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(短編集)
お文の影(ばんば憑き)
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お文の影(ばんば憑き)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全89件 61~80 4/5ページ
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皆さん書かれていますが、改題って酷くないですか? 全く知らずに買ってしまいましたが、詐欺みたいだと思いました。 宮部みゆきさんの作品は大好きなので、届くのが楽しみだっただけに大変残念です。 | ||||
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新作かな?と、よく見ずに買ってしまったのですが、ただの「ばんば憑き」文庫版でした。収録内容もすべて同じで表題作をすげ変えただけ。こういう私のような"うっかり買い"を狙っているのだろうか……と悲しい気持ちになりました。内容ではなく出版社の売り方に抗議の意味で星1つです。 | ||||
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表題を変えただけの本。 インチキです。 出版社の本心が聞きたい! モラルの問題です。 購入するときには絶対に注意するべし。 | ||||
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熱心な宮部のファンなら容易に気付くだろうが、これは単行本「ばんば憑き」の文庫本版であり、内容はおそらく等しいものだろう。 「ばんば憑き」は短編6作品(坊主の壺 / お文の影 / 博打眼 / 討債鬼 / ばんば憑き / 野槌の墓)から成る。 今回、文庫化された「お文の影」も(坊主の壼/お文の影/博打眼/討債鬼/ばんば憑き/野槌の墓)という内容である。 本の題名を変えて文庫本化するという、いささかあくどいやり方に憤りをおぼえる。 ネット上では、すでにこのことに対する消費者からのマイナス評価があふれており、私は騙されずに済んだ。 | ||||
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宮部みゆきさんが、好きなので買いましたでも題名変えて売るときはきちんと説明をしてほしいです。 刑事の子も題名違いでした | ||||
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他の方も書かれていますが、単行本「ばんば憑き」とまるっと同じ内容でした。 新刊が出るんだと思って楽しみに予約したのに、がっかりです。 こういうやり方ってアリでしょうか。返品したいくらいです。 | ||||
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本屋さんから持ち帰ったようなきれいなまんまの一冊でした。 早速カバーをかけて読んでおります。 みやべワールドにはまってしまっています。 天衣無縫の脳力からほとばしってくる言葉の紡ぎものですね。 | ||||
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今更ながら読みました。宮部みゆきはやはり時代物が上手い! 人情を交えながらの怪異端集です。 政五郎シリーズのような、現代物に通じるドライな語り口もあれば、あんじゅうのようなファンタジック調な物まで多種多彩。ファンタジックな物は優しい終わり方ですが,かまいたちに収録されているようなある意味救いの無い、現実味を帯びた終わり方もあります。 ばくちがん、ぜひ夜中の1時頃に読んでみて。 家の外で物音がしたら…絶対ドアを開けてはいけませんよ。 | ||||
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妖怪・物の怪などに疎い私でしたがこれは大変読みやすく、 怖いというより、優しさにあふれた、ほのぼのとした短編集です。 | ||||
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とても状態の良い本です。きれいになっていて、新品とほぼ同じくらいです。内容も宮部みゆきの時代小説というので、今一番のマイブームです。 | ||||
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面白くないとかつまらないとか言うわけじゃありません、何か新しい試みか、あるいは原点回帰なのかなという感想です。近年の時代物は、どれだけ陰惨な事件でも主人公や登場人物たちが読者の気持ちを代弁してくれたり、やりきれなくなったときは気持ちが和むエピソードが取り混ぜてあったりして、感情をどちらにも振られる構成でしたが、今作ばんば憑きは、陰惨なことは陰惨なまま。ハッピーエンドのはずでも、心暖まる的な印象は少ないです。 シリーズものではくどいくらい、読者に対してお節介だな宮部さんと思うくらい人情を書き広げて来た宮部みゆき氏にしてはあっさりした作品群で、中には読み応えがないと思われる方もいるかも。 ただ単に『(気の良い)おばさん』たちが登場しないだけでこんなにも変わるものかと少し驚きました。 | ||||
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特に「ばんば憑き」が良い。人間の業、 人間の性、人としての生き方、在り方、 自己に置き換え考えてみました。 | ||||
