできるという 理想的な設定ではないでしょうか。 守らずにはいられない女性です。 理想的な男女のかわいい恋愛は、見ているだけで本当に頬がとろけそうになります。 ラストにしかけが用意されていますので、一応はそれを気にしながら読みますが、 何気ない日常の、愛し合う二人の甘い会話の方が印象に残ります。 私は「恋愛」の一番いい時にいる人たちに、いや、そうでない人たちにも、 この小説を読んで盛り上がってほしいと思います。 | ||||
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