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オジいサン
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オジいサンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.78pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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72歳の老人・徳一は、つい最近「オジいサン」と呼ばれたことを思い出す。 翳んでゆく記憶を頼りに、その言葉の真意を捜しに往く。 老人ののんびりとした日常を淡々と描く意欲作。どういう意図で、それを362頁も書いたのだろう。 50頁を過ぎたところから読むのが苦痛になり、140頁読んだところで挫折した。 起承転結の「起」の部分が無い。だらだらとあらすじを読まされている気がしてならない。 ここのレビューを見ていると高評価をつける人もいるので、かなり嗜好が分かれる作品なのだろう。 amazonのレビュアーは50〜60歳が一番多いと聞いて疑問に思っていたが、本当にそうなのかもしれない。 | ||||
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京極夏彦の本を初めて読みましたが、とても面白かったです。独身で身寄りのない独居老人の生活が淡々と書かれているのですが、全く悲壮感はありません。ただ、何が面白いかと聞かれると、明確に答えることは出来ず、これは好みの問題なのだという気がします。 | ||||
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京極堂シリーズの大ファンで全作最低3回は読んでますが…で、他のも結構読んでますが…。。 この作品の前は「厭な小説」を読みました。 が、「厭な小説」より厭な感じのもやもやした感じが…。 厭な小説は嫌ですが、ストーリー展開はあまり嫌ではありませんでした。 難しい漢字を…とのレビュウの方もいらっしゃいますが、そこは京極さん独特の物だと思うので全然気にならないというか、漢字1つに意味を深く持たせるのは他の京極作品を読んでいればごく自然なことだと思います。京極堂シリーズですとそこが良かったりするんですけどねぇ。 ただこの作品は、何もないだだっ広い平坦な荒野でまっすぐな道1本、終点見えず。。みたいな、大げさですが、底知れない恐怖にもにた雰囲気が感じられて。。こちらの方がまさしく「厭」なのではと思ってしまいました。 | ||||
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最近購入した本の中で、久々に失敗したと思う内容だ。金を出してこの本を読む価値はどこにあるのかな?と最後の最後まで我慢して読み終えた時の感想である。また京極夏彦なる男の著作はいままで一冊も読んだことはないが、この一冊で作家としての文才がないことは明白にわかる。さらに不自然に難解な漢字を多用する、しかも広辞苑かなにかで調べてきました的な見え見えさが実に鼻につく。作家としての底の浅さ、含蓄のなさ、センスのなさ、サービス精神の欠如、あえて評価するとしたら題名と表装ぐらいか。 | ||||
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独居老人の一週間を描いた作品 京極氏の描くキャラクターには、思考がループする人が多い気がする 本著の主人公もその一人だ 平凡な日常が、ふり幅は少ないながらも喜怒哀楽と共に描かれる 不思議な味わいがあり、なかなか良かった ハッピーエンド(?)なラストも好きだ 京極氏の作品のなかでも、特に何も起こらない日常を描いた本作は珍しいのでは!? | ||||
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生真面目で理屈屋の益子徳一さん(72歳独身)が主人公。取るに足りない思考を繰り返す日々、ほとんど変わり映えしない慎ましい毎日、波瀾万丈とは程遠い平坦な日常。それにも関わらず4日・5日目くらいになると、自然と涙が流れるではありませんか。自分でもどの一節で、どんな内容に涙腺が刺激されたのか、まったく分かりませんが、6日目ではこめかみが痛くなる程涙腺を刺激され、最後の7日目ともなると嗚咽をあげて号泣。と、ここまで書いたところで、ふと他の方はどうなんだろうと思い、ブログ検索をし感想を読んだところ、びっくりするくらい誰も泣いていませんでした!皆様とても冷静でいらっしゃいました!という訳で星5つは「おすすめ度」ではなく「個人的嗜好度」です。京極作品を読んだことが無いという方には、百鬼夜行シリーズや巷説百物語から読むことをオススメします。 | ||||
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何とも形容しがたい小説。独居老人の、本当に平凡な日常をおなじみの京極節で描いたもの。強いていえば、京極堂シリーズから関口のパートだけをもってきたような感じか。煮え切らず、思考が堂々巡りするさまがよく似ている。読んでいると、自分の老親を思い出したり、自分も年を取ったらこんな感じになるのかなぁと思ったり。山も谷もない小説だし、何かテーマがあるとも思えないのだけれど、不思議と共感できる。でも、すごくおもしろいかといわれれば、いやつまらなくはないけどと答えるしかないような。そんなよくわからない感じの「老人小説」です。 | ||||
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