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信長の棺
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信長の棺の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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面白くなかったわけではないが…前評判が高かったので期待しすぎで肩透かしを食らった面もある、、、 | ||||
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ちゃんと届きました | ||||
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買いました。それだけかな。小説と史実が混同してしまった。笑 | ||||
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「謎手本忠臣蔵」上下巻を読み、その資料の扱い方の単純さと、それに引きずられた文章と展開にうんざりさせられました。評判になった本書はどうかと読み始めましたが、確かに謎手本忠臣蔵に較べれば、まだ整理はされていますし、物語があちらこちらに飛んではいません。しかし、著者は小説を書くよりも、むしろ当時の資料につじつまを合わせたいのではないか?と疑問を持ってしまいます。 冒頭で深刻に記述されている、主人公に信長の託した五つの箱は結局、金だったようですし、本能寺での信長の死とその遺骸の在り処も、もったぶった割には単純な結果に終わります。いっそ、掘り出した遺骸と主人公を対面させ、その模様を描けば小説らしくなるのに・・・・と思うのは自分だけでしょうか? 要するに著者は資料に引きずられて、学者の様に地味に物語を済ませようとしており、展開を飛躍させることが出来ていない、嫌いなのでしょう。ですから忠臣蔵のように、ぐだぐだとまわりくどい文章と展開になってしまう。その萌芽が既にこの作品に見られると感じるのは自分の偏見でしょうか? | ||||
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アマゾンで買った本のみ備忘録がわりに採点しています。物語・作り話が好きなので小説しか読みません。リアリテイー等は関係ありません。事実と違うなどと言ってる人がいますが、なぜ事実じゃないと知っているのでしょうか?学者が書いているから?不思議で仕方がありません。物語では信長は本能寺で死ななくてもいいのです。面白いか面白くないかのみが判断基準です。それではよろしくお願いします。 | ||||
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いや、なかなか斬新な手法で面白かったです。 信長、秀吉、光秀・・・もう多くの著者が手掛けてきた題材ですし、特に山岡荘八や 吉川英治・司馬遼太郎と巨匠の作品が読み継がれている中、これら著名な戦国武将モノ は比較されるのが分かっているだけに、テーマとするのは勇気がいると思います。 それを「太田牛一」という、よく聞くけれど、なかなか主人公にはなりそうもない人物 にスポットを当てて書き進めるという手法と視点設定には脱帽です。 信頼するメルマガで紹介されていたので、あまり先入観なく読み始めたのですが、「ああ、 これは歴史「ミステリー」なんだ」と分かって、さらに楽しく読むことができました。 歴史モノって、例えば司馬作品など断定調がとても多いので事実なのかな?と勘違いする ことも多いのですが、実は史料と史料の狭間の事実ってほとんど分からないことだらけなん ですよね。 だから色んな解釈があって当然で、それを史料を題材にどう料理するかが作者の腕の見せ どころなわけですが、「いや、これはあり得るよな〜」と思わせる、その発想と筆致が良かった。 個人の内面など誰にも永遠に分からないのですから、フィクションならフィクションで、 どう「もっともらしく」表現するか・・・それが面白ければ良いと思います。 物語であり、小説なのですから。 この作者、なんと70代に入ってから物書きを始められたそうで、なんだかその点にも希望 の光を感じました。 レビューの中には、「途中から登場するくノ一(女忍者)の存在が気持ち悪い」とお書きに なっているものもありましたが、確かに出だしは私も少し違和感を覚えました。 これは、艶っぽいシーンに作者が不慣れであったことと、ご年齢が関係しているのかもしれ ませんが、違和感は当初だけで後は全く気にならなくなります。 むしろ、くだんのくノ一に憐憫の情が湧いてくるくらい、感情移入できる大切な存在だと思います。 なお、最後に申し添えますと、さすがに文章自体の洗練度は冒頭に挙げた巨匠方には及び ません。 ですが、本作の続編『秀吉の枷』では、中盤から作者の筆致がさらに向上しており、何やら 突き抜けた感を覚えます。 そのぶん、ミステリー度合は減衰するのですが、今度は歴史小説として非常に秀逸な作品に 昇華しており、秀吉の内面であるとか、大変考えさせられるものがありました。 本作をお読みになって少し興味が湧いた方は、是非次作もお読みになってください。 | ||||
