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陽だまりの彼女
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陽だまりの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 281~300 15/17ページ
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数十年ぶりの恋愛小説です。 30、40歳台であれば、「ひいて」いた類の小説だったかもしれません。 が、50歳台に入って数年も経つと、不思議と、こんな「やさしい」世界があってもいいよなぁ、 と素直に思えます。そんなふうに思えるようになった自分を見つけるのもうれしいですね。 浩介と真緒の二人(?)の中学時代、再会してから過ごした時間 ...臨場感や緊張感を絡ませながら、とてもやさしい時間をプレゼントしてくれます。 真緒の失踪...でも、悲壮感はないんです。 なぜか?、ですか。 タイミングはずれることはあっても、二人とも、相手にやってあげられることはすべて、やって あげたから。「あの時、あぁしておけば...」という後悔が少ないので安心できます。 再再会。 「きたな」っていう感じで、ほっとさせてくれます。 ゆったりすごせる冬の休日に、窓の近くの陽だまりで... こんな恋愛小説もいいもんです。 私は、この小説がもっている雰囲気、 とても好きです。 | ||||
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渡来真緒(この苗字も名前も意味深長だ)と奥田浩介の驚くべき愛の物語。根が単純な評者は、最後まで作者の仕掛けた謎々(謎かけ)が解けず、大いに笑いそして泣きました。(最後まで、彼女が普通人よりも年齢をとる(老化する)のが早い病気にでも罹患しているのかと思っていました・・・)私にとっては、大当たりの一作そして周りの人に薦めたくなる佳作でした。(それにしても、13掛ける9ということは117年ですよね。これは確かに「百年続きます」ね!) | ||||
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なかなか読み易くて、一風変わった、でも実は古典的な(?)オチも効いた良質なエンターテイメントだと感じました。 ライトノベルというコトバを最近良く耳にしますが、対象年齢や表現、作風からするとジュブナイル系を彷彿とさせます。 万人にわかり易く、平易な文章を書くほうが、作家技術を要するのだと思いますので、今後が楽しみな作家さんでは ないでしょうか。 結末を知ってから表紙のイラストを見ると、なんとなく、そういえば・・・と思えますね。 こういう寒い季節には、彼女達はそういった場所にきっと・・・。 タイトルも、表紙を含めたパッケージも、良く企画されてるなと思いました。 紙媒体が不振と言われる昨今、こういったアプローチもアリではないでしょうか。 先入観を持たず、自分の心が何を感じるか、素直な気持ちで向き合って読んでみると 佳作と感じる方もおられるのではないでしょうか。 | ||||
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大人のあなたが読むには幼過ぎる内容です。女の子が彼氏に読ませたい本というキャッチコピーも 正しくはないと思います。ある意味トラジディーでしょう。 | ||||
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愛し愛されるカップルのシアワセを、わかりやすく情景描写した良作だと思います。 ただし、対象はあくまでティーンエイジ。 40近い身の上では、半ば「夢オチ」にも近いエンディングにがっかり感が否めません。 ファンタジーノベルだとわかるようなタイトルなりオビなりついていれば こんなにがっかりしないで済んだのかも…。 小説で読む、というよりはドラマやアニメなどの原作に向いていると思います。 | ||||
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某新聞の書評欄で立て続けに取り上げられてちあので読んでみたが、ラノベレベルの内容。ネタの内容も数年前の18禁ゲームのシナリオのネタのよう。 また、起承転結の起承が長すぎてバランス悪い。自分には合いませんでした。 | ||||
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某新聞の書評で二度も登場。昨日はあの元外務省の佐藤優氏までもが言及していたため、読みました。 なんというか新ジャンルなのは間違いないような気がしました。 そういう意味で思い出したのはカズオイシグロ氏の「私を離さないで」ですね。 設定があり得ないけど、人間関係に関してはありふれた、でも幸せな恋愛(たぶん初恋)と結婚を書いてます。 でもイシグロ氏ほどの緊迫感とか微に入り細に入る気持ちの描写とかはなし。 いわゆるオチがあるのだけど、タイトルをふくめ伏線が張り巡らされていて勘のいい人は途中で気づきます。 個人的にはなんか中途半端な感じがして好みではなかったです。 もっともっと、短編にして、無駄をそぎ、オチの部分もあえてあいまいにしてくれれば、スタイリッシュなんだけどなあ。 とくにオチにいたる最終章は中学生の作文的展開で作者の年齢を思わず確かめたくなります。 でも、このゆるさが逆に新鮮で一般受けするんでしょうか。 あえて素人臭い話をへたうま感覚で書いて、ゆるさを醸し出しているんなら、作者の計算は大当たりです。 この、ゆるさと彼女の真実を内包したタイトルのセンスはすごいです。絶賛! | ||||