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宮部さんの作品、特に時代物が好きなのです。 出てくる人物が、江戸の昔なのに生き生きとして、そこに自分がいるかと思うような錯覚を持つことすらあるほどです。 ちょっと怖い、恐ろしい話。しかしそれはみな説明できないもの、心のありようだったりするところも好きです。 ただ、近年の作は、不思議な力を持つ主人公の活躍が多くなり、あまり感情移入がしづらいな…と思っていたことも事実です。 そこへ、この作品。ほとんどがふつうの人たちです。(猫又が出てくるものもありますが) 自分の過去に、少なからず忸怩たるものを持ちながら、穏やかに生活を営む人々。 だが、ふとしたところに破たんが見え…というパターンながら、明るい気持ちになるようなお話。 日々の暮らしも、捨てたもんじゃないぞ、と思えるような、そんなよさが宮部時代物の魅力なのです(私にとっては)。 なのでこの本、待ってました! です。 星が1個マイナスなのは、茂七親分のエピソードをもう少し読みたいなあ、ということでのマイナスですが、全体を損ねるものではありません。 | ||||
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■大衆小説の職人、宮部みゆきも東野圭吾同様ハズレがない作家だ。雑誌『怪』などに発表された短編全6作を収録した怪奇時代小説集。表題作は、知人の縁談成就への嫉妬からその女性を刺し殺した犯人の女が、恐ろしい処置を施される話。その他、木槌がモノノケとなって人を襲う「野槌の墓」、折檻を受け孤独に世を去った少女の影が、子供達の影踏み遊びに惹かれて現われる「お文の影」がとりわけ哀切。 | ||||
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私がこれを書いている時点で、全て、4点以上。 ごめんなさい。正直、驚きました。 作品集のタイトルにもなった”ばんば憑き”は少し面白かったと思います。 「そんな事を思いながら人生を思うのも悪くないかも」と思いました。 しかし、それ以外は、読んでいてわくわくしませんでした。 展開も、予想可能な範囲だったように思います。 そして、何より”暗い””陰湿”と思ってしまったのが、楽しめなかった理由だと思います。 宮部みゆきさんのファンだと思っていますが、時代ものは、私には合わないんだと思います。 | ||||
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宮部さんの江戸者にハズレはないですが、この短編集は「恐ろしく、そして暖かい」。 人の心が織りなす闇を描いているものがほとんどですが、同時に、人がそれを 乗り越えていく「癒し」も紡ぎだされます。 おでこと政五郎のコンビや、青野利一郎のおなじみのキャストが出てくるところ も、宮部ファンには嬉しいところですが、私は最終話の「野槌の墓」に心を打たれました。 若くして世を去った恋妻と、残された父と一人娘。 付喪神から、悪しきものへと姿を変えてしまった野槌。 今も亡き妻を恋い慕いながら、娘を守りつつ、悪化身となってしまった野槌を 斬りにゆき、普段は人と関わりを持たない数多の化け物たちから感謝され、 お盆の一瞬だけ、目に見えることのない、妻の姿を垣間見るラスト。 人の心、欲が織りなす悪事を残酷なまでに描きだしながらも、温かさが心に 残る読後感なのは、人物描写にすぐれた宮部さんならでは。 夏の夜、本作を一気に読みとおしてしまいました。 張り子の犬が人々を救う「博打眼」も、読み終わった後、じんわりと涙が にじんでいることに気づく、怖くも温かな作品です。 | ||||
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宮部みゆきの歴史得意の短編歴史小説。表題作「ばんば憑き」を含めた全6作。 一番面白かったのが、「あんじゅう」。漢字で書くと「暗獣」、恐くないけど、 ほのぼのとした話です。また、表題作「ばんば憑き」は(人間の欲望が)ちょ っと怖い。その他、心温まるいい話が満載の短編集、丁度良い読み切りサイズ でどの作品からでも楽しめます。 “江戸”と“妖怪”を絡めてはいるけど、実はすべて人情話。宮部みゆきワー ルドを堪能できました。 | ||||
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自分にとってハードカバーは値段が高く、 通常は購入を諦めるのですが 帯を読んで面白そうだったので、 思い切って購入しました! 江戸時代?の摩訶不思議な 話ばかりでとっても興味深く、また新鮮でした! 「ねえねえ、知ってる?」って 人に話してあげたくなるようなお話ばかりです。 オススメです! | ||||
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宮部さんの初期作品「あやし」にでてきた政五郎さんの過去。 おでこちゃんが弓ノ助と奔走していない日常生活をチラっと見せたり・・・。 はたまた「おそろし」の三島屋おちかの周りにでてきた人の過去のいきさつ。 視点を変えても生き生きとしてかたられる登場人物の心。 まるで実際にいきているかのような人物描写。 宮部さん、やってくれますねぇと一気に読んでしまえます。 二度、三度と読み返すたびにいろいろな景色が見えます あるいは、ものがたりのミルフィーユと言えます。 オススメです。 | ||||
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宮部せんせいの本でも特にお江戸ものが大好きで全作拝見させて頂いております。 今回は特に短篇集で短いお話にもかかわらず、一つ一つの作品が心に残る作品でした。本当に奥が深く、宮部せんせいならではの作品ばかりでした。 また次回作が楽しみです。 | ||||
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