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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァスの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.44pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全423件 341~360 18/22ページ
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ミステリー好きを自認しているつもりですが、最近は魅力的な作品が少なくなり、しばらく遠ざかっていましたが、絵画好きもあり読んでみたところ、なかなか面白く、楽しませてもらいました。 | ||||
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NHKラジオ深夜便で原田マハが語っているのを聞き、アートが彼女の楽園でありカンヴァスなのだと納得。すべての思いが詰まっている。そして読む楽しみにつながる。 | ||||
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始まりの数ページは「なんだかテンション低い女の陰気な話か?」と思わせたものの、一気にグイグイと物語の世界に引きこまれました。この作品の中で主役となっているアンリ・ルソーの絵画、私は全く知らなかったので、スマホ片手に出てくる作品の画像を見ながら読み進めました。 久しぶりに、読み応えがあって、かつ「もっと絵画の世界を知りたい」と知的好奇心をくすぐられる作品に出会いました。おすすめです。 | ||||
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ルソーに関して興味を抱いたことはなかったのですが、ピカソなら贋作をつくれるだろうとMOMAで作品をみたことがあるなら、誰しもそう思うはずです。 なぜなら、そこでは有名な画家の隣にピカソの似て非なる作品が並んで展示されていたりします。 おもしろかった、とても。 | ||||
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まぁいろいろ突っ込みどころはある。でも、最後は爽快であった。 また、ルソーをはじめとして芸術にふれてみたいと思えたこともうれしかった。 | ||||
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大学で美術史を学んでいた頃を思い出し、美術に浸っていた30年前を思い出しました。 主婦となり、子育ての合間にも美術展には足を運びましたが、学問として、見つめることはなくなっていました。 もう一度、学術的に美術に触れたくなりました。 | ||||
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筆者の原田マハをNHK深夜便で知った。 画家アンリ・ルソーの絵は、自分もどこかでみたが、丁寧な稚拙な絵で好きではかった。 しかし、筆者の強烈な情熱を読んでみたいと思い購入。 今まで学芸員は美術解説や紹介などに登場してくるが、どんな存在なのか不勉強で理解していなかった。 この本を読んで、なかなかキュレーター(学芸員)は立派な仕事師であることを認識した。 それにしても、日本語の「学芸員」は翻訳が悪い。学芸会とか学芸大学とか連想してしまう。 物語は、画家アンンリ・ルソーの絵を追っているが、実は切ない恋愛物語である。 挿絵がないので、絵の予備知識があらかじめ必用。読書後にインターネットで調べたら「原田マハに出てくる絵」なるサイトがあった。 予め調べて、そばに置いて読むとより一層おもしろい。挿絵がないので4つ星とした。 | ||||
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美術史の謎と謎解きのスリル、ラブストーリー、時代を自在に行き来しながら。ワクワクドキドキ、 一気に引き込まれて、ルソーを見たくなりました。 | ||||
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ずっと気になっていても、なかなかハードカバーに手が出ずにいましたが、やはり読みたくて、こちらで購入。 面白かった!!ストーリー展開も、アートの世界がモチーフになっていることも、好きなパリなどが舞台になっていることも、実在の美術館や作品が登場するところも。近代美術の世界がより身近に、生まれる前の時代も鮮やかに心に描くことができました。 アンリ・ルソーやピカソが愛しく感じられます。 原田さんにしか、原田さんだから書けた小説。もっと読みたい欲望にかられ、ジヴェルニーの食卓を購入し、今読んでる途中です。 | ||||
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少しでもミステリーや芸術に関心のある方には、間違いなくお勧めの一冊です。 主人公達の現在と、17年前のイベント、そして20世紀初頭の芸術家達の物語と、小説の時制は三層構造になっています。 3つの世界は、印象的なセリフによる伏線や、「小説内小説」ともいうべき作者不明の本の存在によって、巧みにつなぎ合わされています。 しかし、最終的にこの小説に価値を見出し得るか否かは、結局のところ読者自身の芸術に対するスタンスにかかっていると思います。 ルソーの絵が内に秘めた魅力に共感できないまま読み進めると、この物語の求心力を実感することなく、何となく白けて読了することになるかもしれません。 登場人物達を真摯に苦悩させる元になったエネルギー、そして何よりも作者をしてこの複雑な物語世界を構築させた原動力は、その根源をたどれば絵の魔力に囚われてしまったことに尽きると思います。 | ||||
