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(短編集)
検事の本懐
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検事の本懐の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全80件 41~60 3/4ページ
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広島県出身 北海道大学 現在米崎地検の検事 佐方貞人。 南場署長と佐野刑事部長の熾烈なライバル意識。 佐野が、権力を笠にして、南場を叱責する。 放火事件が 連続的に起こっているのだが。 それを解決できない南場。 そして、犯人を別件逮捕して、自供させるが 1件だけ認めなかった。 その1件を、佐方貞人が 解き明かす。 事件は 一つ一つ きちんと吟味する必要がある。 そして、佐方貞人検事は、南場に手柄を渡す。 実直で真面目だった男が、パチンコにのめり込み そして、サラ金からお金を借りて、自滅する。 妻子は、離婚して、あったこともない状態に。 窃盗して、刑務所に入ることで生きている小野。 就職した息子から、手紙が来る。 憎んでいた父親のことをるると書き、 最後にお父さんという。 小野は、刑務所を出たのだが、その日のうちに 腕時計を盗んでしまう。佐方貞人は、なぜを追求する。 佐方貞人の広島の同級生が、刑事に強請られていた。 同級生によって、救われたことがあり、恩返しをする。 刑事が強請るって、最低な話だ。 検事であればあるほど、人間として接することが 必要だというストーリー。 罪や法によってしか、見ていない検事が多すぎるのだ。 形式が大切な人が多い。 佐方貞人の父親の「本懐」 ふーむ。それが 恩返しと思えないなぁ。 もう少し、違った方法もあるはずだが。 それが 父親から 息子に受け継がれる。 ボサボサの頭とヨレヨレの服の佐方貞人。 検事のこだわりと習性を知る上で、面白い。 | ||||
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いつもレビューを参考にするばかりの私ですが、今回初めて自分が書きたいと思ったのが最後のお話「本懐を知る」でした。 大人になっても変わらない朴訥とした彼が、まだ15歳という年齢で、この先も世に明かされることのない罪を背負った父親との約束を果たす姿に涙が止まりませんでした。 柚月裕子さんの本はどれも読みやすく大好きですが、この佐方シリーズが1番好きです☆ 順番はどうでもいい!「最後の証人」「検事の死命」「検事の本懐」、この佐方シリーズを是非読んで欲しい! | ||||
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読んだ後、スッキリしました。 うじゃうじゃ理屈ぽっくなくて、 事案が発生する原因経緯が明確で、その結果がコレだと明確化されてます。 | ||||
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「最後の証人」から「検事の死命」までいっき読みでした。また佐方検事に会いたいです。 | ||||
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主人公の検事の過去が感動的に描かれ、ますますこのシリーズが好きになった。 | ||||
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この作家さんのものは初めて読みましたが面白かった。 いくつかのエピソードに分かれていて、その中で、生い立ちや背景が描かれている。 藤沢周平さんが描く武士のような、筋の通った人間性に魅力を感じている。 2冊目、3冊目と読んでいこうと思う。 | ||||
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最後の証人を読んで、佐方貞人シリーズを読みたくなりました。 佐方氏の若い頃の話で、彼の人間性がどのように出来上がったのか教えてくれるものでした。 面白かった。 | ||||
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大好きなシリーズです。何回読んでも面白いです | ||||
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この作家の本は初めてですがなかなか面白く、楽しく読むことが出来ました。 | ||||
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柚月裕子は磐上の向日葵に次いで2作目だけど、才能の片鱗が伺える。近年、稀に見るlyricism溢れる非常に素晴らしい作家だ。地方在住というスタンスも共感できる。 本作品は皆さん言うように最後の「本懐を知る」がぴか一。頑張ってください! 大藪春彦賞受賞作品ですが、選考委員の大沢在昌、藤田宜長、馳星秋、みんな大好きな作家。この賞の選考委員もぴか一だ。 きっと、磐上以上の傑作が書ける腕持っているはずです。お薦めの連作集。 噂の狐狼の血は、今度読みます! | ||||
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文章も巧みで主役に加えて脇役の人物像も丁寧に描かれています。ストリー展開も絶妙です。すぐに「検事の死命」を購入しました。 | ||||
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大変読み応えの有る作品で、寝る時間も惜しんて読みおえました。 | ||||
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やってしまった。本屋の新刊コーナーに平積みになっていたので、迷わず購入。大好きだったシリーズの新刊だと勘違い。ただの新装版でした。でも、改めて読んで、やっぱり面白かったので、星一つマイナスで。 | ||||
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佐方検事が真実を求めて捜査していく作品。 後続の「検事の使命」を先に読んでしまったのですが、本作の「検事の本懐を知る」はその中の「業をおろす」の伏線であったことが判明。 こちらの作品も急ぎ読み終えました。 無口でただ真実を追い求める佐方の過去を知り、胸に迫るものがありました。 本当の検察の姿は分かりませんが、物語として一人の検事の強い信念に感動しました。 | ||||
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今更ながらですが、良い作品ですよ。 短編集ですが、内容が実に爽快です。後読感がとても良い。 自ら汚名を被り獄中で死を迎える、検事の本懐とは一体何なのか? 恩や儀を貫き通す為にそこまで自己犠牲に徹することができるのか? 私には無理ですが・・・・(-_-) はてさて作中の登場人物達のような見事な人達が現実社会でどれだけ 活躍しているのでしょうかねえ? マスコミはくだらない不倫や汚職、内輪揉めなんて追っかけてないで 日の当たらない立場で活躍する英雄をもっと報道してもらいたいもんです。 余談ですが、日航機墜落事故を執拗に追い続けた上毛新聞の記者達や 開高健が目指すべき記者達だとつくづく考えさせられました。 | ||||
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連作、みんな良いけれど、特に、最後の「本懐を知る」が良いです。柚月さんの小説って、芯が通った主人公が良いです。すいません、良いの連発で。 | ||||
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著者の作品3冊目、短編5編、それぞれ面白いが、本懐を知るが特に良い。 | ||||
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このシリーズで最高のストーリーですね。さすが、柚月さんの作品です。 | ||||
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短編だけどすっごく面白く、あっという間に読んでしまいました! | ||||
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見た目は冴えないが,優秀な若手検事,佐方を中心とした短編集. 検事の立場から犯罪の真相を鋭く洞察し,深層を暴く佐方を 周辺の人物の視点から描いた作品. 佐方本人の心理や思考過程はほとんど語られていないが, 信念に基づいて行動し,それを裏付けるだけの実力をもった人物像が描かれている. そしてそれを支えるバックボーンとなる出来事も見え隠れする. 「最後の証人」で描かれた佐方とはやや印象が異なり,若干の違和感はあるが, むしろ本作のような少しミステリアスなキャラクターの方が主人公として魅力的である. | ||||
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