鬼火の町
- 岡っ引 (68)
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清張小説はすべて面白い。 | ||||
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どんな小説にも人物相関図があって、本書の場合は、岡っ引きの藤兵衛、船頭の仙造、惣吉、お美代の方、将軍家斉の愛妾、浦風、女着太夫の小春他2名の惣吉の愛人、川内成三郎、川嶋進一郎いろいろ出てきます。このお話は、豪華な煙管を中心に、女の嫉妬から始まった事件と言えます。藤べえが煙管を手掛かりに、袋物やを訪ねたり、小さなことから事件解決の道筋を追おうとします。清張さんにしては珍しい正義の岡っ引きですが、事が大奥に至って事件から手掛かりを引けと言われても、探索を止めません。結局は、時代の移り変わりと共に、解決になってしまうのですが・・・・人間っていつの時代でも変わらないのですね。 | ||||
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まさか江戸時代を舞台にしている小説とは思わず買ったが 変な江戸弁やら、江戸時代の世界観やら風習やらがよくわからず 結果、小説内容もいまいち頭に入ってこない。 | ||||
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光文社プレミアム文庫、初の時代劇だ。 夜釣りに出た客と船頭が水死体で発見された。二人とも泳ぎは達者だ。 岡っ引きの藤兵衛は川底から発見された銀の煙管を手掛かりに探索を開始する。 だが、担当の同心から不可解な中止命令が出た。裏には奥深い謎がありそうだが。 身分を笠に着て真実を潰そうとする敵に、意地と知略で食い下がる。痛快ではあるが、そのまんまの図式で、やや単調だ。謎は途中で判明するし、清張にしては捻りがない。 鉄壁と思われた身分制度の壁が意外な理由で崩れる。決着がある種の幸運によるところが、物足りない。江戸時代だから仕方ないかな。 ストーリーに勢いはあるが、人物が他の作品ほどは個性がない。 | ||||
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文庫本で300ページ弱の長編ですが、 長編にありがちな中だるみもなく一気に最後まで読めました。 舞台設定は11代家斉が亡くなる前後ですから 名作「天保図録」のスピンオフのような作品になるでしょうか。 「仕組み(権力)を倒すのは個人ではなく別の仕組みである」 という視点は、この作品でもしっかり貫かれております。 ただ、反骨の岡っ引き藤兵衛と助っ人旗本釜木以外の線 (大奥と家斉、水野越前と家斉側近衆の権力闘争など)は 一切省かれているので、シンプルなのはシンプルですが、 ストーリーにいささか奥行きがなく平板かな、という印象がします。 もしその辺を描いていたらとても300ページでは足りず、 それこそ「天保図録」のようになってしまうため、 重複を避けたのかもしれませんね。 いずれにせよ清張時代小説の傑作であることに変わりはありません。 | ||||
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