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陽だまりの彼女
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陽だまりの彼女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全326件 301~320 16/17ページ
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主人公の奥田くんは、 広告代理店というとちょっとカッコいいけれど、 鉄道広告の会社に勤める新人サラリーマン。 その彼が担当するクライアントとして、 中学生時代の同級生に遭遇。 しかも中学時代、勉強ができずにドンくさいところがあり、 いじめられっ子だった女の子はできる美女になっていた。 そんな彼女との恋愛はとんとん拍子に進み結婚へ。 が、幼馴染で当然双方の両親から祝福されるかと思いきや、 彼女の両親の反対にあう。 それに対して、なぜか結婚、そして二人の生活を急ぐ彼女。 駆け落ちまがいの結婚をして、それでも幸せな生活を送る二人。 その生活はずっと続くと思われたが。。。 普通の恋愛小説かと思いきや。。。 ラストびっくりするような事実が明らかにされます。 性別以上のものを超えた純粋なラブファンタジー小説。 | ||||
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幸せになるけど切なくなる恋愛小説。 いつも毒のあるものばかり読んでますが、たまにはこういう小説もいいですね。 10年越しの運命の再会。乗り越えなければならない、いくつもの壁。そして、彼女の抱える秘密とは。 彼女の抱える秘密が気になって、一気に読んでしまいます。 また、その秘密が何か分からないことで、彼女がつとめて明るく振る舞う度に、主人公の不安が大きくなっていくのですが、その度に読んでいる側も不安にさせられてしまいます。そうすることで、主人公と読者の気持ちがシンクロしていき、徐々に物語に引き込まれていきます。 賛否両論のあるオチや、よく分からなかった伏線など、完成されたストーリーとは言い難いものがありますが、セリフの言い回しやネタなど、興味をそそられる内容になっています。 ただの恋愛小説ではない、一風変わった恋愛小説を読みたい方にお勧めです。 | ||||
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本屋さんで、お勧めをしていたので読んでみました。 幼馴染との、一途な恋模様を楽しく読んでいたのですが、 途中から、なんだか変な感じになってきたな? と思ったら、まさかのラスト。 いいんですか?あんな終わり方で??? あまりにあり得ない展開で、意味分かりません。 正直、はあ??って感じで それまでこの本を読んでいた時間を 無駄にされたような、しらけた気になりました。 このラストだと、ご両親が結婚をあんなに反対したことの 説明にもならないと思うんだけど。 がっかりしました。 | ||||
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読み終わって、30秒くらい茫然とした。 それから、なぜか嗚咽をあげている自分に気づき… そこで、ようやく泣いているのだ、と自覚しました。 まっすぐに、力強く、愛してもらえることがどれほどに幸せなことなのか。 そして、それが失われることがどれだけ虚ろなことなのか。 既に過去のものと割り切ったつもりだった自分の経験と重なってしまい、 その心の琴線をいやおうなく弾いてしまったこの作品と出会ったことは、果たして幸せだったのかどうか、真面目に考えてさせられます。 愛し愛される二人の描写は甘い。あまりにも甘過ぎて胃がもたれ、一息つきたくなり。 それでいて中盤以降に時折出てくる彼女の謎は、物語に暗い影を落とし、純粋なハッピーエンドを求める読者には心臓に悪く。 そして、ラスト30ページ以降の、急展開。初見ではショックのあまり目では字を追っているんだけれど頭が文章を理解できないという状態になり。 その終わり方には賛否両論あるでしょう。 僕にとってはハッピーエンドだとは思わない。思えない。思いたくない。これは一読者の我がままです。 それでも、それでも。 誰かを本気で好きになったことがある人たちへ、 誰かに本気で愛してもらったことがある人たちへ、 現在進行形で愛し愛されている人たちへ、 この物語を、読んでもらいたい。 読み終わった後に感じるであろうその想いは、自分をごまかしようのない、ほんとうなんだと思うから。 そんなものを突き付けてくれる物語とは、めったに出会えません。 | ||||