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女の子が男の子に読んでほしい、という啓文堂書店のコピーにつられて買いました。 私は男の子です。 内容自体はベタベタで、恋愛気分を味わうにはとってもいいと思います。 でも、これ、女の子的にはどう感じるんだろう?と思いました。女の子からの批評みたいなものが読んでみたいです。 正直、こんな恋愛は女の子が理想とするもんじゃないんじゃないかなあ、と。 むしろ、男の子が妄想するような都合のいい恋愛なんじゃないかなあ、と思いました。 | ||||
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西島大介のイラストが好きで購入した本。 中学以来10年振りに再会した幼なじみは、 かつてのいじめられっこではなく、 モテ系のできる女性に変わっていた。 啓文堂書店おすすめ 及び女子が男子に読んでほしい本ナンバー1だそうです。 ベタな恋愛物語と思いきや、ミステリー的な伏線、 虚を突かれるファンタジーな展開により紡がれる 切ない物語は読んでいて引き込まれます。 「女子が男子に〜」というキャッチコピーで 賛否が分かれるようですが、個人的には 読んでよかったと素直に感じた作品でした。 | ||||
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本作は越谷オサム氏による異色ラブストーリー。 中学以来10年ぶりに真緒と再開した浩介。 かつて、真緒は浩介の通う中学に転入してきた、少しおかしな子だった。 ずば抜けた知能の低さから、イジメの標的とされていた真緒を、浩介は救う。 10年ぶりに再開した二人は急速に距離を縮め、結ばれる。 しかしここから徐々に、真緒の行動に不審な変化が見え始め…… どんなに読書が苦手な人でも、本作は二度読むべきである。 一度目、真緒の不審な行動や描写に首を傾げつつ、ラストへ急ぎ、納得。 二度目、ラストを知った上で張り巡らされた伏線の山を拾いつつ、途中から切なくなる。 同じ作品でこうも違う顔を見せられるとは思わなかった。 確かに甘い。読んでいて途中まではとても甘ったるいラブストーリーである。 しかしその甘さには深いワケがある。 是非、老若男女問わずに読んで欲しい作品。 (ちなみにラストについて賛否両論あるようだが、私は「賛」に一票) | ||||
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2〜3時間で一気に読める本でした。 行きつけの書店で「女の子は好きな人に自分のすべてを理解して受け入れてほしいと思っています。この本をすべての男性に読んでほしい!」というようなポップとともに売られていたので興味を持ち、購入しました。 主人公と彼女のほほえましいやり取りがつづられていて、読む人を優しい気持ちにしてくれます★ またラストもおもしろい仕上がりになっていますよ(^−^) 女性も男性も楽しめる本ではないかを思います 星4つにしたのは恋愛小説はドロドロしたものが好きという個人的な理由からなのであしからず | ||||
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中年の域に差し掛かり、時間は有限なんだと 実感する日々。不覚にもラストの養父母の話で 泣かされましたぁ(涙) あとどれくらい我が子と話せるかな?とか 夫婦で旅行とか行けるのも今のうちかな?などと 漠然と思いつつ一期一会を忘れる私。 去年の大震災で命とはどれだけ儚く 日常がどれだけかけがえのない物に溢れていたか 思い知らされたのに・・・。 この作家の方は初めての作品と言うことですが 上品な所が良いです。チェックシートという表現が 洒落てます。処女とか初体験なんて言葉を使わずに 表現する所とか、中学生の気恥ずかしくも 瑞々しい風景など、暖かくて切ない気持ちに なりました。 主人公の彼女がなんとも魅力的だし浩介君も 純朴だけど屈折した中学生の自分を抱えてる様が よく分かりました。 新聞の書評で興味を持って近くの書店に行ったら 売り切れ、アマゾンでも未入荷。 沢山の人が読まれて色々な感想を持たれるでしょう。 甘い、あり得ない、とか。 でもこの話は私たちの周りの「限りある日常」の お話しでもあるのです。切なくて優しいお話しの お陰で家族に優しくなれます。 素敵な物語でした。 | ||||
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嫌いな作品ではないが、今の宣伝の仕方はどうかな〜 読んだ後、僕ははっきりホラーだと思った。 だって××と●●ってことでしょ? 似たような怪談話をどこかで聞いたような気もするし。 あ、でも全然悪い作品じゃありません。 それだけは激しく同意。 | ||||