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続編の『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』と共にセットで手に入れて読み始めた。信長の死を巡るミステリーという設定ながらフィクション特有の史実からの乖離を感じさせない緻密な描写に読ませられる。 が、この『信長の棺』ひとつだけを物語として取り上げると、ちょっと肩透かし感が否めないかな。秀吉の陰謀を匂わせるところで盛り上がりが出てくるけど、全貌は明かされずに物語は終わる。文庫二冊使ってまだ『秀吉の枷』につながる長いプロローグでしかないの?という印象。ひょっとしたら『秀吉の伽』が面白いという前評判を耳にしていたから、自分が勝手に前置きとして読んでしまったのかもしれないけれど。 『秀吉の枷』に期待。 | ||||
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続編の『秀吉の枷』『明智左馬助の恋』と共にセットで手に入れて読み始めた。信長の死を巡るミステリーという設定ながらフィクション特有の史実からの乖離を感じさせない緻密な描写に読ませられる。 が、この『信長の棺』ひとつだけを物語として取り上げると、ちょっと肩透かし感が否めないかな。終盤になってやっと秀吉の陰謀を匂わせる盛り上がりが出てくるけど、全貌は明かされずに物語は終わる。文庫二冊使ってまだ『秀吉の枷』につながる長いプロローグでしかないの?という印象。ひょっとしたら『秀吉の伽』が面白いという前評判を耳にしていたから、自分が勝手に前置きとして読んでしまったのかもしれないけれど。 『秀吉の枷』に期待。 | ||||
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遅咲の大型新人、小泉元首相の愛読書、本能寺の織田信長の新解釈など多くの前宣伝を思い起こしながら読み始めました。 第三者の目からみた織田信長像という手法は辻邦生の作品であった手法でそれ自体は驚きではありません。 また、熱烈な織田信長ファンでないため、新解釈といわれてもどうだか。 上下二冊を夏休みに読了したので、それだけの物語展開であったと評価しますが、下巻で丹波の女性を絡めてまとめてゆくというのは少々無理があるように思えました。 | ||||
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上下巻を読んでの感想。 本能寺の変で信長の亡骸はどうなったのか? 毛利と和睦し、中国大返しが秀吉にできたのか? そもそもなぜ光秀は本能寺を襲ったのか? この本を読んで余計に頭の中が疑問だらけになった。 主人公が『信長公記』の太田牛一という設定は面白かったのに、 なぜに白昼夢を突然見るのだ。 読んだ人はみなここで突っ込みを入れたくなるのではないだろうか? それもとても都合の良い白昼夢。 白昼夢を見るまでは面白かっただけに残念。 | ||||
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信長の遺体が見つからなかったというところがこの物語のきっかけになっていますが思ったとおりの結末でした。本能寺と南蛮寺の地理的関係まで知りませんでした。本能寺に抜け穴があったんじゃないかというのは小学生の頃から想像していたことでした。それからどうやら秀吉が明智光秀の謀反に少なからず関わっていたんじゃないかというのも同様です。その抜け穴を秀吉の部下が横から塞ぐというのはちょっと難しそうに思うな。無理がある。前後するけど桶狭間の奇襲は信長のだまし討ちだったというのは考えたことが無かったです。大田牛一の「信長公記」は持っているのですがその他にも彼の著書があるのは知りませんでした。概してストーリーは面白かったかな。あまり感動は無かったです。 | ||||
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津本陽氏が「本能寺の変」はなぜ起こったかで「論理的欠陥」が多すぎると評した本。1.信長の遺体は阿弥陀寺の清玉上人が引き取ったという説、2.朝廷黒幕説、3.本能寺からの秘密脱出路での信長圧殺説、4.秀吉の中国大返しが迅速すぎる謎を組み合わせて物語を構成しているが、2は著者が著作を開始した約10年前の有力説。暦問題を含め公武の深刻な軋轢はなかった、本能寺の変は光秀の単独犯行という説が現在は支配的。上記1〜4は津本氏の上記著作や信長は謀略で殺されたのか等で論破されているので、興味のある方はそちらを読まれたい。1点指摘すると、現代でも激しく損傷した焼死体の男女の判別すら困難だから、信長の遺骸が見つからなくても不思議はない。遺骸に執着する主人公の行動が理解できないが、それで本書を蹴ってしまってはおしまい。