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自分は前半の流れが好きで、後半はちょっと違うなって思いました。 ただ、もしこの本を読んでいなければ、The Beach Boysに興味を持たなかったと思うので、くだらない先入観を取っ払うきっかけになってくれたことに感謝したい!! (基本、NIRVANAとか好きな人間なのですが、ゆえに流行りの中身の無いような媚びるような音楽は裂けていたので。この本を読み興味を持ったおかげでThe Beach Boysはそうでないことを知りました。) 好きな音楽は基本ダーク路線だけど、最近久々にThe Beatlesを聴いたりしていたところ、今の俺でなければこの出会いは無かった(興味は持たなかった)かもしれないことを考えると、これも運命なのでしょうか? 話を本に戻りますが、もしかしてだからPet Soundsなのかな? | ||||
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主人公は入社2年目の鉄道青年。 同級生との再会から始まる物語ですが、40歳目前のおじさんにはちょっと馴染まない設定でした。 20歳前後の若い人なら、いいのかもしれませんね。 読み終えると、いろいろと伏線があったことに気づきましたが、まさかの展開でしたね。 「素敵じゃないか」って曲、Youubeで聞きましたが、とても気に入りました。 | ||||
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読み進めていると、気になる幼馴染から新婚夫婦へと移り変わっていく過程を描いた小説、という 印象でしたが、少しづつ、それだけではない「何か」を感じ、 ラストの展開でいろんな意味でハラハラしました。 まだお読みでない方のためにも詳しくは述べませんが、 「姿が変わっても永遠に愛している」、というメッセージが、家族へ、恋人へ、 十分に込められている作品でした。 | ||||
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ある日、広告代理店に勤める浩介が客先に行くと、そこには中学時代に 仲良くしていた真緒がいて・・・というベタな展開で始まる物語ですが、 読み進めるうちに、ストーリーの中に引き込まれていきます。 通常、ラブストーリーは、シリアスにしてもコメディーにしても 何かしら「はいはい、好きにしてよ」と思ってしまう場面があるのですが、 気まぐれだけど自分の気持ちに正直で、全力で浩介を愛する真緒と、 中学時代、自分が浮くことも省みず、苛められていた真緒を助けた まっすぐな浩介の2人の関係は、ベタ甘であってもとても心地良く、 まるで「ひなたぼっこ」をしているような気分になりました。 幸せな中、真緒の体調に変化が表れ、ベタ甘な雰囲気も変わりますが、 最後に大きなどんでん返しが・・・ ラストについてはある種、賛否両論だと思いますが、浩介と真緒の 2人だからこそ、このラストはハッピーエンドなのだと思います。 越谷オサムさんの作品は初めて読みましたが、非常に楽しめました。 | ||||
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この著者の作品は初めて読んだのですが、文章の読みやすさに驚きました。 しかし、このエンディングは本当に必要だったのか。 たしかに真相が解明されたときは「なるほど!」と思いましたが、それならもっと伏線を隠す努力ができたと思います。 初めて読んだ私でも、本書の最後に書かれるだろうことが予想できてしまいました。 途中まではすごくのめり込んで読んだ作品だったが為に、後半の申し訳程度の展開がもったいなく思います。 ただ文章に関しては非常に達者だと思うので、これからもこの著者の本を読んでみたいと思う事ができました。 | ||||
