■スポンサードリンク


奇面館の殺人



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

奇面館の殺人の評価: 3.72/5点 レビュー 92件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.72pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全21件 21~21 2/2ページ
<<12
No.1:
(3pt)

待望の新刊。

待望の館シリーズなのですが、ここまで長くするほどの題材ではなかったのでは。
筆者の想定していた400枚程度の作品だと私は感じてます。

決して面白くなかったわけではないですが、「本格」としてロジカルに解くんだ感ばかりが前面に出すぎていて、若干食傷ぎみ。
逆に言えば「本格」にこだわりすぎて、舞台設定に全く現実味がなくなってきたような感じがします。それが、館シリーズのある意味特徴なのでしょうけれど、今回はその題材(主トリック)の割には物語りが長すぎて、ダレてきます。
「本格」はまた死んでしまった?

歌野昌午さん・東野圭吾さんなどが「本格」から遠ざかり、ある意味「奇」をてらった作品(ドンデン返しばかり強引に繰り返す作品)に傾倒していく中で、「本格」にこだわっている綾辻さんを尊敬し、その作品はこの上もなく愛しています。
その上での厳しい評価です。

(蛇足ですが、奇面館を読んだ直後に、横溝正史さんは凄かったんだなぁとなんとなく思いました。)
奇面館の殺人 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:奇面館の殺人 (講談社ノベルス)より
4061827383

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!