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メルトン先生の犯罪学演習



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メルトン先生の犯罪学演習の評価: 3.50/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

重版熱望!ぜひ熱望!なんとしても熱望!

私は,還暦を過ぎたが,10回以上読んだ本に,“トムソーヤの冒険”(小学生),“シャーロックホームズシリーズ”(中学生から),そしてこの“メルトン先生”!!!(高校以後)がある。
メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)Amazon書評・レビュー:メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)より
4488145019
No.1:
(4pt)

まとまりのある連作短編集

転んで頭を地面にぶつけて少しオカしくなったメルトン先生(故・赤塚不二夫先生のマンガみたいな設定だ)は、
ケンブリッジ大学で法理学の講義を始めようとしたところ、奇妙な笑いばなしを一席ぶつ。
全16話のうち、すべてが教室での講義というわけではなく、むしろ、数えるほどしか含まず、精神病院、ホテル、
列車内、友人宅と語る場所が転々とかわり、聴かせる相手もまちまちである。
しかも、メルトン先生の噺だけではなく、学生のレポート、ホテルで逢った夫婦の創作、雑誌の記事なども混入している。
どれも一口噺で、そのユーモアは、チェスタトンほど高踏的でないにせよ、ときに破壊的ナンセンス落ちが爆裂する。
個人的にこういうバカバカしいのは大好きである。
法網をくぐる犯罪がテーマのものは意外と少なく、数えてみると、四つほどしか見当たらなかった。
つまんない噺もあるが、総体的に、ユーモア・ナンセンス・犯罪・正義・道徳などをキーワードにまとまった連作短編集に
なっていると思う。古典版「人志松本のすべらない話」といったところだろうか。
メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)Amazon書評・レビュー:メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)より
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