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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全423件 161~180 9/22ページ
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読み始めた当初は、どの登場人物も完璧に好きではなかったはずなのです。 ただ、物語が進むにつれ、登場人物の感情の動きや選択が、それぞれの人間性を明確に示されます。 これほどまでに多角的に人間を表現していることに驚きを覚えます。 絵画や画家にまつわることを知られるのも面白いです。 ストーリーを読むことによって、絵画の見方が広がるのは楽しいですね。 伏線の回収と呼ぶべきかどうか分かりませんが、物語のさまざまなトピックが、どれも驚きを与える展開を迎えるのはさすがとしか言えません。 | ||||
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今まで絵画について特に詳しくもなく、なんとなく綺麗だなあとか上手だなあとか漫然とした感情しか持っていませんでした。 しかし、今回の文章を読んで、絵画の書き手は1作品1作品をどれほどの情熱を持って書き上げているのかを感じ、絵画が人を魅了する理由の断片を見たような気がします。 また、作者の文中の絵画や情景の鮮やかな表現によりありありとその場がイメージされ、文章に引き込まれました。 | ||||
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美術のことはよく分からないけれど、やはりこの作者の作品は面白い。清々しいラストには感動した。 | ||||
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レビューを大概読んだのですが、たぶん☆1つ評価をした人はメディアの情報に惑わされたのかなと思いました。 あと、想像力でなく、文字の情報に頼って本を読む方たちには物足りないと思います。 ミステリーをめちゃくちゃ好む人にも物足りないと思います。 先を読もうとせず文に身を委ねながら読む本です。 それこそ絵画に親しむような人にはとても愛らしい本。 「夢」を観た時の感動が蘇りました。 私はルソーや19世紀の画家が好きだからこそ、自分のイメージを壊したくないからこそ、こういった題材のフィクションを毛嫌いしていたのですが、むしろノンフィクションであったらと夢を見たくなるような作品でした。 薦めてくれた知人に感謝です。 | ||||
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ありがとう | ||||
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普段、小説をほとんど読まない自分だが、作品にのめり込みました。美術に親しみがない人でもぜひ読んでもらいたい一冊です。 | ||||
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人に勧められて読みましたが、面白かったです。 人間の感情や心理がルソーの作品を挟んで上手く表現されていて、次にどうなるのか、早く知りたくて、一気に読みました。 美術に関する関心も高くなります。 原田マハさんの他の作品も読んでみたいと思います。 | ||||
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素晴らしい作品でした。話に引き込まれページを読み進めていきましたが、途中から読み終わるのがもったいないほどでした。 | ||||
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何も知らない私にとって、色々勉強になる本でした。 | ||||
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良い作品です。 美術作品の世界でサスペンスが進むストーリーに惹きつけられます。お勧め出来ます。 | ||||
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自分がMomaや国立で見たルソーの絵が生き生きと小説の中で躍動した。感動しました。ありがとう。 | ||||
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とても面白いミステリー(?)小説です。地元の倉敷(大原美術館)が舞台の一部となっており、主人公一家が住んでいる庭瀬もすぐ近くなので親しみが一層わきました。 | ||||
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出版の年が違えば本屋大賞受賞していた作品。 大衆受けする小説が好きな人であれば、満足すること請け合い。 ただ、1点。 織絵のキャラを書くのが下手。 森博嗣にしてもそうだが、オッサンが若い女性の内面を書く限界か? 20歳代の女性の意見を聞きながら書き進めていけば、もっと良い作品になっていたのに。 そこが残念。 | ||||
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よかったです。なかなか具体的で 作者と芸術の関わりの深さを感じました。 | ||||
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タイトルにも書いた通り、良かったんだよ。 読書中、読後はこんなに素晴らしい作品と巡り会えたことを大変幸福に思いました。 登場する絵画を調べながら、読み進めて行くうちに知らない事を知れるという知識欲を、そして、世界が舞台である事により、まるでハリウッド映画の中に入り込んだような爽快感を得ることが出来ました。 ただですね。 読み終えて、しばらく経ってから感慨にふけっていると、文章は下手だし、風呂敷は畳めてないし、落ちもイマイチ。 何なんだろうな、この作品は。この作者は、脚本家向きですね。 | ||||
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芸術には疎いのですが、勧められたのと、苦手な分野に触れた方は良いと思い読みました。 結論、ホントに読んで良かった。何でもそうですが、何百年も評価されているものを知らないまま生きるというのは、人生損してますね。反省。 絵は生きているとか、芸術家の情熱とか、読む前は、??だったのが、今は少し分かる気がします。 | ||||
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陶酔、爽快、情熱 何といっていいか分からないが、この本を読めたことを感謝したい。 | ||||
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小説の中の小説に魅かれた。 「こんなふうにジャングルを描けるなんて 見たことなかったら無理じゃない」 モデルになるヤドヴィがが尋ねた。 「もちろんだよ。行ったことがあるとも」 ルソーはいった。 彼の絵は、頭の中だけの絵じゃない...のかぁ。 絵画展の絵ばかりを見ていて、忘れていた。 「画家の目が自然の神秘と人の営みの軌跡を見つめ続けた」と絵は眼を引く。 「夢」そして幻の「夢を見た」 だからルソーは観る者を離さない絵を描いたんだ。 | ||||
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原田まはさんが絵画に詳しい方なのは知っていましたがフィクションとノンフィクションの狭間。そして、Yahoo!でルソーの絵を検索すると、この本に出てくる順に解説していて楽しめました。ドキドキ、そしてふんわり暖かい気持ちで読み終わりました。 | ||||
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アンリ・ルソーの代表作『夢』とそれに関連する作品を題材にして、ニューヨーク近代美術館のキュレーターと、ある日本人女性を登場させ、ストーリーが展開されます。 主人公は、本来は登場人物なのでしょうが、通読するとルソーとその絵画がメインになっており、登場人物たちは全て狂言回しのような役割を与えられていました。 絵画への愛情の深さが全編に貫かれていました。様々な絵画を見たくなるという効用をもつ小説でもありました。絵画好きを生み出すという媚薬のような影響力をもった展開でした。 小説に登場する美術館の監視員が、一番作品と向き合う時間が長いということをあらためて教えられた作品です。普段、美術館の黒子のような存在に光をあてるのも、キュレーターとして美術館に長年勤務された原田マハさんでなくては書けない視点でしょう。 新聞社の文化事業部と美術館での展覧会開催のタイアップの裏側も紹介してあり、美術好きには良く知られていない裏話に触れ、それも満足する理由でした。 「経費はかかるものの大量動員可能で多額の入場料収入も見こめる展覧会を、美術館と共同で開催」することで、「入場料のうち、半分かそれ以上が」新聞社の手に入ることが書かれていました。大手の新聞社の日本独自の展覧会ビジネスの流れは学芸員の方でなくては知りえないものです。 ノンフィクションとフィクションの狭間が判明しないから故に、その戸惑いの世界にいることを楽しみながら感情移入し、読者は最後まで本作品の世界に留まることができるのでしょう。 | ||||
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