上記1〜4の少数説に、秀吉の出自・桶狭間の戦いに関する作者の推理(どちらも根拠があるとは思えないが)を合体させた空想物語と割り切って読むなら、伏線の張り方の巧みさ等、「ミステリー小説」としてはなかなか面白い。信長が少人数で本能寺に泊まった理由についての推理は傾聴に値する。しかし、本書を歴史の真相に迫った「歴史小説」と捉えるのは危険。例えば家康は本能寺の変後に堺を出発したとするのが定説。何故本書では変の前に出立したとするのか、根拠を明確にした著者の立証の機会を望む。 信長の宗教弾圧を難じる縄田一夫氏の解説は的外れ。司馬遼太郎、塩野七生氏等が説くように、我々が平穏に暮らせるのは、信長が宗教勢力から牙を抜くという荒療治を徹底したからだ。 本書は特に信長・本能寺の変に詳しくない人の入門に適するが、読者は本書での推理にとどまらず、英雄信長の生涯・本能寺の変という日本史最大級の謎への関心を深めることを期待する。 | ||||
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本能寺の変において信長の遺骸が何故発見されなかったのかに関しては以前から疑問に思っていた。本書はその謎に対して作者なりの解答を出すことを試みた意欲作だ。その謎を解明する過程で、明智光秀が謀反を起こすに至った理由や、桶狭間の合戦の合戦の裏側や、豊臣秀吉の出自などについて斬新な解釈が行われており、興味深く読むことができた。 ただ小説としてどうかというと、良い小説につきものの読み終わった瞬間の面白かったという充足感がなく、欲求不満というかすっきりしない感じ残った。その理由としては、冒頭で大げさに登場した信長からの預かり物である木箱の中身や目的が、終盤で明らかになってみると冴えない内容であったこともあるが、信長や秀吉といった英雄の姿が矮小化して描かれている感じがする点が大きいと思う。いっそのこと、主人公の太田牛一になりきって信長に対する思い入れをたっぷり入れ込んだ作品にすれば、もっと感情移入できる作品になったのではないかと思う。 | ||||
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私は本の題が気になっていたし、 期待しないで呼んでみました。 イロイロな説や話の流れ等 私はなかなか楽しめましたよ。 中高年に評判が良いのは何となく 解る気がしました。 | ||||
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本能寺の変についての時代ミステリー。「歴史に名を残すのは良い人物ばかりだとは限らない。信長も秀吉もそうだ。」と牛一に語る若い同僚の言葉にどきっとさせられる。史実として伝えられていることが実は勝者の都合のいいようになっている面が確かにあるのだ。にもかかわらず、牛一は”信長さま”に対して強い執着を見せるところが、彼もまた一人の人間であるという感じがした。 作者は75歳の新人。主人公自身も高齢であるにもかかわらず、信長の遺骸をめぐって真相を究明する姿勢から人生まだまだという気迫が感じられました。 | ||||
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後半になればなるほど面白くなくなってしまいました。謎解きの ところから話が急ぎ過ぎの感がありました。5千枚を無理して縮 めたからでしょうか。 | ||||
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残念ながら、いつ本能寺の核心に迫るのかという期待感で読み進むうちに、いつのまにか終わってしまったという感じだ。このタイトルは絶妙で「信長の棺」−新説本能寺の変− というだけで期待感が高まっただけにギャップを感じる人が多いのではないか。 桶狭間の合戦や秀吉の中国大返しへの斬新な解釈は非常に面白く、そういう点も随所に見られるだけに、戦国ミステリーとしては惜しい気がする。 | ||||
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物語は本能寺の変が起こった後からスタート。信長から蜜命を受けていた主人公が、いきなり拉致されてしまい、やきもきします。歴史小説に推理的要素が加わり、感情移入しやすいですね。信長の死因の解釈については、ネタバレになるので言及しませんが、信長より秀吉が印象に残る一冊でした。 | ||||
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信長、秀吉に対する新解釈は面白いけどそれがどうしたのというぐらいで響いてこなかった。好きな人はいるでしょうけど。小説だから筆者の想像力は買います。ねたばれなので書けないけど、個人的には衝撃的な新解釈ではなかった。あと、後半から出てくる若い女は筆者の願望?70過ぎの爺さんがそんなにもてる?このころから牛一の人物像がふにゃけてくる。 屈強な老人?たちの夢物語かも。 | ||||
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