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起承転部分、終盤までは甘々のLove Story 「リア充爆発しろ」と思いながら読み進めていてふと思ったのは、 30代のオッサンなら誰もが知っている、「BOYS BE・・・」と言う妄想白書もとい恋愛白書コミックを思い出させる内容です。 構成力も筆力もあるので、ぐいぐい読めるが、伏線の張り方がちと強引かも。 結の部分は、俺って間違えてライトノベル買ったっけ?な終わり方。 ハイスクール奇面組の最終回を読んだ時並の破壊力。 あれはあれでアリなんでしょうけど、人によっては最後の方で読むのを投げ出したくなるかもしれません。 ハードカバーの定価で購入したなら、星1つ付けた所ですが、文庫版の定価なら相応でしょう。 | ||||
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昨今、読後にするりとどこかへ抜け出てしまうようなストーリーの多い中、この作品はしっかりと私の心の中に定着しました。 必ず最初から読み進んでください。ネタバレ気味の解説は後回しで。 途中で、チョコレート・ケーキに蜂蜜をぶっかけたような大甘な展開に思わずめげそうになっても、作者が、所々にちりばめた「なぞ」を心の支えに読み進んでください。そして、どっぷりと作品世界にはまり込んでください。 そうすれば、不思議な透明感に充ち満ちたこの物語の最後に訪れるカタルシスに、あなたの涙腺は決壊寸前となることでしょう。 作中に取り上げられている、The Beach BoysのWouldon't it be nice(素敵じゃないか)がこの作品世界にピッタリで、こちらも是非聴いてみてください。 作者はこの作品にたっぷりと余白を残してくれています。どんなストーリーでこれを埋めるかはあなた次第。私なら、大、大、大ハッピーエンドでこれを埋めてみたい……。 | ||||
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主人公2人のキャラクターは嫌いではありませんが、どうにも途中途中の描写… 彼女の両親との関係性や、駆け落ちに至る流れの軽さなどに違和感を拭えなかったのですが、 彼女の持つ謎のために最後まで読んでしまいました。 そして引っ張られた挙げ句、最後のオチが…自分は若干引きました。。 男性が女性に読んで欲しい小説No.1、とのことですが、年齢層は選びます。 自分が十代だったらもう少し素直に楽しめたのかもしれません。 | ||||
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途中までは、ラブストーリーとしては申し分ない。 さざ波のようなアクシデントはあっても、平凡だが幸せな二人の生活が、出会い、再会、結婚と順調に進んでいく。 問題はラストである。「こうして二人はいつまでも幸せに暮らしました」=「終わり」では小説ではなく、昔話である。 ラブストーリーを悲劇で終わらせるのは簡単である。また、最後に幸福の頂点も持ってくるやり方も。幸せな二人の話をハッピーエンドに終わらせて、かつ読者に納得させるは難しい。著者はそれに挑戦している。 評者にはやや納得のいかなかったため、★ひとつ減らした。が、全般的には面白かった。 | ||||
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「前代未聞のハッピーエンド」「完全無欠の恋愛小説」という背表紙の解説や帯の文章に惹かれて買いました。内容はべた甘で期待通りだったのですが、ラストで思いっきりショックを受けました。どこをどう解釈したらこのラストがハッピーエンドなのか全く理解できないです。私も彼女がいますが、そのせいかよけい心に深く刺さりました。でも、これでよしとする読者の方が多いのも理解できます。べた甘部分で楽しませてもらったことや衝撃をうけたことも含めて星4つにしました。 | ||||
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啓文堂書店おすすめ文庫大賞第1位という帯と「彼氏に読ませたい本」というコメントに魅かれて購入。 主人公と彼女のほのぼのラブストーリーかと思いきや、最後は思いっきりファンタジーでした。彼の気持ちが手に取るように伝わってくる描写にドキドキしました。クライマックスが思っていなかった方向に行ったので唖然としましたが、こういう物語もありかな。ふだん読まないジャンルなので楽しいような、ちょっと物足りないような。でも、素敵な世界を見せてもらいました。お互いを尊敬しあい思いやれるカップルや夫婦、素敵です。 | ||||
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書店のポップにある「女子が男子に読ませたい本」というフレーズに ひかれて購入しました。 文言が内容と一致しているかは?ですが、中々面白い小説でした。 主人公の浩介がヒロインの真緒に出会って惹かれあって距離を縮めていくという 一歩ずつ距離感を縮めていくシーンはひかれます。 晩御飯の食材の購入や音楽についての語り合いなど何気ない日常シーンの一つをとっても、 丁寧にきれいに書いているため全然飽きないし物語の世界に引き込まれます。 ちょっと正統派の恋愛小説とは異なりますが、読んでいて温かくさせる そんな良作だと思います。 | ||||
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