■スポンサードリンク
メルトン先生の犯罪学演習
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
メルトン先生の犯罪学演習の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は,還暦を過ぎたが,10回以上読んだ本に,“トムソーヤの冒険”(小学生),“シャーロックホームズシリーズ”(中学生から),そしてこの“メルトン先生”!!!(高校以後)がある。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
転んで頭を地面にぶつけて少しオカしくなったメルトン先生(故・赤塚不二夫先生のマンガみたいな設定だ)は、 ケンブリッジ大学で法理学の講義を始めようとしたところ、奇妙な笑いばなしを一席ぶつ。 全16話のうち、すべてが教室での講義というわけではなく、むしろ、数えるほどしか含まず、精神病院、ホテル、 列車内、友人宅と語る場所が転々とかわり、聴かせる相手もまちまちである。 しかも、メルトン先生の噺だけではなく、学生のレポート、ホテルで逢った夫婦の創作、雑誌の記事なども混入している。 どれも一口噺で、そのユーモアは、チェスタトンほど高踏的でないにせよ、ときに破壊的ナンセンス落ちが爆裂する。 個人的にこういうバカバカしいのは大好きである。 法網をくぐる犯罪がテーマのものは意外と少なく、数えてみると、四つほどしか見当たらなかった。 つまんない噺もあるが、総体的に、ユーモア・ナンセンス・犯罪・正義・道徳などをキーワードにまとまった連作短編集に なっていると思う。古典版「人志松本のすべらない話」といったところだろうか。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!