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ルソーの未発見の絵画とそれをめぐる謎、というのは面白い材料だし、 謎解きの鍵になる書物、二人の専門家の対決という小道具も良い。 この作者らしく、文章も読みやすい。 というわけで、それなりに楽しみ、一気に読んだのですが、なにか ちょっと物足りない。 ミステリーのつもりで書いたなら、もっとこちらの鼻づらをあちこち 引きまわして、あ〜でもない、こ〜でもないと考えさせてほしい。 二人の恋物語として書いたのなら、主人公の逡巡、疑惑にもっと迫って、 こちらの感情も巻き込んでいってほしい。 色々な意味であっさりしすぎています。 | ||||
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話の構成 終わり方 納得です どこまでが 真実で どこからが フィクションなのか 調べてみたくなりました | ||||
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フィクションではあるのでしょうが、美術界の内側、コレクター、キュレーターやオークションの関係者など、入り組んだ関係が見事に描かれ、ミステリーのような、美術解説書のような、魅力的な世界でした。 | ||||
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ラブストーリーが多い原田マハの作品は、ミステリーを中心に読んでいる私には無縁であったが、本書は広義のミステリーという事もあり、評判をよんだので読んでみようと思った。元々美術に造詣が深く、本書は初めてそのフィールドで勝負を賭け、見事に山本周五郎賞を獲得した。 倉敷の大原美術館の監視員をしている早川織絵は、母とハーフの一人娘とひっそり暮らしていた。履歴書には1957年生まれ、1979年パリ第四大学卒、1990年から95年まで倉敷市内の書店にパートタイムで勤務――とあるだけだが、実は英語、フランス語に堪能で、コース最短の26歳で博士号を取得し、若い頃はオリエ・ハヤカワとして国際的に美術史論壇を賑わせ、取り分けルソー作品には思い入れが深かった。 ティム・ブラウンはニューヨーク近代美術館のチーフ・キュレーターでルソー研究の第一人者である。この二人が2000年に17年の時を経て邂逅するのだが、17年前、二人は世界的名画のコレクターであるスイスのバーゼルに住むバイラーに招かれて、所有するルソーの「夢をみた」の真贋を依頼される。 勝者には「夢をみた」の取り扱い権利を譲渡されるとの事だった。二人はバイラーに見せられた「夢をみた」に感動するが、奇妙な事に、それからの数日間は、ルソーの晩年を描いた作者不明の物語「夢をみた」を読まされる。 ここで不思議なのは、絵の真贋を見極めるのに、物語(これはこれで重要なのだが)ばかり読まされる事に、二人は異を唱えていないのだ。本来なら絵画「夢をみた」と対峙し、その絵肌の輝き、モチーフの放つ力、吸い込まれるような構図等を文字通り、舐めるほど凝視したいはずだ。それなのに、最初に少しだけ鑑賞したのと、講評後に見たのみだ。この点だけが気になって仕方がない。ルソーに思い入れの深い二人が、これで満足するはずがないではないか。 はるか昔、大原美術館に行った記憶があるが、ルソーの「パリ近郊の眺め、バニュー村」もおそらくこの眼で見たのだろう。素人目ではとてもうまい絵ではなかったように思う。織絵の娘がルソーの作品を見て、色がよく、丁寧に描かれ、生きているようだと言っていたが、私には最後の、生きているようだまでの鑑賞力はなかった。 ルソーの作品展があったら、ぜひ出かけて行きたい。コーナー入口際に座っている監視員を見かけたら、早川織絵を思い出すかも知れない。 | ||||
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そんな作品でした。 アンリ・ルソーの絵画がまとう不思議な濃い空気が作品から流れ出して、読んでいる私の周りにまで。。 絵画を知らなくても十分に楽しめますが、やはり調べられずにはいられないと思います。 いつか「夢」を見たいという夢ができました。 | ||||
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アートの知識や関心の薄い人も、とにかく読み始めると止まらなくなる久々ののめりこみ小説。推理と対決と愛が交錯しながらの、その巧みなストーりー展開にページをめくらざるを得なくなり、最後には感動の喝采を送りたくなる。 そして、読後はなんだが、今まで行ったことのなかった美術展に機会があれば、一度いってみたくなる衝動にかられてしまう。 | ||||
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エンターテイメントとして、おすすめ! かなり面白く、いっきに読めます。 ページ数が少なくなると、 終わってしまうのが悲しいので、 ゆっくり読みたくなるくらい。 ラストも感動的です。 最初から最後まで楽しめます。 ルソーの絵、日本にきた時には、すぐ見にいかなくてはと思います。 | ||||
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プーケットのホテルでのんびりするために購入しました。 美術品の内容や、買い付けの世界をさまよいながら キレイな装丁とともに、とてもいいチョイスでした。 | ||||
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美術愛好者にはたまらない小説です。「ダヴィンチコード」のような美術にまつわるミステリー小説は日本にはなかなかないもの。この「楽園のキャンバス」こそ、本当の美術ミステリー小説にふさわしい。 | ||||
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史実とフィクションが交錯していて楽しんで読みました。私も絵を描いています。現代画ですが、 ルソーの作品はそれほど深く意識していませんでした。もう一度見直してみようと思いました。 | ||||
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