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扉は今も閉ざされて
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扉は今も閉ざされての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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いつもはカバーのあらすじをチェックして、中身を少しためし読みしてから面白さを確認して購入するのですが、帯のあおり文句につられてノーチェックで買ってしまいました。 早川ミステリはたまにボカをやらかしてしまいます。すごく悲しいことですが。 残念ながら、私にとってはこの作品がそうでした。 作家自身をそのまま反映させた主人公はともかくとして、全く怖くないミステリーは困ったものです。 作者は不動産業をされているので、『顧客を案内している時に誘拐されたり、襲われたらどうしましょう?』と想像し、そのまま頭の中で物語を展開させ、本を書き終わったのだと思います。 ヒロインのパニックが少しも伝わってこない上に、犯人が判明するプロセスも緩いです。ヒロインはかなり魅力的な女性のはずなのに、その恋人は存在感がなく、ぼんやりしていて、サブのキャラクターたちにもなんの面白みも深みもがありません。 ラストには新しいパートナーも現れてハッピーエンドなんですが、これがもしロマンスものであっても、いわゆるロマンティックサスペンスの世界のなかでももっと充実した作品は多々あります。 おなじ誘拐ものでしたら、ボケミスの『特捜部Q 檻の中の女』の上質感、鳥肌のたつ怖さを見習ってほしいです。 エマ・ドナヒューの『部屋』も極上です。こちらは生まれた子供が大きくなって、かしこくて可愛いです。 | ||||
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