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序盤から中盤までの流れは非常に良かったです。 吸い寄せられるような過去話、コミカルな会話や場面、真緒のキャラクター性等非常に魅力的で、先がどんどん読みたくなる文章は素晴らしいものです しかし、中盤から露骨な複線が目立ち、まさか…って思ったら、やはり世にも奇妙な物語エンドでした。 他の小説やノベルゲームで同じバッドエンドを過去に見ました。良く見るありきたりなオチです。 帯に『秘密を知ったとき前代未聞のハッピーエンドへ』と書かれてましたが、前代未聞でもなければバッドエンドという詐欺られっぷり 最終的に主人公は○○に恋をする哀れな人になり、取引先の会社の人や自社の人に狂人扱いされてしまいます。 いっそ最後は帰ってこないで清々しく終わらせてもらいたかったですし、自分としては複線張ったがそれはブラフだと一蹴する展開を期待したのですが オチを何とかできれば名作になれたのでは、と非常に残念です あと中盤の恋話が多少くどすぎました | ||||
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いやあ、ぬるい恋愛モノかと思ってたんすよ。 ラノベみたいな、テキトーなワープロ小説だろうね、なんて。 もう、やられたね、これは。 二人の恋愛の一コマ一コマが、それはもう、かわいい、切ない、恥ずかしい。 主人公の、彼女を思いやる気持ち。 つくりあげていく、二人の生活。 しかし、物語の端々に、なんか暗い影のようなものがつきまとってるのね。 彼女には幼少の頃の記憶がない。 たまに不可思議な行動をとる。 本当の彼女を、誰も知らない。 そしていつか、彼女が消えてしまうような予感。 そこが気になりつつも、このやさしい描写を、いつの間にか楽しんでいるわけよ。 いや、ホントぬるいんすよ、いちゃいちゃしやがってって、そう思うんすよ。 でもかわいいんすよ。やさしい気持ちになって、読めるんすよ。 そして残り30ページで、物語は暗転するの。 彼女は消え、すべてを失う主人公。 なにこれ。 どーすんのさ。 ていうか、なんなのさ、この展開? で、もはや半泣きの状態で迎えるラストシーン。 ていうか、たった2ページね。 | ||||
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冴えない青年と、ちょっと風変りな女性の恋物語。 二人は中学校の同級生。あるとき仕事の現場でばったり再会し恋に落ちる、、、。 恋の描写はモテない男の妄想の匂いが漂い少々キショイかもしれませんが、でもそれを理由に投げ出さないように(なぜだかは後で分かります)。 読んでいくうちに女性の風変りさはほとんど謎めいてきます。主人公の青年と同様、読んでるこっちも気になってしょうがない。彼女にはいったいなにがあるんだろう? で、最後のオチ。途中からオチは見えてきて、明かされてみればありきたりなんですが、ぴたりと着地を決めたって感じです。分かっていても「純愛」に泣きそうになりました。 最後の最後もいいし。そして読み終えたときに振り返るとタイトルがまた素敵。やられました。 お疲れ気味で「優しさ」を求めているあなたにお薦めです。癒されまっせ。優しくされたいじゃなくて、優しくなりたいって思わせる一冊。 | ||||
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作者の妄想を文章に起したような小説だと感じた。作者の理想が見えてきて気持ち悪かった。 | ||||
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はっきり言って退屈な話だった。 ページの9割は残り1割の伏線になっているみたいだが、その9割があまりにも面白くない。 というかイライラする。 ただ、オチはしっかりしていてよかった。 9割白飯が入った弁当箱に無理矢理淡白な肉や魚や野菜を詰め込んであるので味がよく解らない。そんな印象だった。 解説者の瀧井朝世氏によると、自信をもってお薦めする恋愛小説らしいが、私はそうは思わない。 | ||||
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他のレビューされてる人と同じように ラストが印象的です。 よくある恋愛物ではありますが、作品としては読みやすいし 若者向けだな、と感じました。 個人的にはラストは伏線が明かされミステリーとして見るなら丸 現実のラブストーリーなら× フィクション系のラブストーリーならギリギリ○ ですね。 よくもわるくも読者を選びます 自分は好きですよ、ぐっときました | ||||
