メルトン先生の犯罪学演習



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    初公開日(参考)1961年04月
    分類

    長編小説

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    メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)

    1961年04月28日 メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)

    法理論の世界的権威メルトン教授は、母校ケンブリッジ大学で講義を始めることになった。ところがその朝、頭を強打した教授の口をついて出る講義は、いかにして完全犯罪を遂行するかという突拍子もない名講義だった。忽ち、固苦しい法学演習教室は学生の群で超満員! ユーモア法廷推理小説の異色作家ヘンリ・セシルの会心作。 (「BOOK」データベースより)




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    No.6:
    (5pt)

    重版熱望!ぜひ熱望!なんとしても熱望!

    私は,還暦を過ぎたが,10回以上読んだ本に,“トムソーヤの冒険”(小学生),“シャーロックホームズシリーズ”(中学生から),そしてこの“メルトン先生”!!!(高校以後)がある。
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    4488145019
    No.5:
    (3pt)

    軽快なユーモア犯罪短編集だがやや強引な展開もあるか

    メルトン先生達が話したりする17個の犯罪にまつわる短編集で落語のようなユーモアがあり軽快に読み進めることができた。メルトン先生自身も頭を打って面白い話をしてしまうという設定で珍騒動を繰り広げていく。作者は判事でもあるだけに弁護士や裁判官の言動はプロのものを感じさせる。

    ただ話の落ちやユーモアを出すためにやや不自然で強引な展開も目立つ。全体的にはゲーム感覚の机上の空論という雰囲気があり緻密な仕掛けの割には安っぽい感じに落ちているのが惜しい気もする。印象に残った話を以下に挙げる。

    第10,11章の「わな」
    裕福な美貌の中年婦人がハンサムな青年から100ポンドを強請られる。婦人は警視総監に助けを求め警察機構を使って青年の現行犯逮捕を試みる。婦人と青年の知恵比べは意外な方向に・・・

    第14章「真昼の泥棒」
    他人の家の家財道具を堂々と真昼に盗み出す巧妙な手口を法律を知り尽くした知能犯が語る。

    第17章「絹の法服を着た肖像」
    法曹界で大成功を収めた勅撰弁護士が交通事故に遭い人事不省になるが、その間に見た夢の中で弁護士としての良心を問われる。コミカルな展開ではあるが内容的には最もシリアスなものになっている。
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    4488145019
    No.4:
    (4pt)

    まとまりのある連作短編集

    転んで頭を地面にぶつけて少しオカしくなったメルトン先生(故・赤塚不二夫先生のマンガみたいな設定だ)は、
    ケンブリッジ大学で法理学の講義を始めようとしたところ、奇妙な笑いばなしを一席ぶつ。
    全16話のうち、すべてが教室での講義というわけではなく、むしろ、数えるほどしか含まず、精神病院、ホテル、
    列車内、友人宅と語る場所が転々とかわり、聴かせる相手もまちまちである。
    しかも、メルトン先生の噺だけではなく、学生のレポート、ホテルで逢った夫婦の創作、雑誌の記事なども混入している。
    どれも一口噺で、そのユーモアは、チェスタトンほど高踏的でないにせよ、ときに破壊的ナンセンス落ちが爆裂する。
    個人的にこういうバカバカしいのは大好きである。
    法網をくぐる犯罪がテーマのものは意外と少なく、数えてみると、四つほどしか見当たらなかった。
    つまんない噺もあるが、総体的に、ユーモア・ナンセンス・犯罪・正義・道徳などをキーワードにまとまった連作短編集に
    なっていると思う。古典版「人志松本のすべらない話」といったところだろうか。
    メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)Amazon書評・レビュー:メルトン先生の犯罪学演習 (創元推理文庫 145-1)より
    4488145019
    No.3:
    (3pt)

    授業の課題本です。

    ちょっと設定が面白いのですが、ショートストリーが集められた感じです。
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    4488145019
    No.2:
    (3pt)

    異色のショートショート

    分類に迷うなんとも不思議な作品です。ローマ法と法理学の権威であるメルトン先生が、頭を打った後遺症からか大学の講義において授業そっちのけで小咄を始めてしまうという事件から話が展開していきます。
    最初は狂言まわしの役をメルトン先生がやっていくんだろうと思っていたのですが、先生が精神病院に連れて行かれ学生が自作の小咄を披露するに至って変わった作品だと感じました。語られるショートショートは犯罪を題材にしたものですが、ジョークに近い感じで楽しみながら読めます。
    同時並行的に進んでいく現実世界の話も面白く、他には類を見ないような作品に仕上がっています。
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