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甘い内容が読みやすい文章で書かれているので、単純なストーリーの少女マンガのように読めました。あまりにくすぐったくなるような2人なので、もしも失恋した後に読んだら辛そう…と思うほどです。 文庫本のストーリー紹介には「前代未聞のハッピーエンドへ走りはじめる」と書いてあったので、いくら悲しい場面が出てきても、ハッピーエンドのはずなのだから!と安心して読みすすめていました。しかし、このような形のハッピーエンドだとは…!まさに「前代未聞の」ハッピーエンドでした。真緒の可愛らしさを表現するだけにしてはリアリティーに欠けるような点も、最後まで読みきると納得できます。 後半があまりに急展開なためにやや物足りなさも感じましたが、結末がとても新鮮な小説だと思いました。 | ||||
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恋愛小説はすすんでは読まないのだけど、本屋のポップ広告説に「恋愛小説はあまあり読まない、という人にこそ、自信をもってお薦めしたくなる。」とあったので、思い切って買ってみました。 前半はこっ恥ずかしくてテレちゃったりどきどきしちゃったりしましたが、さわやかなのと普段読まない珍しいテイストなのとで、さらさらと読んでしまいました。 なんか、青春だよなあ…。 後半は…えええ?なになに何?→きゃ〜うそ。そんなのアリ???→うーん、なるほど、アリかも。 というジェットコースターに乗せられました。 なるほど…だからファンタジーなのね。。。 作者のたくらみにまんまとはまりたい方は、くれぐれもネタバレ満載の解説の最後を先に読んではいけません。 また、ファンタジーですから、理屈をごねごねしてはいけません(笑) ザ・ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」、amazonで視聴しちゃいましたよ…そのシーンを思い出すと涙腺が…。 | ||||
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切ないという言葉で片付けるにはあまりにもリアルな生活描写があり、大事な人を失った主人公の気持ちを考えると気の毒でたまらない。 ファンタジーというジャンルででまとめるにはあまりにもリアルな生活がありバランスが悪い、それほどベタな恋愛小説だからこの落差に打ちのめされる。 そもそも挿絵からしてただのさわやかな恋愛小説と勘違いしてしまうじゃないか。 起承転結にみごとにまとめて切ったとは思うが、読後のこの涙が出そうで我慢しなければならないという気持ちを何とかしてほしいものだ。 頭の中で彼らが幸せになってほしいと思わずにはいられない。 著者のほかの本の書評を読んでいるとこういうスタイルというのはなんとなくわかった。次からは結末を読んでから読み始めてみようかと思う。久々に読んだ恋愛小説がこんなファンタスティックな結末では正直とても堪える。 | ||||
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とってもリアルな内容で「実話か?」と思わされるほどの描写と、時折ちらちら垣間見える「不思議」のファンタジー、そのアンバランスさにはもしかしたら賛否両論あるのかもしれない。 けれど、実は両者を結び付けるのは、この作品の前半に現れて、以降何かというと出てくるBGM、ビーチボーイズの『素敵じゃないか』なのです。 わたしはこの曲のことをよく覚えていなかったのですが、読み終わってからどうしても気になって探し出して聴いてみました。 ……するとまるで、その曲が映画のエンドタイトルと共に流れてくるような気がしたのでした。 楽曲と一緒に楽しまれることをおススメします。 | ||||
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著者の新作が出たのを見て、この作品のことを思い出したので今更ながらレビュー書きます。 どこかの雑誌で書評が載ってたかで図書館で借りたのですが…涙が止まりませんでした。 幼なじみと再会したあとの日常があまりに甘くてリアルで。 だからラストが衝撃で…でもなんかあったかくて。 素敵な作品に出会えました。 ちょうどこの作品にであったとき、幼なじみの今の旦那さんと本当にこの作品みたいな再会をして。 想いをなんとなく届けたくてわざわざ買って届けたのが二年前… そんな思い出もあるけれど、あまり小説を読み返さない私としては珍しく、また読みたくなる大切な作品です。 | ||||
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